●飛び出しボーヤ、その35(ジー・バー)
決すべき問題が生じ、6月13日にJRの能登川駅に降り立った。ある人に面会を求め、快い返事をいただいたためだ。そして、駅前の公衆電話から電話し、車で迎えに来ていただいた。



d0053294_01314668.jpgこのことについてはブログにはこれ以上書かないでおくが、初めて東近江市の能登川駅で下車し、また帰りは神社巡りをしながら歩いて駅に戻ったので、たくさんのブログ用の写真を撮ることが出来た。今日はそのうち、「飛び出しボーヤ」の看板について書くが、初めて副題に「ジー・バー」を入れた。これは「爺婆」のことだ。東近江市は「飛び出しボーヤ」の看板を案出し、そのことは「飛び出しボーヤ」ファンであれば誰でも知っているが、筆者はそのことを意識せずに能登川駅に降り立った。東近江市は面積が広く、琵琶湖に面する地域から南東の山手まであって、筆者は初めて訪れることもあって、各地域の特徴などについては何も知らない。「飛び出しボーヤ」を立体的に制作し、近所の保育園がある道角に設置した若者が東近江市にいることは知っているが、その場所がどこであるかもさっぱりわからない。去年だったか、その場所をネットで調べ、ストリート・ヴューで確認したが、だだっ広い田畑が広がる地域であっ。琵琶湖の東部はだいたいそのように平地が広がるように思っていたが、東近江市も同様であった。それは見通しのよいイメージで、そういう土地柄でなぜ「飛び出しボーヤ」が必要なのかと思うが、見通しのよさは車の速度を上げることにつながるのかもしれない。また、見通しのよい土地では「飛び出しボーヤ」の看板は遠くからでもよく見える。つまり、効果的だ。大阪のごちゃごちゃした街中では、「飛び出しボーヤ」は目立たず、それでほとんど見かけないのだろう。それはともかく、6月13日は昼過ぎに駅に着き、駅前の大型スーパーで10分ほど時間を過ごしている間に迎えの車が駅前に着いた。それに同乗し、運転する人の家に向かったが、駅から15分ほどの距離だ。地図で予め確認していたが、地図で想像するのと、実際に現地に行くのとでは様子が違う。大きな工場がないと思っていたが、それは違った。税収のためには工場があってほしい。東近江市の平野部は大半が農地と思っていたが、駅の近くはそれなりに家が多く、また新しく出来た地域もある。駅から離れるほどに、古くからの住民の大きな家が多いようで、これは意外でもない。車が走っている間に驚いたことは、初めて見た「飛び出しボーヤ」の看板があったことだ。それは「飛び出しジーヤ」で、今日の最初の写真がそれだ。これは車の中で撮ったが、帰りの車の中からだ。帰りは駅までではなく、筆者が望んだ地元の大きな神社まで送っていただいた。そこから次の神社へといくつかを順に訪れ、駅に接近して行った。そのように計画したのだが、訪れることを決めていた神社はほとんど回った。ほかにも数か所の神社の存在は知っていたが、帰り道からはかなり外れる。天気がよかったので、気持ちのいい散歩が出来た。初めて訪れる町なので、無事に駅までたどり着けるかと思われたが、印刷した地図があったので不安は感じなかった。だが、一度道に迷い、地元の60代の女性に訊ねた。
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 車の中で「飛び出しジーヤ」の看板を見かけて「あっ」という声を出した時、何の面白いものがあるのかと思われた。筆者は「あの看板……」と続けたが、東近江市では珍しくないようで、「ああ」とだけ返事があった。「ジーヤ」があれば「バーヤ」もあるだろうと予想していたところ、帰り道の大きな神社の近くでそれを見かけた。その時に撮ったのが2枚目の写真で、右奥が神社だ。同じ場所に「ジーヤ」もあったが、3枚目はまた別の場所で見かけた。それほどに東近江でも高齢化が進んでいる証拠だ。子どもが少なくなった代わりに高齢者が多くなると、「飛び出しボーヤ」よりも「飛び出しジー・バー」が増えるべきだろう。だが、子どもと違って老人は道に飛び出さない。ゆっくりと歩くからだ。だが、躓いてこけることは多い。それでやはり「飛び出しジー・バー」は必要だ。にもかかわらず、京都では見かけたことがない。東近江市でもごく最近作られたのかもしれない。今後は「飛び出しボーヤ」のように変化に富むデザインが現われるだろうが、今日の写真のものはとても出来がよい。爺さんも婆さんもなかなか人がよさそうで、見ているだけで頬が緩む。実物を手に入れたいほどだ。何歳くらいの老人を思って描かれたのか知らないが、爺は歯が抜けているので90歳近いか。人によって歯の強さは違うので70代と見る人もあるだろう。ともかく高齢者が車に跳ねられない社会を目指そうということだ。だが、問題はむしろ高齢の運転手か。認知症気味で運転を誤って人身事故を起こす高齢者が全国的に増加している。そういう人にはこの「飛び出しジー・バー」は目に入らないだろう。自分はまだそんなよぼよぼのジー・バーではないと思っている。では高齢の運転手に注意する「飛び出しジー・バーの車」の看板をどう作ればいいか。それも東近江市が最初にデザインしてくれるのであれば、さすが「飛び出しボーヤ」を生んだ町と讃えられる。
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by uuuzen | 2016-09-05 23:59 | ●新・嵐山だより


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