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●嵐山駅前の変化、その431(マンション)
ストン作業と言えばいいか、フライド・ポテトを揚げて紙コップに入れて児童に販売する作業は、二度目となるとかなり慣れた。



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今年7月30日の土曜日の夕方は、学区の区民夏祭りが地元小学校の校庭で行なわれ、その時に筆者は同じ自治会から担当しているもうひとりの少年補導委員のWさんとともに、少年補導委員が担当する模擬店のうち、腑ランド・ポテトを担当した。そのことについては、かなり投稿が遅れたが今月3日に「その427」に書いた。今日はその続きで、使う写真はちょうど1年前に撮影した駅前マンションの建設現場だ。投稿が遅れた理由はないでもない。記憶が生々しい間では具合が悪いと思った。だが、月日が経ってもおかしいと感じることは記憶が薄まらない。今日はそのことを多少は書いておく。フライド・ポテト係りを再度担当したのは、2か月前の10月9日の学区の体育祭で、これは自治連合会としては夏祭りとともに1年で最大の行事だ。ただし、運動会であるので運動場を使うから、7月30日のように運動場の周囲に模擬店が並ぶことはない。また、運動会は体育委員の晴れの舞台であるので、模擬店をやるのは少年補導委員のみで、また夏祭りの時よりメニューは増える。少年補導の名物メニューであるきつねうどんは、メニューのうち単価が最も大きく、これは欠かすことが出来ない。ただし、その売れ行きは年々落ちている。その理由は、自治会が競技参加者に弁当を提供するようになって来たからだ。わが自治会もそうで、筆者が自治会長をしている時、ひとり当たり500円の支出が自治会から認められているのを知り、少年補導のきつねうんどんとフランクフルト、ジュースというセット・メニューではあまりお腹がふくれないこともあって、児童の母親たちと相談し、弁当を注文することにした。ただし、これは当日雨天ではキャンセル出来ないので、それが出来る店を探してもらった。弁当にしたのは他の自治会に倣ったためでもあるが、500円にしてはなかなかおいしいという評判があり、その後は毎年弁当を買うようになった。そうなれば困るのは少年補導委員だ。模擬店の利益が活動を支える資金になっているからで、今年は筆者は少年補導委員会の立場になって、メニューの注文用紙を回覧した。去年まではそれをしなかったのだ。回覧すると、それなりに注文があった。弁当だけでは足りないという人がいるのだ。特に子どもはフライド・ポテトやかき氷を食べたがる。わずかだが、今年は少年補導委員会の模擬店の売り上げに貢献した。模擬店のメニューは、きつねうどん、みたらし団子、フランクフルト、ジュース、フライド・ポテト、かき氷で、収入は7月の半分ほどであったようだ。うどんで言えば110食ほどで、これは予約数すなわち販売数で、当日券はない。
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 7月に比べ、広々とした場所が使え、しかも夕方以降の夏祭りとは違って日中の作業であったので、作業ははかどったが、相変わらず冷凍のポテトを揚げるのはなかなか時間を要し、子どもたちを待たせることになった。1kgの袋に入ったポテトを丸い網の容器に入れ、それを熱した油に漬けるが、20分はたっぷりかかる。それでも足りないほどだ。ということは1時間で30人分、10時頃から作業を始めると、閉会の3時までに5時間で、150人分という計算だ。だいたいそのように作業したが、7月は倍の量が売れたので、網はふたつ用意したと思う。その辺りのことは詳しく覚えていない。筆者は揚げるのが専門ではなく、揚がったものを紙コップに詰める作業に従事したからで、それは10月も同じであった。ただし、10月は日中の作業であったので、揚げられる様子を間近でずっと確認出来た。また、冷凍のポテトは7月のものと袋の印刷が違ったので、別のメーカーのものを別のスーパーで購入したのだろう。少年補導委員の本部役員は手順を教えるだけで、もっぱら作業するのは自治会選出の筆者やWさんのような「ヒラ」だが、そのことで気になったことがある。そのひとつは、フライド・ポテトのつまみ食いだ。うまく揚がっているかどうかを確認するため、細長いポテトの1本を食べることはいいとして、売り物として用意したポテト入りのコップを、ひょいとひとつそのまま持ち去って行く本部役員がいた。筆者らが注意することは出来ない。それに持ち去った委員にすれば、どうせ多少のあまりを計算して冷凍した袋を買って来ているとの考えだ。確かにそうなのだが、筆者やWさんはとてもコップごとを自分のものにして食べることは出来ないし、またしたいとも思わない。それは、いつもすぐに売れてしまって、次の20分が待ち遠しい児童がいたからだ。それに、10月は前売券は持っていないが、どうしても食べたいという児童が100円玉を持ってたくさんやって来た。彼らに現金で販売をしたが、ほしい者全員に行きわたらなかった。ということは、出来上がったものを無料でコップごと持ち去ってすぐ食べ始めた委員は、誰からも注意されないとはいえ、子どもたちが食べたがっているものを横取りしたという良心の呵責があって当然だろう。だが、筆者が思ったのは、筆者やWさんはどうせ1年限りの委員の担当で、模擬店のあり方をどうこう言っても始まらないということで、つまりは波風を立てないという日和見主義だ。7月の夏祭りの後、また10月の体育祭の後に、少年補導委員の会議があって、会長は何か意見がないかと意見を全員に求めたが、筆者は前述のことを言わなかった。食べることをあれこれとは言いにくいからでもある。「そんな細かいこと、あまり言いなさんな」とたしなめられるのが落ちだ。実際、細かいことだ。だが、筆者ならば、筆者より若い委員がピストン作業として休む間もなしにフライド・ポテトを作っている様子を見て、出来上がった商品を自分が食べたいからという理由で持ち去ることは絶対にしない。
