●大船に乗ったつもり
元過ぎれば暑さ忘れる。冷たいものを毎日たくさん飲んでいる。それでしばらくの間は暑さを忘れる。暑さに割合平気な筆者だが、今朝は暑さのために8時に目覚めた。



d0053294_10285068.jpg普段より2時間半ほど睡眠が少ないので、昼間にうとうとしそうだ。さて、昨日は日曜日に出かけた祇園祭の後祭を見た後に行った喫茶店について書いた。順序が逆になったが、今日からしばらくは祇園祭の後祭で撮って来た写真を使って投稿する。まず書いておくと、先ほどTVニュースで京都市バスの1日乗車券が来年3月から100円値上げして600円になることを知った。700円か800円になるかと思っていたのが600円で、まずは安心したが、100円の値上げで外国人観光客の市バスの利用が減るとは思えない。むしろ、京都市民に及ぼす影響が大きいだろう。儲かっているから値上げというのはひどいやり方で、市バスの混雑は値上げで解消する問題では全くなくて、もっと別のところに原因があるだろう。地下鉄をもっと利用してもらいたいとのことだが、京都の地下鉄は中途半端過ぎて、使い勝手が悪い。東西線が嵐山まで延伸するとの噂が昔あったが、その頃に思い切って作っておけば、せめて嵐山に市バスでやって来る外国人観光客の混雑ぶりは解消出来たであろう。今の財政ではいつまで経っても延伸は無理だろうが、狭い盆地に市バスや自動車、あるいは市電のようなものであっても、今以上に多くの台数を走らせることは不可能で、地下を利用するしかない。それで、嵐山までの延伸はなくても、金閣寺のある西大路通りは地下鉄を走らせてもいいのではないか、それだけでも市バスに乗る観光客を減らすことが出来る。西大路通の下は重要なほとんど遺構がないはずで、地下鉄用に掘ることは問題ないだろう。それよりも、今のままでは京都市内を訪れる外国人観光客はそう遠くない将来に減少に向かうのではないかと思う。そうなっても京都市が困らないのであれば、その方が地元住民にはありがたいが、現実は京都ブランドは年々喧伝され、他府県の大金持ちが別荘を持つ町になって来ている。筆者は嵐山に住んでいるが、わが家のある区域もいずれ大手の資本が買い取り、ホテルや豪華マンションが建つだろうと思っている。京都に住むことの出来るのは金持ちだけという世の中になったとしても、誰も困らず、むしろ京都市にとっては喜ばしいだろう。それはさておき、本題に入ると、去年買った大船鉾の粽を今年も買おうかということになり、一昨日は家内と出かけた。市バスではなく、阪急を利用した。市内各地をいくつか回る場合は市バスの1日乗車券が便利だが、四条河原町や烏丸界隈に用事がある場合は、電車の方が安く、また時間もはるかに節約出来る。そのことを知って家を買ったが、それは筆者が車を運転しないせいでもある。電車や市バスがなければ筆者の生活は成り立たない。最近は自転車で1時間ほどかかるところにも行くようになったが、基本は電車と市バスで、その料金が値上げされれば外出の頻度が下がる。1日乗車券の100円の値上げでも、月に何度も家内とともに利用するのであれば、家計に響く。それで、前にも書いたが、外国人観光客のみ値上げして市民の生活を守るようにすることが本筋ではないか。一生に一度か二度しか京都に訪れない人から1日乗車券を1000円に値上げしても、彼らから文句を出ることはないのではないか。外国人観光客にいい顔をして、市民に渋い顔をする京都市政の姿勢はどこか歪んでいる。d0053294_10292671.jpg さて、今日も朝からひどい曇天だが、ここしばらくの天気は夏らしい快晴に恵まれず、昨日家内は傘を持って行くことにした。ひとつあればずぶ濡れになることは防げるし、また雨が降ることは確実ではないので、2本持って行く気にはなれない。前祭の宵山は石見神楽を八坂神社で見たが、途中で雨が降り始め、筆者は一時傘を差した。昨日はその日ととても似た天気で、蒸し暑さも同じほどだが、傘が役に立ったかと言えば、昨日書いた喫茶店を出た直後、雨が降り始め、二条城の前まで歩く間に傘を差した。持って出かけたことが無駄にならなかった。