●『HALLOWEEN 77』その1
が長くなるのは悪い癖かもしれない。書くのに時間がかかるが、読むのも大変だ。筆者は読み返さないので、誤字脱字だらけと思うが、だいたいの意味が通じればいい。



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どんなことでも簡単簡潔で感嘆完結するのがよく、長文はネット向きではないが、アマゾンの短い感想文ではどうも物足りない感じがしている筆者は、自分の経験を含めて、つまり筆者にしか書けない何かがあると信じて、こうして書くことを10数年続けて来た。最近はあまり投稿しないが、気になっていることは時間を見つけてなるべく書きたい。10数年の間、毎日原稿用紙にして10枚から20枚程度を書き続けて来て何かいいことがあったかと言えば、思ったことを即座に文字にする能力が多少は身についた。ザッパがいみじくも言ったように、何事も練習だ。1に練習、2に練習、3に練習で、練習を重ねた果て何らかの独創性が生まれることがある。その練習を筆者は10数年の間、毎日2時間ほど費やしてこのブログを書き続けて来た。ザッパが独特なギター・ソロを演奏し続けたことも同じで、毎日練習を欠かさなかったはずだ。文章における即興ということを筆者なりにこれまで考えて来たつもりで、それは毎日長文を書く練習を続けることで何となくわかって来た。筆者のザッパ本を評して、『もっといい本を書ける』と言う者がいるが、その人物は毎日どれほど文章の練習をしているのだろう。いい年をして自惚れだけ強いザッパ・ファンは全くの笑い話で、ザッパを聴いて何を学んでいるのだろう。先日も書いたが、ザッパ・ファンには努力を嘲笑する馬鹿が多い。それでもそういうファンがいて、ザッパは収入を得て次々と活動することが出来た。ま、それはいいとして、今日の昼、ザッパの3枚組CDが届いた。一昨日だったか、USBスティックと仮面、Tシャツのボックス・セットは、発送が11月中旬から12月中旬になるとのメールがアマゾンから届いた。一方、昨日はアメリカの大西さんからメールがあり、3枚組とボックスがも届いたとのことで、日本は多少遅れるのはやむを得ないと思った。ところが、今朝メールを開くと、アマゾンから双方とも発送し、今日中に届くとあった。それで、3枚組CDが届いて2時間後にボックスが配達された。そのため、当分はこのブログの投稿はそれらの新譜についての感想になるが、仕事が多忙なあまり、毎日の投稿は無理かもしれない。それはともかく、ハロウィーンに届いてこれはザッパからの贈り物と思うことにする。ただし、2万円近い金を支払った。これでは若いファンは生まれにくい。
d0053294_22134820.jpg 3枚組CDは、たぶんプラスティックの分厚いケース入りかと予想していたが、紙ジャケットであった。これはうれしい。保管場所が少なくて済むし、紙の手触り感がいい。早速その写真を撮り、投稿用に加工したが、13枚になった。毎日4枚使うとして「その4」まで投稿ということになるが、先ほど海賊盤を引っ張り出して写真を撮ったので、「その5」まで書くことになるだろう。ボックスの方は届いてすぐに段ボールの蓋を開けただけで、中身を確認していない。まずは3枚組CDを充分聴き、そして感想を書いてからだ。それはそうと、その後アマゾンで今回の2種の新譜の価格を何度か調べると、ボックスは3000円ほど安くなっていたりした。為替レートが日々違うのでそのようになるのだろうが、早速中古で出ていて、1万円で買える。筆者は3000円ほどは損したかもしれない。それにさきほどヤフー・オークションを見ると、2種の新譜ともにもう出品されていて、3枚組CDは2000円、ボックスは8000円だが、1万円で即決設定されている。別々の人が出品していて、筆者より数日早く届いたようだ。予告があってすぐに予約注文しても京都は数日遅れるということで、アマゾンのサービスはたいしたことがない。それよりも、一度聴いての即座の出品は、面白くなかったことと、少しでも現金回収したいとの思いの表われだ。レンタルCD店に頼る感覚でもある。買った価格の4分の3ほど戻って来れば、いち早く新譜を聴いたという経験からすれば安いものかもしれない。BARFKO-SWILLからCDと同じほどの高い送料を支払って買ったCDも今ではほとんどがアマゾンの中古で安価で買える。7000円程度したものが、1000円未満で売られていることもあり、それほどにザッパのCDは入手しやすくなった。そのためかどうか、今回の2種も数か月先には半額以下で手に入るだろう。それを待って買ってもよかったが、これまでの成り行き上、発売直後にこうして感想を書くことにしている。
