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●ビートルズのジグソー・パズル
分長らく大西さんの資料でこのカテゴリーに書いて来たが、資料もちょうど底が尽き、後2日で終わりだ。



●ビートルズのジグソー・パズル_d0053294_75229.jpgザッパ以外の資料ももらったが、これはまた別の機会に触れようと思う。筆者がビートルズ・ファンであることを知ってか、大西さんは『A Hard Day’s Night』の缶入りのジグソー・パズルをお土産を持参してくれた。忙しいので蓋を開けただけでまだつなぎ合わせていない。完成すれば、LPジャケット・サイズの星条旗の前に座る4人のカラー写真が現われる。ピース数は500ほどだろうか。缶は15センチ角に2、3ミリ足らず、残念ながら切り絵の色紙を入れることは出来ない。ビートルズのことであるので、ひょっとすればホワイト・アルバムを除いて全アルバムが同様のパズルになっているかもしれない。ビートルズで思い出したが、ビートルズのアメリカ発売はキャピトルが手がけていて、イギリス盤とは曲目やジャケットが違った。それらのCDを4枚組のボックス・セットにしたものが現在第2巻まで発売されいる。第1巻は買ったが、第2巻はステレオ録音が疑似になって回収騒ぎがあった。発売当時、アマゾンでは輸入盤の中古が2900円ほどで買えたのだが、結局買いそびれてしまった。今頃になってほしいと思っているが、4500円ほどするので買うのはアホらしい。いや、それでも安くなった方で、ネット・オークションでは7000円スタートで出品している人がいる。いったい誰が買うのだろう。アマゾンで買うことを知らない人くらいなものだろう。2900円と4500円とでは大差ないようなものだが、収入はないのに毎月多額の本を買い込むし、差し迫って必要ではないものは、どうしても価格に敏感になる。また、ビートルズの曲はもう40年も聴いて来たから、みんな知り尽くしていて、同シリーズの価値は、ほとんど紙ジャケットによるオリジナルの様子を確認することだけにあるのも同然だ。それを思えば4500円は高い。せいぜい2800円といったところだ。アメリカ盤の話つながりで言えば、『A Hard Day’s Night』のみはユナイテッド・アーティストが発売し、今回の第2巻に収録されなかった。つまり、同シリーズはアメリカ発売のアルバムを完璧に網羅出来ないのだ。その意味からも第2巻はありがたみは少ない。アメリカ盤でのみ企画されたビートルズのアルバムは『A Hard Day’s Night』以外にロサンゼルスのハリウッド・ボウルでもライヴがある。これはまだCD化されていないが、いつまで待たせる気なのだろう。

●2001年11月7日(水)夜
夜。午後10時半。今日は暦では立冬だそうだが、全国的に気温が下がって12月中旬の気温、古枯らし1号も吹いたとか。かなり冷えるから、油断するとまた風邪を引きそうだ。ふと窓の外を見ると、嵐山もかなり色づいて来た。秋は春と違って、同じ暖色の色づきでも当然もっと色が深い。鮮やかな紅葉も春の花と同様で、一瞬に色褪せてしまい、その後は長い冬がやって来る。今日はふとビル・エヴァンスの『ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング』のアルバム中から3拍子のある曲のメロディが頭に浮かんだ。そのアルバムはビル没後の発売だが、ベージュ色のジャケットに冬枯れの木立が描いてあって、ビルのアルバム・ジャケットの中では最も好きなものだ。曲のタイトルは何というのだったろう。思い出せない。それに実際にそれを確認してCDを聴きたいとは思わなかった。こんな寒々しい日に、そんな悲しくも美しい曲を聴くのは何となくつらい。あの曲は心で思い浮かべるか、ストーヴの灯る暖かい部屋で外の冬の枯れ木を見ながら聴くのがよい。そして本当の春が来たらもう聴く気になれない。食事の時以外ほとんど休みなく原稿を読んで、今しがた予定していた第6章最後まで校正が終わった。残りは2章分。今日でちょうど日記をつけ初めて2ヵ月経った。明日は本当に『大論2』の仕事が筆者の手を離れる。そしてこの日記も終えよう。午後1時に石原さんから電話があって、人名索引の細かい訂正についての問い合わせがあった。「レヴィ・ストロース」を間違っていた。フランス系の名前は処理が難しい。この場合は「クロード・レヴィ=ストロース」で、レヴィとストロースは一体化した名字ということで、ラ行に分類する必要がある。「ジャン・リュック・ポンティ」の場合は、ジャン=リュックであり、名字はポンティだが、『大論』でも『2』でも本文中には=の記号は使用せず、中丸点でまとめたから、人名の区切りはややこしい。またキャプテン・ビーフハートは全体で芸名であるので、『大論』ではハ行にしていたものを、今回はカ行に分けた。石原さんにはようやく今月に入ってこの追加している日記について話した。昨日届いたこの日記のベタ打ちに改行がないのは、機械に通す時に改行マークを消す必要があるかららしい。来週中に赤字を入れて返送する必要があるが、改行印も入れてほしいとのこと。とにかくA4サイズに原稿6枚半以上がびっしりと印刷されているので、赤を入れるにもその隙間がないほどだ。追加分は週末か来週早々に送るつもりだが、それを打ち出して送ってもらい、それも来週末までに赤を入れて送るとすれば、どうやら来週いっぱいまで『2』の仕事からは解放されないも同然か。ま、勝手にこんなにたくさん書く筆者に対して石原さんも内心呆れているだろう。しかし『大論2の本当の物語』というタイトルをつけるのであれば、『2』の校正が完全に筆者の手を離れる日まで書くのが本当だ。そんなにこだわらずにあちこち捏造して、虚実入り混じったものにしても読者はわからないが、手を加える始めるときりがなく、そんな時間もない。
by uuuzen | 2007-06-21 07:52 | ○『大論2の本当の物語』
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