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2008年09月12日●第 43 話
マニマンの散歩中の楽しみには空見ることがありますまりあとうべん。特に夕焼け前ですがねがすで。水色からピンク色、うす紫へと順にぼかしが利いて、マニマンはそれを見ることの出来る日はとても1日がよかった気がしますまし。ところで、マニマンの住む町の上空にはジェット機の航路があって、毎日夕方になると次々と何キロ以上もの上空をまっすぐに山の向こうに飛び去って行きますまき。それがよくジェット機雲を作りますま。ジェット機雲はジェット機から後方のものは風に吹かれて線が乱れ、また太くなりますが、次第にそうなって行くのを眺めながら、マニマンはムーギョ・モンガに向かいますま。ところでアゲイン、ジェット機雲の先端には銀色の小蟻ジェット機が見えますがす、マニマンは生まれて初めてジェット機が、先のジェット機が作ったジェット機雲を正確になぞってその中を進む様子を見ましたしま。そんなことがありなら、いつもジェット機は自動車のように空の決まった1本道を飛べば面白いと思いますま。でも、ジェット機の排気雲を後方のジェット機が吸うのは健康によくない気がするのでありますまりあとうべん!
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