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2007年10月23日●第 4 話
これもマニマンの裏庭にまつわる大事件です。裏庭でも季節は巡り、それなりにドラマが繰り広げられるのです。『おにおにっ記2』を始めたのは、カラスウリを裏庭で育てるためでした。でも大きな合歓木に光をさえぎられて、細い蔓を数本伸ばしただけでほとんど育ちませんでした。ところが、数日前マニマンは狂喜しました。合歓木のてっぺんにまでカラスウリは蔓を絡め、葉をたくさん生やして白い小さな花をひとつ咲かせていたのです。夜に咲く花なので、朝はほとんど萎んでいましたが、翌朝にもまたひとつ咲き、その翌日にまたひとつ、そして今日は4つ目が咲いています。間近で写真を撮りたいのですが、キイロスズメガでないので、合歓木のてっぺんに接近出来ません。カラスウリの花粉はキイロスズメガが媒介します。マニマンが埋めた象型のオニグロヤ魔イモの葉に這い回った芋虫は、実はカラスウリの葉がまずたくさんあることを見て、その次に芋の葉を発見したのでしょう。遅まきながら、『おにおにっ記2』の結末がどうにか得られました。実が出来れば、来月の天神さんの縁日で業者から買わずに済むのですが。
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