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 少年補導委員は会長が紳士で、またほかの本部役員もみな紳士揃いという定評がある。それは筆者も感じるし、みんな和気あいあいとやっている。だが、そこに毎年か2年交代で自治会から2名ずつがやって来る。すると、そういう「ヒラ」の委員は本部役員に遠慮があるし、本部役員はどうせ1,2年限りと思ってさして重視せず、特に親切にすることもない。親切にされたいなら、つまり仲間になりたいのであれば本部役員になればよい。筆者は会長からそのことを頼まれたが、筆者ならみんなとすぐに仲よくなれるだろう。だが、筆者が気にしたいのは1、2年で交代する「ヒラ」に対する態度だ。本部役員はそれを最優先に考えるべきだろう。だが、体育委員にしても現実にはそうはなっていない。そして本部役員は2、30年かそれ以上担当している人たちばかりで、年々高齢化がひどくなっている。若手を入れて会を更新する必要があるのに、昔とは時代が違うのか、なかなかなり手がいない。その最大の理由が何であるかは知らないが、高齢化した本部役員たちの閉鎖的な態度も多少あるだろう。そのことに関してもうひとつ書く。これは体育祭で感じたことだ。筆者はわが自治会のテント下で競技をする人の応援に行けないほどにポテトを揚げ続けたので、本当は自治会から配布される弁当を食べる資格はなかったが、体育委員の若い母親が筆者とWさんの弁当も数に入れてくれた。また、少年補導としてもねぎらいと昼の食事の意味から、きつねうどんとフランクフルトの食券を1枚ずつ「ヒラ」に配布した。筆者は11時半頃、ポテトを揚げている間にきつねうどんのコーナーに行き、それを食べた。その時、ふたりとも「ヒラ」だが、葱を入れる女性と油揚げを入れる女性がいて、手順よく商品としてのうどんを作っていた。筆者は同じ少年補導委員として、気安さの意味もあったので、厚さ1ミリ以下に輪切りされた葱が数片しか入れられないことに対して、「もっと入れてよ」と言った。すると女性は困った顔をしながら、それを断った。背後の大きな紙には、当日のうどんの数が110食程度であるその数字が書かれている。そのことは葱を入れた女性は当然知っている。
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 筆者が見たその輪切りの葱は、ひとり数片程度では1万人以上に使えるほどの量がバットに山盛りになっていた。いや、数万人かもしれない。箸でドサリとつかんで、うどんの上に山盛りにしても充分足りる量だ。それを知っていたので、筆者は「もっと入れてよ」と言ったのだ。うどんをフライド・ポテト・コーナーに持ち帰り、食べ始める前に、そばにいた本部役員の70歳くらいの女性にこう言った。「葱がこんなに少しですよ」。するとその女性は、「同じ少年補導委員なんやから、そんな不平を言ったらあかん」と怖い顔をした。冗談が通じないのだ。さて、それから1時間後、同じフライド・ポテト担当の男性の本部役員がうどんを券と交換して筆者のそばに戻って来た。驚いたのは、葱が筆者の数百倍の量が入っていて、葱うどんの様相を呈していた。「ヒラ」は文句を言うなと注意され、本部役員はやりたい放題だ。うどんを全部販売し終わった後、葱は用意した半分以上が残った。それを本部役員の誰かが持って帰って夜の食事に使うのだろう。あるいは7月であればそのままゴミだ。ということは、筆者はゴミ以下か。1ミリ以下に輪切りした葱が数片しか入っていないうどんを想像してみてほしい。入れない方がましだ。うどんを調理する本部役員が、葱を入れる「ヒラ」の委員に対して、「今日はこの葱を110人に配るから、ひとり当たりどのくらいの量を入れたらいいか判断してください」と言ったのか言わなかったのか知らないが、どっちにしても本部役員と「ヒラ」との間に意思の疎通がないことは明白だ。そこで筆者が思ったのは、『来年はもう少年補導委員を自ら引き受けることもないか』という思いであった。ま、筆者の思いを会長にこっそり伝えることも出来るが、「そんな細かいこと、あまり言いなさんな」とたしなめられるだろう。だが、その細かいことに気を配るのが経験豊かな本部役員の義務だ。そうでなければ若手は参加しない。ついでもうひとつ書いておこう。本部役員は冷やした缶ジュースやコーヒーをみんな勝手にクーラー・ボックスから取り出して飲んでいた。「ヒラ」は大きなペット・ボトルに入ったお茶は紙コップで飲んでもいいと言われたので、筆者はそれを2,3倍飲んだが、缶入りの飲料は飲まなかった。実際はそれを飲んでも誰も文句は言わなかったのだが、それならそうと最初に本部役員は「ヒラ」に対して薦めるべきだ。自分たちだけがろくに仕事もせずに飲み放題で、「ヒラ」はポテトを揚げっ放し、あるいはみたらし団子の焼き加減につきっ切りで、自分の自治会のテント下に一度も行く時間すらない。
by uuuzen | 2016-12-08 23:59 | ●駅前の変化
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