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 さて、1977年のハロウィーン・ライヴということで、これは絶頂期のザッパの記念すべきハロウィーンのステージと言っていい。第一に言えるのは、全体に疾走感が凄まじいことだ。若さゆえと言えばそれまでだが、ザッパ36、7歳の活力だ。誰でもその年齢ではエネルギーが満ちている。77年はザッパのディスコグラフィーではかなり特異な年度で、1枚もアルバムが発売されなかった。レコードの配給元のワーナー・ブラザーズとの間が険悪になったためだ。だが、今日届いた2種の新譜よって、77年のザッパの音楽の様子が一気に把握出来ることとなった。そこで思うのは、当時この音源を聴きたかったことだ。アナログ時代はとかく情報が乏しく、ましてや日本ではザッパが現在どういうコンサートをしているのかが全くわからなかった。ひたすら新譜のLPの発売を待つという日々で、たまに海賊盤を買っていた。77年ハロウィーン・コンサートの海賊盤LPを筆者は1枚だけ持っていて、そのジャケットを先ほど撮影した。このアルバムは確かザッパがFM放送で流したもので、放送禁止の言葉にはピー音が入っている。いつ買ったのか記憶にないが、たぶん80年頃ではなかったか。ヴォーカル曲は正規に発売された『シー・ヤブーティ』 に収録されているので感動はなかったが、1曲ギター・ソロの「スクワーム」がなかなか素晴らしく、その公式の発表を長年待った。それがようやくザッパ没後の『トランス・フュージョン』に別のタイトルで収録された。音がぐんとよくなったので喜ばしかったが、筆者の思いとしては、海賊盤で聴いた時の印象が強く、またその響きの方が好きだ。その海賊盤はFM放送を録音したもので、当然のことながら音質はいかにも海賊盤らしくてよくないが、ザッパ自身が放送用に編集したテープであるから、ある意味、今日届いた3枚組CDよりも価値がある。それに、筆者は今回のCDがその海賊盤とどのように音の響きが異なるかに関心があった。結果を言えば、海賊盤の響きは他のアルバムにはない独特なもので、これを筆者はとても好んでいる。その響きは今回の新譜にはなかった。音がいいのは当然だが、音質のよさだけではない熱気が海賊盤の方にはある。いや、熱気が違うと言えば語弊がある。同じハロウィーン・コンサートであるので、熱気は同じだが、海賊盤は観客の声がたくさん入っている。それはビートルズのライヴ盤のような熱気をもたらす。今回の新譜はそれがない。各メンバーの楽器や声がよく聴き分けられるのはいいが、77年のニューヨークでのハロウィーン・コンサートと言えば、観客の声の大きさが効果的で、それに応じてバンドの演奏に熱気がこもった。だが、筆者はおそらく回顧趣味に陥っているのだろう。情報が乏しかった昔、海賊盤によって77年ハロウィーン・コンサートの片鱗を知ったことがうれしく、その記憶が単に強いだけなのかもしれない。だが前述したように、その海賊盤はザッパが編集して放送したもので、今回のようにジョー・トラヴァースが当時の全ステージを聴き、ひとつのコンサートとして3枚組にまとめ上げたものとは違う、当時のザッパの思いに裏打ちされている。おそらくそのことを承知のうえでジョーは3枚組CDとして編集したが、それが正しい選曲であったかどうかをファンに確認させるために、全ステージを収めたボックスも同時発売したのではないか。つまり、ファンはその77年ハロウィーン・コンサートの全ステージから理想的なワン・ステージを編集することも出来る。このことは、今後のザッパ・ファミリーの新譜にひとつの方向性を暗示している。CDとは別に、そのCDをまとめ上げた元となる音源をUSBスティックに詰め込んで売るという商法だ。
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by uuuzen | 2017-10-30 22:15 | ●新・嵐山だより(特別編)


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