●死んでいなかった赤い牡丹、アゲイン
人が倒れると大変というのはどの家でも同じだが、わが家は家内の方が収入が多く、主人は家内と言ってよい。その家内も今は年金暮らしで、夫婦ふたりで静かに先細りの生活をしている最中だが、大きな病気をしなかったことがよかった。



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ただし、これからはわからない。ここ数日筆者は疲れがたまっていたのか、昨夜は何と夜9時に寝た。発熱がひどかったのだ。家内はほとんどまともに寝ずに筆者の額を氷で冷やしてくれた。深夜の何時か知らないが、汗だくになって起き、下着を替えてまた眠ったところ、次に目覚めたのは朝5時だ。それから体温を測るとまだ熱がある。家内は今日は桂病院に行って肺の病気の診断を受けねばならず、筆者の看病などしている場合ではないのだが、筆者が布団の中にいる間に出て行った。それからしばらしてもぞもぞと起き出し、バナナ1本と牛乳を飲み、しばらくしてまた布団に戻ると、夜よりもぐっすり眠れて、目覚めたのは午後1時過ぎに家内が病院から帰宅した時の音に反応してのことだ。断続的に12時間ほど寝たことになるが、体温をまた測るとほとんど平熱に戻っていた。それでも頭が多少ふらりとし、今夜は風風の湯に行くかどうか迷っている。家内の肺の病に関しては3年前にブログに書いた。完治はしておらず、経過を観察しようと医者に言われ、3か月、あるいは半年置きに病院に行くが、今日がその半年目の診断であった。CTスキャンの撮影結果は、肺の内部に何かよくわからない白いもやもやがたくさんあるという。それを調べてもらった後の検査が1か月後と言われたそうだ。最近家内の咳き込みが尋常でないほどひどく、筆者は病が悪化していると思っていたが、やはりそのとおりだ。体重は40キロで、小柄とはいえ、かなり少なく、体力がないことも病気になった時には問題だ。筆者はかなり頑健と自分で思っているが、風邪くらいで何もやり気が起こらずに早寝をするほどであるのは、自分へのいたわりが人一倍強いのだろう。その点、昨夜から今朝の家内はまともに寝ずに筆者を看病し、また体力を落としたはずだが、肺の病が3年前に入院して手術した時のように悪化すれば、経済的にもまた大変で、夫婦の先細りの生活のその細り具合が一気に加速化する。だが、そのような高齢の夫婦は少なくないだろう。老化するほどに財力がつく人もあるが、たいていはその反対で、それにもかかわらず、病気で出費が嵩む。筆者にはそれなりの収入の当てがあるが、それはどこまで保障されているかはわからず、運も作用する。それでも年金だけの生活とは違って、ないよりましと考え、筆者はさらに出費を続けるが、傍目には完全な狂人に映るだろう。それでも家内はそんな主人について行くほかはなく、どちらかが病に倒れれば尽くす。ただし、筆者が家内の看病をどれだけ出来るかとなると、あまりその経験がないので、1か月後の診断結果がさほど心配せずに済むことを願っている。
d0053294_17343710.jpg さて、今日は4月3日に投稿した「死んでいなかった赤い牡丹」の続きを書く。実はそれを投稿した5週間前、筆者は隣家の裏庭に鉢植えした赤い牡丹の新芽の葉を見て、それが牡丹ではなく芍薬の形をしていることに気づいた。そのため、「死んでいなかった赤い牡丹」と題することに多少はためらいがあったが、幼葉ではまだわからず、成長すると牡丹の葉のようになるかもしれないという思いがあった。だが、1か月経っても葉は全く芍薬で、筆者が島根に旅行して買った牡丹の苗木が芍薬に牡丹を接木したものであることを知った。つまり、筆者は接木された赤い牡丹を枯らしてしまい、その台木の芍薬が新たに芽を出して来たのだ。それは残念ではあるが、芍薬まで枯れなかったのが不幸中の幸いだ。またそこに牡丹の苗木を接木出来るかと言えば、筆者はその専門家でないのでわからないが、牡丹は島根の大根島で買ったもう1本の白花が毎年10いくつかの大きな花を咲かせるので、もう1本が芍薬に変貌したのは、それはそれで品種が増えていいかと思う。今日の最初の牡丹の写真はわが家の裏庭で連休に撮ったものだ。毎年同じように咲くので去年の写真を使っても区別がつかない。それはさておき、10年ほど前だったか、家内が芍薬の切り花をたくさん買って来たことがある。写生をしたが、その時にとても気になったのは、花がとても臭かったことだ。白い大輪の見事な花ではあるが、鼻をつまみたくなる臭気で、芍薬の人気が牡丹に劣ることがわかった。そのことを家内に言うと、さほど臭くないと言う。筆者は家内よりはるかに嗅覚は鈍感であるから、筆者が感じた芍薬の臭気は本当はよい香りが強過ぎてのものであったかと思わないでもないが、あの臭気以来、筆者は芍薬の花をあまり好まなくなった。その芍薬を一昨日、ひとりでムーギョに自転車で買い物に行った帰り、松尾橋上流右岸のとある家の庭先で撮影した。その写真が今日の3枚目だ。その前日に家内と梅津に行った帰りに見かけていたもので、今日の投稿のために出かけ直した。白い大きな花に近づいても臭気はなく、切り花になれば臭くなるのかと思わないでもないが、いくつも花を咲かせ、なかなか見栄えがよい。真っ白ではなく、うっすらとピンクがかった花弁も混じる花があって、それは1週間ほど前に隣家で撮影した鉢植えの芍薬と同じのようだ。赤い牡丹の台木が真っ白の芍薬であってもかまわないのかどうか、その知識も筆者にはないが、大輪の花を咲かせるまで真っ白かピンク交じりかはわからない。先ほど隣家に行って確認すると、1週間前に撮影した今日の2枚目とほとんど同じで、花は蕾のまま枯れ始めていた。まだ大きな花を咲かせるほどに体力がないのだろう。鉢の周囲の大きな葉は蕗で、これは放っておいても毎年同じように繁茂する。牡丹もそのようだが、肥料を与えるとさらに成長する。台木として生き残った芍薬にも目を配り、来年開花させたい。それが主人の務めというものだ。しっかりしろよ。まだ微熱があるが、これから家内と風風の湯に行く。ただし、サウナには入らないようにしよう。
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by uuuzen | 2017-05-19 17:35 | ●新・嵐山だより


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