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2008年10月10日●第 71 話
以前のマニマンはよく写生をしました。真剣な眼差しで不動の姿勢でします。『おにおにっ記』を書き始めるようになってデジカメをよく使うので、写生する機会がめっきり少なくなりました。でも写生は写真とは違って個性がはるかによく出て、なかなかいいものです。※ ●バイサオーちなみっ記 6 マニマンは階段ダンスで駆け上がりダンスを舞って祠の前に行き、そこでしばしコマニを待った後、さらに上に続く階段を目指しました。それでもそんなに長くはなく、すぐに行き止まりで、滝が最も近くに見える場所に来ました。ふと横手を見ると、黒くて大きな岩をくり抜いて作った横穴に、さきほどの祠と同じ程度の大きさをした不動明王の石像が、前方をにらみつけながら鎮座していました。とても古風なので、きっとバイサオーも見たことでしょう。マニマンはデジカメで不動明王の写真を撮りましたが、次にきっちりと描かないと叱られそうな気がしながら、不動の姿勢で写生もしました。きっと何か描くものがあると予想して、写生道具を持参したのです。それが役立ちました。手持ち無沙汰のコマニはすぐに階段をさっさと駆け降りて行きました。
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