|
2008年11月01日●第 93 話
●マニマンの外心反射っ記 1 去年の今頃、マニマンは『内心感謝っ記』を書こうと思い始めました。その応答編として『外心反射っ記』を書くことにします。これも散歩中の成果のひとつです。ところで、マニマンは窓から外を見るのが好きです。向こうに別の世界があるような気がして期待感が湧くからです。それはひょっとすればマニマンがマミー・ママンのお腹の中から出て来る時に抱いた感情かもしれません。マニマンはたまにニンゲンひとりが通れる狭いトンネルの中を這う夢を見て、恐ろしさで目覚めます。トンネルの向こうが真っ暗で、それ以上進むことも後戻りも出来ない夢です。マニマンは閉所恐怖症なのでしょう。それで、向こうが明るく見えていると安心して落ち着きまが、それはたとえば地下鉄の通路から地上に上がる時にいつも経験出来ます。そういうマニマンの気分を写し出すかのように、地下鉄の壁のあちこちに鏡があって、後方を見ることが出来る場合がよくあります。後方を確認して、安心して前に進めという親切なのでしょう。ひっそりとした地下鉄の通路は、夢の中に出て来る空間に似ています。
|