 ●当分の間、去年の空白日に投稿します。最新の投稿は右欄メニュー最上部「最新投稿を表示する」かここをクリックしてください。
|
|
2008年09月20日●第 51 話
暑さ寒さも彼岸まで。でも、昼間はまだ暑いこの頃は、少し歩けば汗が背中を流れます。そのため、マニマンはムーギョ・モンガに買い物に行くのはほとんど夕方5時以降です。そのためアゲイン、帰りはすっかり暗くなってしまいます。このままどんどん秋が深まり、冬になってまた春が来ますが、それを想像すると、もう充分生きたかなという気にもなります。そんなことを考えながらマニマンは今日、郵便局の帰り道で不思議な花を見かけました。近くに寄って眺めると、藤の花です。萩と同じくマメ科で、春に咲くものが豆々しく秋にも咲いているのです。桜でもこういう狂い咲きはあって、よくTVニュースで紹介されます。こんな陽気では人間も同じかもしれません。それで、マニマンは自分がたまに狂うのか、あるいはいつも狂っているのか自問してみますが、自分ではわかりません。でも、他人には狂気に見えても、その他人が狂っている場合もありますから、何が狂っているかは誰も確証が持てないのです。でもアゲイン、藤が秋に咲けばあの豆莢型の種子は出来ないかもしれず、それでは自然とは言えず、狂っているのかも。
|
|
|
|