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2008年09月30日●第 61 話
マニマンは早速拾って来たイヌマキでジャムを作ることにしました。でも、数十個ほどではとても足りません。そこで、何年も前から梅酒のしわくちゃの梅婆の実が、冷蔵庫に眠っていることを思い出しました。マニマンは梅でジャムが出来るはずだと、また早速ネットで調べると正解! それでイヌマキと梅婆をジャミングさせることにしました。きっと濃い灰色のような、ジャムにはふさわしくない色になるはずが、それも気味悪くて面白いでしょう。次に砂糖を探すと、残念ながらジャム作りには足りず、それで最近買って残っていた黒砂糖の塊を擦り下ろして使いました。そのため、鍋の中は焦茶色になり、煮詰めるほどに乾燥プルーンと同じ黒さになりました。予想外にもイヌマキの実はいくら煮ても硬く、ひとつずつ鍋の中でスプーンで押し割りましたが、塊のままで溶けず、ジャムになったのはほとんど梅だけでした。梅の種を除くと、ジャムは少ししか出来ませんでした。梅婆の種の周囲にはたくさんの実がついているので、それを頬張ると、とてもおいしい! ママーニと一緒にすぐに30個ほどを全部きれいに舐めしゃぶりました。
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