●嵐山駅前の変化、その426(脇道沿いの空地)
リケードのような工事現場だが、少しずつ工事は進んでいる。車椅子専用になるのかどうか、南北のプラットフォームの端から空き地側にスロープが新たに取りつけられるようで、その坂のための型枠が組まれているのがわかる。



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こうした工事を見越して駅が占める土地が昔から確保されていたのかといえば、それは駅によるだろうが、スロープが占める幅は2メートルは必要ないので、せせこましいところで工事をすることが得意な日本では、すぐ際に道路があってもスロープを取りつける工事は困難ではないと思う。阪急嵐山線のうち、プラットフォームに接する土地の面積が最も広いのは嵐山駅で、バリア・フリーの工事は嵐山駅が最も簡単ではないかと思うが、来年の桜の季節には利用出来るようになるはずで、まだ数か月もあるので、嵐山駅での工事は毎日多忙という状態ではない。今日は土曜日で休みなのかもしれないが、のんびりとした秋の日差しは写真からわかるだろう。3枚目の写真の中景左手に白い鉄の柵が上り坂に沿って設置されているのが見えるが、これは昔からあるもので、春と秋の行楽シーズンのみ、その坂を嵐山駅に到着した客が使う。そして嵐山駅から乗る人はひとつしかない改札口を使うが、客の流れを一方通行にすることで狭いプラットフォーム上の混雑を避けるようにしている。その行楽シーズン専用のプラットフォームは車椅子の人でも使えるかと言えば、写真に写る坂はいいとして、上り切った場所から今度は地面に降り立つのに階段を使う必要がある。その階段の一部をスロープにすればいいようなものだが、かなり急な坂になってしまう。ではエレベーターはどうかだが、前述のスロープを上り切った場所は建物の2階というのは低くて、中2階的な高さだ。それと地上を結ぶにはエレベーターは無理なような気がする。それで、車椅子で地表に降りられるなだらかな坂を新たに設ける必要が出来たのだろう。それが3枚目の写真の白い上り坂の柵の手前に出来る下りのスロープだが、現時点でわからないのは、その新たなスロー王が車椅子専用になるのか、それとも普通の客も利用するかだ。後者であれば、3枚目の写真に写る上り坂は不要になる。不要なものは撤去しておいが、嵐山駅ではそれをするとかなり大がかりな駅舎の改修工事となる。それでも今回ついえにやれば出来ないこともないだろう。それをしないのは、やはり新たに設けるスロープは身障者専用で、上りの坂から階段を利用して地面に降り立つというこれまでの方法は普通の客用に残すのだろう。これもまだわからないのは、新たに出来るスロープの末端がどこかで、そこに改札口が新たに設けられるのかどうかだ。スロープそのものは外からよく見えるが、その最終点がどこにどのように工事されているのかはわからない。これは改札からプラットフォーム上に入って眺め回しても同じで、工事期間中の最終段階で造られるのだろう。
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 リフォームが大流行で、住宅でもその業者がたくさんある。一方、自分で簡単な工事なら出来るので、建築資材を売るホームセンターがどの町にもある。素人がやればそれなりの無様な仕上がりになることはよくあるが、業者に頼むと驚くほど高価で、材料費の何十倍もかかることがある。わが家から300メートルほどのとある家は、1年ほど前からだろうか、道路沿いの小さな庭を潰して部屋を造ろうということにしたらしく、そこの小柄な主人が材木を買い込み、少しずつ工事を始めた。年齢は70歳くらいで、とても大工仕事が出来るようには見えないが、電動ノコを操って角材を切っている姿を何度も目撃した。工事は遅々として進まず、どうなることかと思っていたら、屋根が出来、床が出来、アルミサッシの大きなガラス窓が出来て、ちょっとしたサン・ルームが完成した。それを誰の手も借りずにひとりでこつこつと仕上げたのであるから、やろうと思えばどんなことでも出来る見本で、筆者が隣家の壁紙の張替えや床のフローリングを取り去って畳敷きにすることなど、全く簡単なことと言わねばならない。ある人が何年か前に筆者に言ったことに、隣家を業者に100万円くらいの最低ラインのリフォームを施し、誰かに貸せば月10万近い家賃が入るのに、なぜそうしないのかというのがあった。確かにそれもそうだが、隣家をいろんなガラクタの物置にし、また裏庭に出入りしてしみじみとした気分を味わう楽しみがなくなる。理由はそれが一番大きいが、リフォームが100万円ではまず済まず、300万は最低かかると思うからでもある。そのくらい費やしても人に貸せば数年で元が取れるが、それをしないのは、金儲けに関心がないからだ。金儲けは面倒なことの最たるものだ。だが、筆者がそう思うだけで、他者から見れば筆者のやっている仕事ほど面度で、また金儲けにならないと映るだろう。人それぞれに面倒と思うことが違うので、世の中は回って行く。また、金儲けする人が金に執着があるかと言えば、そうとも限らず、金儲けの仕組みが面白く、ゲーム感覚の場合も多いだろう。同じゲームをするなら、金が儲かる方がいいという合理主義がそこにはあるかもしれない。将棋や碁を楽しむのとは違って、金儲けゲームの勝ち組は、人生の勝ち組と言われ、自分でもその気になって悦に入るのだろう。話を戻して、2坪ほどの小さな庭をつぶして部屋を増築した人は、庭の手入れが面倒で、それなら部屋があった方がいいと考えたのだろうが、最大の理由は暇つぶしとして部屋をひとりで造ることに楽しみを見出しているように見えた。誰に急かれるのでもなく、自分で少しずつ建材を調達し、順序どおりに部屋を造って行く。そうして完成した部屋に陣取って注ぐ日の光を浴びるのは、庭いじりと同くらいに楽しいだろう。筆者も現在多忙な仕事が終われば、また隣家のリフォームに取りかかりたい。ただし、誰かに貸すつもりはない。
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by uuuzen | 2016-11-26 23:59 | ●駅前の変化


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