●梅雨入り前の白花、その4
像の加工方法について昨日は自治会のFさんに2時間講義した。Fさんはノート・パソコンを2台持っている。そのうちの1台のOSはXPで、それに筆者が所有する画像加工用のソフトを入れた。



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これはかなり古いものだが、筆者は今でも重宝している。うまくインストール出来たので、早速Fさんが撮った写真を例に、汚れの除去やトリミング、明度や彩度の調整などを教えた。1回ではなかなか覚えられないだろうが、そのうちに慣れる。Fさんのコンパクトなデジカメは、筆者のものより体積や重量は5分の1ほど、そして数倍鮮明な写真が撮れる。ところが、ポケットに入れたまま、散歩の途中にそれを取り出して撮影すると、寒い日は写真に黒い斑点がたくさん出来る。結露と思うが、せっかくのいい写真がそれで台無しだ。そこで今日はある1枚を例にその黒い斑点を全部消す作業を伝授した。その作業がいとも簡単なことにFさんは驚いたようだ。帰宅して1時間ほど経った頃、Fさんから電話があり、筍を食べるかと言う。筆者の大好物だ。それがもうスーパーなどで売られていることは知っている。ごく小さなものでも300円ほどするので、まだ買っていない。その倍以上の大きさのものをFさんは2本持って来てくれた。気を使っているのだろう。ま、その代わりにFさんが最低限の画像加工の知識が得られるまで今後何度もつき合う。Fさんは写真の色を少し変えることも出来ず、そのために嵯峨の知り合いの家を訪れ、持参した写真用の紙に2時間ほどかけて印刷してもらっている。そうした写真を見せたもらったところ、Fさんのパソコンで簡単に出来ることと筆者は思い、それで今日はソフトを持参した。これで嵯峨の知り合いの家に行く必要はなくなる。また、Fさんが撮った写真の中に、多少トリミングすればとてもいい構図になるのに、そのままキャビネ・サイズに焼いたものがあったので、その元の画像を筆者は取り出してトリミングの方法を教えた。それと同時に、よけいなものが写っていて、それを消した方がうんと見栄えのよくなる写真もあったが、写真はほんの少しの時間をかけるだけですっかりよいものに変わる。そういう作業はプロがやるものとFさんは思っていたようだが、目の前で教えられるとわかりやすい。筆者はその画像加工ソフト以外に、ネットで無料でダウンロードした別のソフトもよく使う。それは画像の歪みを遠近法の原理で直すもので、昨日投稿した大西さんからのザッパ・グッズの写真のうち、2枚目はそれを使った。そのことによって写真はグッズ中央の真上から撮ったように見える。実際はかなり斜めで、また床にはほかの物も写っていた。
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 さて、今日は18日に撮った白い花の写真の残りを使う。この1週間ほどで気温はぐんと上昇し、わが家の白い牡丹は蕾をかなり大きくし、開花を始めた。桜が散ると一気に真夏という感じだ。一方で雨が多くなり、梅雨に入って行く。そういう気候の激変の時期には、花の写真は撮ってすぐに載せるに限るが、1週間以上経ってしまった。今日の写真は梅津から嵯峨野に向かい、三条通りに出てから撮った。そして目指すスーパーに行き、その帰りに嵐山公園で白い花弁の桜を見かけ、今日の3枚目を撮った。うっすらとピンクがかっているように見えるが、遠めには真っ白であった。4枚目は雨で桜の花弁が流され、地面に流水文様を作っているのが面白かった。白い花ではないが、移ろい行く季節を示しておくにはよい。話が戻るが、昨日はFさんが撮った今年の嵐山の桜の写真を何枚か見せてもらった。どこで撮影したかはすぐにわかるが、今年は筆者はそれらの撮影場所には行かなかった。近場であっても毎年そこへ行くとは限らない。「あそこは知っているな」と思いながら、そのまま一生訪れない場合が多い。それどころか、ほとんどの場所がそうだ。それで、同じ場所を訪れるよりかはいつも違う場所に行く方がいいかとなると、そうとも言えない。誰しも人生で一度しか訪れない場所もあれば、何度も行きたくなる場所もあるが、大半の時間はそんなことを意識せずにただ存在していることにふと気づく。