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●冒頭の青い一文字
い日記をそのまま掲載するだけではブログの意味も乏しいので、何かコメントをと思っているが、ひとつ難しいのは、去年5月22日から始めている、冒頭の青色太字の一文字だ。



これを今までに書いたことのないものにするのが、実は少々頭を使う。同じ字を使ってもいいようなものだが、決めたことは続けたいし、その一字によって索引が作れるかなとの思いもある。当初は1年経てば別の色にするつもりであったのが、つい忘れてしまった。ついでなので、ここで今日までに使った青い一文字を列挙しておく。呪文みたいだが、意味はない。
2去先1久昨朝さ祇こ妹前も今奈日何午全サ大ワ花ニフレ名0庭信珍対最しブ韓会半噂ビ不6チ副よI下開ま録泉学東ハスア夏郵飛5牡プ雨新神本い明初マ松週とめ心モ模秋つ兵記7深長ポどeネト4こ徒知予慌届約た小年亀春使若正京ふ賀勝暖横以畑白展鍋節鼻ド甥計お能ザイ資ジ気て植突ミヴユ現も晩女B急ひ作Aだ真忙昼左吠期ギ次聴そ連海一低コ入休鯉ロ施ク歴戦暴読グイ順影伊リ電ゲ内質調息毎忘D著鹿話同ケ見段み書パ雑付底目シ反すZニ心音亡鮮ど間カ随V誤古

●2002年4月8日(月)正午 その1
●冒頭の青い一文字_d0053294_11124516.jpg本日はお釈迦さんの誕生日で花祭り。誕生仏の像は右手を上に挙げて天を指し、左手は地面を指す微笑ましい形をしており、3、4年前に奈良国立博物館の地下の売店でその姿を刻んだハンコを見つけて買ったことがある。誕生してまだ数日の頃の息子がその誕生仏と同じ格好をしていたことがあった。それに気づいた時は、誕生仏は空想の形ではなく、実際の赤ん坊を観察したものに違いないと実感したものだ。今日は出かけるつもりはないが、寺町三条上がる東側の矢田寺ではきっと例年どおりに甘茶がみんなにふるまわれ、誕生仏もたくさんの花に囲まれて映えていることだろう。さきほど手紙を数通書き、筆の調子が乗って来たようで、そしてまた今日が8日であることを思い出して、日記をワープロでつけ始めてみる気になった。今年の1月8日に『大論2』の訂正と日記形式の『大論2の本当の物語』の補足としても機能するように短い文章を書いた。それは目下のところ工作舎のホームページ上で誰でも見ることができる。ダウンロード・ブック『本当の物語』(本日以降の日記にこの言葉が登場する場合、それは去年9月8日から11月8日までの日記のことを指す)はどれほどの人が読んだのだろう、まだ工作舎からは知らされていない。そもそも『大論2』が爆発的に売れる本でもないので、さらに微々たる数に違いない。紙に打ち出してもらった『本当の物語』を自分で仮製本するとまるで『大論2』と大差ない重量になったが、最初に打ち出してもらったベタ打ちの印字原稿に訂正の赤筆を入れた、つまり初校正が全部正しく打ち直されたかどうかは、読み返していないので確認はしていない。それはずぼらでもあるが、その赤筆を入れた初稿が筆者の手元に返されなかったので、確認のしようがないというしょうがなさが一方ではあった。それで今頃になってと言うべきか、あるいはよくぞまあと言うべきか、妻はここ1、2週間でその製本したずっしりと重い『本当の物語』を通勤時の電車で読み、昨日ようやく読了、誤字などの間違いをあちこち発見してくれた。それを列挙して石原さんに伝えようと思うが、ダウンロードする人が急増することはないので、そう急ぐこともないという気分もある。そんなこんな出来事も作用して日記をつけ始める気になった。それに『大論2』のシンメトリカルな章構造を考えれば、同著出版後の日記は書かれるべきだ。『本当の物語』は去年の9月8日から始めたから、今日はちょうど7ヵ月ぶりだ。1ヵ月続けるつもりだが、そうすれば最初の日から8ヵ月目で終わる。別段「8」にこだわるつもりもないが、漢字では末広がりで縁起がいいし、アラビア数字ではポール・マッカートニーも「フィギュア・オブ・エイト」で歌っていたように、まるでフィギュア・スケートで両腕を挙げたダンサーがくるくる回転すると8の字に見える形になり、それは仕事の合間にこんな日記をつけるてんてこまいの筆者にふさわしい。形を似せて共通項を持たせるやり方は好みだし、筆者がザッパについて書く文章の頭は必ず片仮名の「フ」を持つ言葉にしているのと同じだ。
 さて、書くことは大量にあるが、一方でまた新たにさまざまな思いが湧き出して来て、何から書こうか迷う。ポール・マッカートニーの先の曲が収録されたアルバムは89年の『フラワー・イン・ザ・ダート』で、さほど聴かなかったが、もう発売から13年経っているのでぎょっとしてしまう。つい先日ポールの最新アルバム『ドライヴィング・レイン』の未開封の新品を500円で買った。京都では大手のレコード店が彼岸時に恒例として開催する中古CDフェアで見つけたのだが、そのフェアについては『本当の物語』に書いた。今回はそのつもりもなかったのだが、開店の20分前に到着し、入口の前に一番乗りとして立った。しかし、その店の脇には別の2ヵ所の出入り口があり、以前もそうだったが、店員は何を考えているのか、開店時刻が来ると脇の出入り口を開けた直後に筆者の立つメインの入口を開ける始末だった。そのためほんのわずかながら、脇の入口に大量に並んでいる後から来た人々が先に店内にどっと雪崩込み、エレベーターに殺到するので、せっかくの一番乗りの筆者はまるで荒馬に踏みにじられた花が土埃の中にしおれてしまったような感じの気分に突き落とされる。かつて『フラワー・イン…』はそのような気分と状況の下で同店の中古フェアで買ったのだったかもしれない。それはいいとして、以前にもそんな目に遇っていたので店員に注意してやろうかと思ったが、馬鹿らしいので止めた。通りに面した表側のメイン入口を一番最初に開けるのが常識のはずだが、そう考える筆者がおかしいのだろうか。店にすれば同時に開けていると言いたいのだろうが、エレベーターがメイン入口からは最も遠いところにあることを考慮して、やはりメイン入口を最初に開けるべきだろう。殺到した人々はみな大量のCDを買うが、特にジャズ・コーナーなどは1、2分後には目ぼしいものはほとんど残っていない。とはいえ筆者はほとんど誰も買わないものの中から残り福的なものを選ぶので、一番乗りしてもさほど意味はない。たいていは数千円程度分しか買わないが、レジで先に立った客はテーブル上に自分の頭上を越える高さにクラシックCDを積んでいた。2、30万円分にはなるか。ある老人が帰りのエレベーター内で話しかけて来た。「あんなに買ってもねえ、どうせ聴かないのに。私なんか数枚ですけれど、そんなにほしいものはなかった」。同感。とはいえたくさんほしい人の気もわかる。しかし一度に1メートル以上もCDを積み上げて買える身分は、うらやましいというより見ていて「オマエアホカ?」という気分だ。そんなに積んでは崩れた時にプラ・ケースが割れるし、どうせなら同時多発テロで崩壊したツイン・タワー型にして高さを抑えるか、あるいは8の字型に積んで凝った芸を見せてほしい。

by uuuzen | 2007-06-24 11:14 | 〇嵐山だより+ザッパ新譜
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