●『WHO THE F*@% IS FRANK ZAPPA ?』アレックスのメール60
味不明と思う人は楽しめない。何でもそうだ。アレックス・ウィンターから今朝メールが届いたが、その文面の最初が「A MOON BEAM THROUGH THE PRUNE IN JUNE!」で、これが即座に何に由来するかを知るかどうかでザッパ・ファン度が試される。



d0053294_23031546.jpg当然アレックスはザッパ・フリークを対象にザッパが遺したテープの保存とドキュメンタリー映像作品制作のための資金を募ったから、メールを受け取る者はみなこの冒頭の文章ににやりとする。そして、そういう熱心なファン相手を思っての文章を毎回アレックスは用意するが、そこにファンは感心と安心を抱く。それはそうと、今月3日に久しぶりにザッパ・ファミリーからメールがあって、『ABSOLUTELY FREE』の発売50周年を記念するアルバムが9月に出ると伝えて来た。その後は毎日、日本のアマゾンをチェックしているが、まだ予約を受け付けていない。予約価格は3500円程度になるだろう。LP2枚組で、増えた1枚の片面はザッパの顔を刻む。音楽の量はCD1枚に充分収まるが、CDは発売されないようだ。このアルバムは元々見開きジャケットであったので、2枚組として発売される場合、閉じられていたもう片方に1枚を収めればよく、どういうアルバムになるかは95パーセント以上予想がつく。そのため、期待度は低いが、日本でも近年は若者の間でLPの人気が高まって来ているらしく、そのことを見込んだ発売だろう。それと、CD2枚組といった分量の録音がないための工夫でもあるだろう。肝心の音はユニヴァーサル・ミュージックのCDと同じではないだろうか。完成度が高いアルバムなので、1枚はオリジナル、もう1枚は当時のシングル盤と未発表曲で、ビートルズ商法と同じだ。ただし、ビートルズの場合はもっと高額で、商売としてはえげつない。話を戻すと、アレックスの今朝のメールの冒頭の文章はこのアルバムの発売に引っ掛けているところがある。もちろん今は6月でもあるからだが、そう言えば今日は夏至で、1年で日が最も長く、スモモ(THE PRUNE)の木の下でセックスをする間抜けな男(THE PRUNE)の体から月の光が洩れる情景を思い浮かべさせられるには最適かもしれない。その行為の激しさをザッパは音楽で表現するが、確かにザッパの曲は性行為の最中に流すと効果的ではないだろうか。
d0053294_23012901.jpg
 アレックスのメールは6週間ぶりで、今回はいちおうアレックスの企画の前半の終了を伝える。そして次のドキュメンタリー制作に関係するメールの開始まで2か月を要する。その報告と、珍しい映像を3編紹介しているが、これらの映像は資金援助をした人たちだけがYOUTUBEで見られるようになっていて、メールが届いてすぐに見ると、いつも視聴回数は数十や数百にとどまっている。そのURLをここで記せば誰でも見られるのかどうかだが、たぶんそうだと思う。ただし、勝手にそのことをするとトラブルになるかもしれない。何しろどの映像にもザッパの髭のトレードマークが透かしとして入っていて、著作権を主張している。つまり、URLを誰かが公開すると、著作権侵害で訴えられるかもしれない。それらの映像はどれも1分程度の短いもので、ほんのさわりに過ぎないが、初めて見るものばかりで、ザッパの熱烈なファンには資金援助をした甲斐があると思わせる。今回の3編はどれもケント・ナガノがザッパのオーケストラ曲を指揮するリハーサルで、ケントの若さにまず驚く。2編目になってケントの背後にザッパが座っている様子がわかり、3編目では大きなフル・スコアのある部分をザッパが示してケントと演奏者に注文をつける。ザッパの『ロンドン交響楽団』は素っ気ないジャケットで、その演奏の様子の写真を筆者は見たことがないので、今回の動画はとても新鮮だ。もっと長いはずで、いずれそれは公開されるだろう。今回のメールでは写真はアレックスがサインをするものが1枚のみで、これはもう送付が始まっているとのことだが、以前送られて来たザッパ・グッズの証明書だ。何を照明するかと言えば、ザッパのオリジナルということだ。それがどこまで正しいかは疑問があるが、たとえばスタジオでしようされていたケーブルの切れ端はそれに該当する。アレックスが1枚ずつにサインをしたその証明書と一緒に送られて来たグッズを保管せよということで、その証明書によってグッズは価値を高める。小さなものばかりで、価値はほとんどないように思うが、これから50年とか100年経った時にどのような価値が出ているかは誰にもわからない。またそのような未来に多少価値が生じていても、筆者ら現在のファンには関係のないことで、持っているだけで満足という気分を味わうだけのことだ。また、アレックスのアイデアによって、ザッパが遺した映像や録音のすべてがデジタル保存されたことは、今後のザッパ研究にとって大いなる進歩で、その点でアレックスの名は歴史に残る。誰もがどうなるかと思いながら妙案がなかったことを、アレックスは挑戦していちおうの成功を勝ち取った。そしてその副産物としてのグッズであるので、ちっぽけなものであっても将来は珍しがられるかもしれない。筆者は届いた段ボールに入れたままだが、アレックスから保証書が届くのであれば、それと一緒に保管する。いずれ手放すことになるが、ネット・オークションに出すか。
[PR]
by uuuzen | 2017-06-21 23:03 | ●新・嵐山だより(特別編)


●嵐山駅前の変化、その463(... >> << ●健気に咲いた白薔薇VIRGO
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
以前の記事/カテゴリー/リンク
記事ランキング
画像一覧
ブログジャンル
ブログパーツ
最新のコメント
ご指摘どうもありがとうご..
by uuuzen at 12:22
Frank zappa ..
by ザッパ at 08:30
何年も前に書いた文章に感..
by uuuzen at 16:20
はじめまして。興味を引く..
by 文学座支持会元会員 at 11:15
最近あまりに多忙で録画は..
by uuuzen at 15:31
唐突に失礼いたします。ど..
by タイタン at 14:59
暴力事件は訴えても警察が..
by uuuzen at 15:11
地下鉄の件事件になります..
by ネイル at 19:07
上から目線で頭が悪い人
by 名無し at 08:13
上から目線で頭が悪い人
by 名無し at 08:13
最新のトラックバック
http://venus..
from http://venusha..
ファン
         ブログトップ
  UUUZEN ― FLOGGING BLOGGING GO-GOING  © Copyright 2017 Kohjitsu Ohyama. All Rights Reserved.