そして、そのことがいいことであると肯定的に思える時は、何度も行きたくなる場所を思い出す。それはそうと、3日前は半年ぶりだろうか、自治会のOさん宅に行った。Oさんは一昨年奥さんを亡くし、かなり落ち込んでいたが、表情がかなり明るくなっていた。それで筆者と一緒に奈良の展覧会に行ってもいいという話にまでなった。Oさんの気分がそこまで行動的になったのは、すっかり春になったことも影響しているだろう。Oさんは筆者と同じ年齢で、しかも京都生まれではないので、京都人の底意地の悪さに関しては大いに意見が合う。Oさんと話した回数はまだ10回ほどだが、筆者と同じように物作りに携わる職業で、通じるところが大きい。連休明けまで多忙とのことで、その後は時間を見つけてOさんと奈良に行くかもしれない。Oさんは筆者に、「奥さんと出来る限り一緒にどこにでも行ってほしい。」と言うが、それを筆者は実行しているつもりで、たまにはひとりで外出するか、あるいは別の人と出かける。
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 そう言えば一昨日もひとりで大阪に行った。そして帰途に阪急に乗ると、上桂駅の信号が故障して嵐山線が普通だと車内放送があった。わが家はその線の嵐山駅近くにあるが、乗り換えの桂駅に着くまでには開通しているだろうと思っていると、6時半に駅に着くと、たくさんの人がプラットフォームにいて、構内アナウンスがまだ復旧中であると繰り返していた。15分ほど待って駅長室に行って訊ねると、もう4時間も不通で、いつ開通するかわからないと言う。プラットフォーム上はかなり寒く、開通しないまでも電車が停まっていて、その中で待つことが出来ればいいのにと思いながら、筆者は家まで歩くことにした。せっかちなのだ。昔、真夏のことだが、友人と梅田で飲んだ帰り、終電車を逃して一度だけ桂駅から歩いたことがある。4キロほどで1時間はかからない。一昨日は天六から乗ったが、桂までと嵐山までは同じ370円で、4キロ歩く分、安ければいいのにと思いながら、歩いて途中で開通しては癪なので、早足で歩いた。わが家を通り過ぎて嵐山駅まで行くと、まだ復旧しておらず、歩いてよかったと思った。信号が故障してちょうど5時間後に開通したが、嵐山線がそのように長時間不通であったことは筆者の記憶にない。一昨日はカメラ持参で大阪に出たので、桂駅から嵐山駅に向かう際、まだ撮っていない白い花がないかと探したが、出会えなかった。ただし、大阪ではひとつ見つけた。それで「梅雨入り前の白花、その5」のための写真が揃わないかと思っているが、数枚程度しか溜まらないだろう。そのことは今日の写真が表わしている。2×2の写真を4枚、つまり16の白い花を揃えたいと思っていたのに、今日は9つだ。これはもう見つかる可能性がきわめて少ないことを示している。本当は今頃に咲く白い花はもっとたくさんあり、植物園に行けば撮影出来るはずだが、そこまでして撮る必要はない。たまたまの散歩中に出会う、いわば普段着の花がよい。それに筆者は何事もついでが好きだ。だが、何がついでなのかわからない。人生そのものが何でも屋のようにいろんなことに興味を抱く。ついでに生きてついでに死んで行くというのもあるだろう。自己にとって他者はみなそうだと言えるが、自己の中に他者を誰でも抱えるのではないか。「あそこは知っているな」と思いながら、そのまま一生訪れない場合があり、またそれでもいいと結局は諦めるか納得する。その思いは、誰かがそこを訪れることを知っていることとつながっている。このブログを読む人も同じで、筆者が見かけた松尾橋バス停の白いスミレを来年は見に行こうと思う酔狂な人があるかもしれないが、そう思うことで満足する場合もある。そして、そのことを想像する他者を思う筆者がいる。
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by uuuzen | 2017-04-25 23:46 | ●新・嵐山だより


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