三条通りの商店街に入るともう傘は不要で、雨がその後どうなったのかは知らないが、スーパーで少し買い物をした後、阪急の四条大宮駅に向かう途中では雨は上がっていた。わずかに雨が降る様子も前祭の宵山と同じで、降るなら降るで、ざっと夕立があった方がその後は多少涼しくなるのに、冷気はスーパーの中や店舗の中、駅や電車の中で味わうしかない。家にいるより電車やバスに乗って出かけた方が涼しいというのが実感で、それも多少あって昨日の宵山に出かけたと言ってよい。先ほど撮って来た写真を投稿用に加工を全部済ませたが、マイボックスを見ると去年の同じ23日に撮りながら投稿しなかった大船鉾の写真が3枚見つかった。同じ時間帯かどうか忘れたが、人は去年の方が多い。また曇天ぶりも似たようなもので、去年の写真と言わねばわからない。これは何を意味するかと言えば、一度見ればいいものということで、来年同じ場所で撮っても今年の写真と区別がつかないだろう。とはいえ、ここでは書いておくが、最初の2枚は去年、続く2枚が今年の撮影だ。最初は四条新町の交差点から南の大船鉾を見ている。4枚目はそれと逆で、新町通りに立って北を向いて撮った。2,3枚目はもちろん大船鉾で、どちらも鉾の南側から撮影している。2枚目は左端に鉾に登場する人の列が写っているが、3枚目はそれがもっとわかりやすい。また去年から搭乗するのに鉾の真横の町家の2階から通じる専用の木製の橋が架けられている。筆者が3年前に鉾に上った時は、まだ2階とつながる橋はなかったd0053294_10300394.jpg 慌てて家を出たせいもあって、去年買った粽を持つことを忘れた。それで家内は筆者が知らない間に今年用の粽を大船鉾で買ったが、去年のものはどこに捨ててもいいと言われたそうだ。ほとんど劣化していないので、買い替えなくてもいいような気もするが、家内は縁起物であるので、気分を新たにする意味でも新しいものに取り換えると言う。まだ去年のものと比べていないが、同じ鉾で買ったので同じデザインであるだろう。それならば別の鉾で買った方が気分が変わっていいような気もするが、「大船に乗ったつもり」という言葉につながり、買うのであれば大船鉾かと思う。それを言えばやはり長刀鉾と言う人がいるが、あまり有名なものは面白くない。それに長刀鉾の粽は買ったことがある。さて、粽を買うことと鉾に搭乗することを目的とし出かけたので、次に搭乗券を買おうとしたが、ひとり500円で、また下から見上げると3年前と鉾の内部は変化がないように見えた。それで家内ともども「大船に乗ったつもり」を思うことで満足したが、筆者は一方では靴を脱いで町家に入ることを少し躊躇した。靴下に穴が開いているのではないかと思ったからだ。そんなことを気にしなくてもいいが、鉾に乗ることは神様に近いところに行くことでもあり、そういう時に靴下に穴が開いているのはバツが悪い。開いていないかもしれないが、何となく靴を脱ぐことに抵があった。家内も3年前に上っているのでもういいのではないかと意見し、去年に続いて今年も下から見上げるだけした。明日写真を載せるが、鉾の先頭つける龍の木彫りは今年は金の御幣で、また懸装品とともに雨を予想してビニールで覆われていた。これは艶消しだが、保存のためには仕方がない。祇園祭の後祭の範囲は四条通りから北部の中京区で、大船鉾は後祭を巡行する山鉾のうち、最南端に位置する。それで阪急の四条烏丸駅で下車し、まず大船鉾を見て新町通りを北上することにした。嵐山に住んでいると、祇園祭はどこか遠いところのお祭りに思え、先日風風の湯のサウナ室で筆者が前祭の宵山に出かけたことを顔見知りのTさんに言うと、Tさんはあのとんでもない人込みの中を歩く気には全くなれないと返した。全くそのとおりだが、大勢の人込みに紛れていると、どこか大船に乗った気分になれる。筆者が都会育ちであるからかもしれない。
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by uuuzen | 2017-07-24 23:59 | ●新・嵐山だより


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