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2008年03月14日●第 147 話
大雨です。春ですから雨がたくさん降るのです。これでいいのです。小川に水がたっぷりと流れる必要がありますから。マニマンはそう納得しながらも、やはり大雨の日に出かけるのはいやです。でも今日は遠くに用事がありました。バス停まで30分歩くと、ずぶ濡れになりました。でもたまにはいいのです。春ですから雨はたくさん降るのです。これでいいのです。小川に水がたっぷりと流れる必要がありますから。バスは満員で、みんな傘を持っています。バスの床はずぶ濡れです。空席が出来てようやく座席に着いたマニマンは、窓ガラスが曇って外がほとんど見えないことに気づきました。バスは中も外もずぶ濡れになりながら、ブスッとした表情で走り続けます。マニマンはうとうとして少し眠りました。2回乗り換えた後10分ほど歩いて図書館に到着し、雨の音を遠くに聞きながら3時間ほど調べものをした後、さっきと逆の順序で家路に着きました。雨は降りやまず、マニマンはまたずぶ濡れになりました。 ♪オニ、オニ、降れ、降れ、マニマンがー ♪コウモリでお使い、マミー・ブルー ♪ジトジトビチャビチャ、ズックズグー
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