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●嵐山中ノ島復旧、その65(6号井堰撤去工事)
の渇水期にまた桂川の川床の工事が始まる。そのことを自治会のFさんから聞いたのは2週間ほど前だ。嵐山通船の社長さんから耳にしたのかもしれない。



●嵐山中ノ島復旧、その65(6号井堰撤去工事)_d0053294_18265472.jpgその工事とは、夏場は水深が10センチ程度になって歩いて川を横断出来る堰を失くすことだ。つまり、段差をなくして坂にする。その堰は6号井堰と呼ぶが、「井堰」は「堰」と同じ意味と思ってよい。この堰がいつ出来たのか知らないが、作ったのは必要と思われたからだ。それをまた壊すというのは、上流にダムが出来たために川の流れが変わったことが理由なのかもしれない。何度もこのブログに書いて来たが、日吉ダムが出来てから渡月橋上流の千鳥ヶ淵は底にたくさんの藻が発生し、泥が堆積するようになったと聞く。また渡月橋の下には流れて来た土砂が中洲を形成し、景観を台無しにするようになった。ダムを計画した時にはそこまで想像しなかったのだろう。あるいは想像しても、利点ばかりが強調される。大規模な土木工事は常にそうだ。欠点は当然発生するが、利点に比べると小さいとの意見が多数を占め、かくて日本中がコンクリートで固められる。そのようにして日本中の河川にダムが出来たが、近年はやはりダムは自然を壊すというので、今度は取り壊すことが始まった。だが、それも100年か200年すればまた反対の意見が出てダムを造る。作っては壊し、壊しては作る。それで日本の経済が動き、景気がよくなればいいとみんな思っている。そのため、渡月橋から500メートルほど下流の堰を失くすと聞いても、筆者は何も驚かない。それがたとえ不要な工事であっても、一般人には納得させられる理由を専門家はいくらでも見つける。それはともかく、桂川の流れが日吉ダムが完成して変わり、堰があればまた渡月橋の下に土砂が溜まりやすいと考えられたのは確かだが、一方では3年前の9月の豪雨による川の氾濫だ。雨水を一刻も早く下流に流すには、6号堰は不要と判断されたが、それが正しいのかどうかは筆者にはわからない。ひとつ明確に記憶していることは、この堰で豪雨の際に雨水は大きく隆起し、黄土色の水流の中で真っ白に見えていた。それは豪雨の恐怖を伝えるのに格好の見せ場になっていた。その写真を筆者はこれまで何度か撮影し、ブログにも載せたが、これからはそういう光景が見られなくなるのだろう。この堰は夏休みには子どもたちが水に浸かるいい遊び場であったが、流れが急になるということは、河川に入ることは禁止されるのではないか。また、浅瀬がなくなり、どこも流れが早くなりそうだ。喜ぶのは鮎などの魚で、堰がなくなって上流へと向かうのに便利になる。それはともかく、この工事に関してのチラシは自治会に配布された。筆者はそれを確認し忘れたので、組長に頼んで回覧が終わったものをもらって来た。それが今日の写真だが、もう1枚A3の工事計画表もある。それはいずれ紹介する。Fさんが言うには、国交省は計画どおり、この6号堰の撤去の6号堰の撤去の次は、中の島を半分に削るとか、渡月橋と渡月小橋を一体化させるなどの、3年前の台風後に国交省が地元に提示した渡月橋周辺の改修工事を進めるだろうとのことだが、それに筆者は同意する。天龍寺で毎年9月にそれに反対するための勉強会をしても何の意味もない。先月のその会合に筆者は出席出来なかったが、新聞やTVでその会合の様子が報じられる割りに、具体的に地元住民がどう動けばいいのかといったことは全く議論されない。
●嵐山中ノ島復旧、その65(6号井堰撤去工事)_d0053294_18274183.jpg

by uuuzen | 2016-10-29 23:59 | ●駅前の変化
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