 ●当分の間、去年の空白日に投稿します。最新の投稿は右欄メニュー最上部「最新投稿を表示する」かここをクリックしてください。
|
|
2008年10月03日●第 64 話
今日マニマンはTVで、走るトロッコ列車の間近に滝が流れている光景を見ました。トロッコ列車は窓がないので、滝のしぶきが車内に入って来そうですが、ま、夏ならそれも風情があっていいです。あるいはいっそのこと全身を滝の中に置くのも。※ ●バイサオーちなみっ記 3 「大瀧大明神」は、山の湧き水が滝となって流れる状態が昔々からあったことを示しています。つまり、山全体が、清らかな水を麓に流してくれる神さまなのです。鳥居の奥はすぐに山壁が迫り、一筋の滝が流れていました。水量は多くありません。滝と言うにはさびしい小さなものですが、高さは30メートルはあります。雨量の多い季節はもっとゆうゆうゆう壮なのでしょう。でも、辺り全体はバイサオーが訪れた昔と少しも変わっていないはずです。そして、バイサオーがこの滝を見上げたことを思うと、マニマンは自分の目の前にバイサオーがいるような気分になり、わざわざ遠くまでやって来てよかったと内心感謝しました。でも、コマニは興味がさっぱりなく、バイサオーのことを知りません。マニマンは内心『ま、いいさ、おー』と呟きました。「売茶翁」は「マイサオー」とも呼ぶのです。
|
|
|
|