●『WHO THE F*@% IS FRANK ZAPPA ?』アレックスのメール58
とLがうまく聴き分けられないような安物のスピーカーをパソコンにつないでCDを聴いている。このブログの「思い出の音楽」のカテゴリーにすでに取り上げたミュージシャンのまだ聴いていないCDを買うことがよくあり、またなかなかいい音楽であってもすでに取り上げたミュージシャンについては同カテゴリーにはもう書かないことにしているので、だんだんと取り上げるミュージシャンが減って来る。



知らない音楽家の作品は無限にあるとはいえ、何かの出会いがなければ名前さえ知らないままとなる。またちょっとした興味があって買うCDは、たいていは一度か二度聴くだけで、琴線に触れる音楽、つまり思い出となる曲にはなかなか出会えない。同じことは絵画や本、それに人間についても言えるはずで、同じように才能があって作品を作っているのに、有名になる場合とそうはならない場合がある。また、有名になれば勝ちかと言えば、そうでもないのが芸術で、自分がいいと思えばそれでいいのであって、世間的な評価は関係がない。だが、才能があって認められない作家はネットが発達した今では昔よりはるかに少ないかもしれない。もっとも、たいした才能がないのに人気を博している人もあるはずで、やはり人気、有名度は才能とは別のものと言える。さて、先ほどアメリカの大西さんから、ようやくアレックスからザッパ・グッズ発送のメールが届いたとあった。アメリカ国内は他国より早く届くので、外国を優先したのではないだろうか。大西さんも3万円を支援したと思うが、届く品物が筆者とどう違うか、あるいは同じなのか、1週間ほど後にはわかる。今日はまたアレックスから作業の進展を伝えるメールが届いたが、画像はなく、文章のみだ。またYOUTUBEに1分程度の映像を載せたものが4編あって、うち2編はジョー・トラヴァースの作業の様子、残りはザッパの珍しい映像だ。
 前回書いたように、アレックスからのグッズは本とDVDが残っているが、これらはアレックスがドキュメンタリーをまとめてからのことで、まだ先のことだ。また、ザッパが遺したテープやフィルムのデジタル化は大詰めを向かえ、2,3か月後には終わるようだ。ジョーが特別のヘッドを持ったテープ・レコーダーでザッパが録音したテープを再生している様子が前述のYOUTUBEの映像に出ているが、アクセス数はまだ二桁で、毎回同じようなこのアクセス数の少なさに驚く。支援者はジョーが苦労してザッパが遺したテープをいかに完璧にデジタル化しているかという技術的なことにはほとんど関心がないように思える。筆者もその部類で、それよりかは次の新譜がどうなるかが知りたい。今回の残り2編の映像は、これは筆者は初めて知ったがウィーン出身のギタリスト兼キーボード奏者で、同じウィーン出身でザッパの80年代前半のバンドに在籍したピーター・ウルフの友人兼マネージャーであったトーマス・ノーデッグという人物が撮影したものだ。彼はスティーヴ・ヴァイのギターの装備を担当したそうで、演奏家よりも技術者と言ってよいだろう。キーボード奏者でもあるので、ギターをキーボードのようにあらゆる音色を出せるような装置をいろいろとこれまで工夫して来ているようで、ザッパとの関係はツアーに同行してステージの様子を撮影したそうだ。それが6つから8つあるそうだが、映像の音の部分をザッパはコピーし、また映像はDVD『ヴィデオ・フロム・ヘル』に使ったという。撮影はザッパが命じたと思うが、発案はトーマスかもしれない。裏方に回りながら、ザッパのために仕事をした演奏家で、ピーターのようにザッパとの共演があればもっと有名になっていたであろう。ヨーロッパ人なので、その音楽はだいたい想像出来るが、ザッパと試しに演奏したかどうか、また録音があるのかどうかはわからない。契約を重んじたザッパなので、あくまでピーターのマネージャーで、演奏者としては表に出ないようにしたのであろう。
 ピーター・ウルフはザッパのバンドではトミー・マーズよりかは目立たず、おとなしい印象があって、才能もどれほど素晴らしいのか今ひとつわからないが、トーマスによれば天才的で、実際そうなのだろう。そうでない限り、ザッパは雇わなかった。ということは、ザッパのバンドは稀に見る才能を揃えていたことになるが、そこで目立つのはなかなかのことで、独立してアルバムを出し続けることは誰にでも出来ることではない。その点、トーマスはどうであったか。これはウィーン生まれという一種のハンディが作用しているとも言える。ビートルズが音楽の世界を変え、その様子を目の当たりにして音楽をやり始めたトーマスだが、ピーター・ウルフと一緒に一旗揚げようと渡米しても食うや食わずで、なかなかチャンスを得られない。そこでピーターがザッパに雇用され、ピーターのマネージャーとしてトーマスは70年代後半から80年代前年、ザッパと行動をともにした。その後、つてを頼ってスティーヴ・ヴァイなど、ザッパ関連のミュージシャンと親しくなる。特にウォーレン・ククルロとは15年も一緒に演奏し、その他の有名ミュージシャンともつながりがある。また、彼が撮影した映像の全貌はようやくアレックスとジョーがチェックし、今後何らかの形で公表されるだろう。YOUTUBEに載せられた映像のひとつは、ザッパがピアノの弾き方を女性と男性のふたりに指導している様子で、曲は「ペドロの持参金」で、80年前後のものか。女性は誰かわからないが、オーケストラの一員ではないか。もう1編は82年7月5日、イタリアでのツアーザッパでギターを演奏している様子だ。「コズミック・デブリー」と思うが、アレックスは「イリノイの浣腸強盗」と書いている。
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by uuuzen | 2017-04-12 23:44 | ●新・嵐山だより(特別編)


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