●ようやく開店したインド・ネパール料理店
に行くことはほとんどなく、たいていは東か南だ。南と言えば最近は毎週のように向日市の寺田辺りに自転車で行く。ずっと気になっていることに、平安画廊に勤務していた友成さんが結婚して向日市に住んだことがある。



そこから年賀状を二度ほどもらったことがある。最後はご主人から届いた。その前年に友成さんは癌で亡くなったのだろう。彼女のことは何度かこのブログに書いたが、賢い女性でまた陽気で優しかった。いつも画廊で顔を合わしたが、一度桂のとある大型スーパーの近くの信号で会ったことがある。国道9号線で、筆者は近くの古本屋に行く途中だったと思う。彼女は徒歩で、桂川街道を南に向かったようで、近くにアパートを借りていたのだろう。結婚は確かその後で、住まいのもっと南の向日市に新居をかまえた。その住所は年賀状を探ればわかるのに、まだしていない。彼女が住んだ家の近くをおそらく最近の筆者は毎週自転車で通りかかっているはずだが、正確な場所を知りたい反面、知らない方がいいかと思ったりもする。筆者が向かう向日市のとある店は、工場地帯で、殺風景このうえないが、最近阪急電車の東向日駅で下りて歩いて向かった。その時に歩いたのが江戸所代の西国街道で、短い距離だが風情があった。その道がJRの線路や工場地帯でずたずたになっている。また、以前は麒麟ビールの工場があったのに、それがなくなった後は新しい住宅地になって、その映画の書き割りのような中を縫って自転車で店に向かう。毎回ほとんど違う道を走るが、たいていは遠回りになる。それは癪だが、新しい発見も時にある。先日も初めて走る道で、見慣れた看板を見た。それと全く同じ看板が、松尾駅から徒歩5分ほどのところにある。昔は果物屋で、何度か買ったことがあるが、10年ほど前に閉店し、看板がそのままになっている。それと全く同じ看板を桂川街道を少し西に入った道沿いに見かけた。そこも店は営業をやめていて、建物はシャッターが長年閉まったままのようだ。どちらが本店というのでもなく、兄弟か家族が数キロ離れた場所で同じ屋号の果物屋を開いたのだろう。それも昔の話で、もう儲からなくなった。世の中は移り変わるので、仕方のない話だが、閉まったままになっている店を見るのはさびしい。
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 今年の6月だったか、梅津の四条通り沿いに、インド料理を供する店が作られ始めた。テイクアウトもするようで、その部分は窓の両脇に曲線を使ったデザインの「うだつ」状の飾りが取りつけられ、その合板の小口に派手なオレンジ色のペンキが塗られた。その作業をしたのが60くらいの男性で、ややこしい仕事と思いながら、多少の雑さは仕方がないといった様子で数日取り組んでいた。それが出来るとすぐにオープンかと思っていると、看板も取りつけ、シャッターも備えたというのに、そのままとなった。ムーギョに買い物に行くたびに確認したが、いっこうに開店する気配がなく、資金繰りがうまく行かないのかなどと思ったりした。そして真夏が過ぎ、9月に入った。9日は知り合いと石峰寺に行くことにし、待ち合わせの時間まで充分あることもあって、筆者は伏見の本町通りを歩くことにした。日赤の近くでバス停を下りると、すぐに京阪の東福寺駅だ。その前に南北に本町通りの古い街道が走っている。そういう道を歩くことに筆者はここ数年以前に増して関心が湧いている。それで前述の西国街道を家内の実家のある高槻まで自転車で走ってみたいと思っている。家内の兄は何度か高槻から嵐山に西国街道を自転車で走ったことがあって、その影響だが、今の筆者では体力が問題だ。片道は大丈夫でも帰りが無理な気がする。向日市まで自転車で往復すると、2時間近くかかるが、高槻までならその倍以上は確実だ。それはさておき、9月9日、本町通りを北上し始めると、すぐに西側に梅津に完成したのにオープンしていないインド料理店と同じデザインの店があった。近寄ってメニューを見ると、800円程度でランチが食べられる。梅津に出来たのはその姉妹店で、営業が順調であるのだろう。だが、本町通り沿いといい、梅津といい、人口は多いが、インド料理を食べようとする人がどれほどいるだろう。梅津では近くに力餅という食堂が昔からあるが、それ以外にはラーメン屋とお好み屋で、前者は流行っているが、後者はそうでもない。そういう地帯にインド料理がどうかだが、開店しなければわからない。それで、筆者はまた心待ちにした。
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 本町通り沿いの店には待ち合わせもあったので当然入らず、また梅津店は同じ味を提供するであろうから、筆者の地元の梅津で食べる方がよい。ところが、秋が過ぎても店はシャッターが閉まったままだ。この調子では年を越すかと思っていたが、先日の26日の月曜日、久しぶりに家内とムーギョに買い物に行くと、オープンしていることに気づいた。覆面パトカーのサイレンの黄色いものが、店前の看板の上に新たに取りつけられ、くるくる回りながら光を放っていることに気づいたのだ。また、半年ほど閉めたままのシャッターが開いていた。だが、中には何となく入りにくい。その場ですぐに入りたかったが、後日にしようということで、1日置いた今日28日に家内と行った。中は思ったよりも広い。ランチセットと焼き飯で、家内は辛いのが食べられないが、辛くはなく、むしろ甘かった。辛さは注文出来て、甘いめを頼んだのだ。焼き飯は丼2杯分ほどの量か、とにかくそれだけで満腹になる。ランチセットはナンと豆で作った薄い煎餅のようなものが1枚に、カレーで、ナンはとても大きくて金属の楕円形の皿からはみ出ている。家内も満腹になったが、メニューが少しややこしい。また2500円で食べ放題もあるが、中華料理と違って料理の種類は多くないので、頼む気にはなれない。それに筆者の胃袋はもう若者と同じでなく、わずかで腹いっぱいになる。味や量の割りに安いかと言えば、まあまあで、やはり1000円未満では内容は知れている。1200円ほど出せば内容が豊富になるが、梅津でそれだけ出して食べる人がどれほどいるかだ。また駐車場がなさそうで、それも問題だ。開店したのは22日で、今日は店の前に男前と美女のふたりが立っていて、チラシを配っていた。インド人ではなく、ネパール人のようで、店内にはネパールの若者が見るディスコ調のダンス音楽のTV番組が流れていた。筆者には昔ネパール人の女性の知り合いがあってそれなりに親しくしたが、彼女はその後東京に行ったようで音信不通になった。その頃から比べるとネパールもかなり発展し、来日する者がかなり増えたようだ。そして金を貯めて料理店も経営する。梅津にネパール料理店が出来るとは、筆者が梅津に住んだ30数年前にはとても考えられなかった。時代は変わる。どこまで変わるかわからない。筆者も変わって来ているが、それは老けて来たということだ。ともかく、待ったインド料理店が年内にオープンし、ほっとしている。また行きたいと思っている。今度はほかのものを食べる。
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by uuuzen | 2016-12-28 23:59 | ●新・嵐山だより


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