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2008年11月14日●第 106 話
昨日の夕方、マニマンはいつもより少し早くムーギョ・モンガに買い物に出かけました。畑の横を歩いていると、自転車に乗った若い母親が猛スピードで追い越し、すれ違いざまに後ろに乗った女の子が「わっ! スゲエ!」と左手を見て叫びました。マニマンはつられて同じ方向を見ると、畑の向こうの地平近くにまん丸のムーン・ゴッタが巨大な金メダルのように浮かんでいて、すぐにマニマンも『わわっ! モノスッゲエ!』と内心驚愕感謝しました。デジカメを持って来なかったことを残念に思いましたが、アングリと口を開けたままの放心状態にさせるモノスッゲエ・ムーン・ゴッタを心に刻むために、しばらく立ち止まって見つめました。そしてさきほど見たことを思い出しました。同じ散歩道にある大きなザクロの木は、葉を黄色に変化させ、パカッと割れた実を覗かせていますが、去年からザクロクロドクロは大きな顎を外してぶら下がったままです。『ピエロのようにムーン・ゴッタの美しさに憑かれたのかな。アングリーな犬のように若い女性の尻ゴッタをカパッと噛みたく思っているのかな。』
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