●『WHO THE F*@% IS FRANK ZAPPA ?』アレックスのメール50
ザインがどうなのか気になるのが、アレックス・ウィンターが現在精力的にまとめているザッパの数々の記録資料からドキュメンタリー映画を撮ろうとしていることに対する賛助会員への見返りの品だ。



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それらは支援金に応じて増減するが、昨日届いたアレックスのメールでは、別に送信されるメールにTシャツのサイズや、また映像作品の最後に記される名前のスペリングを報告する必要があることが記されていた。後者はいいとして、前者はこのキックスターターのキャンペーンに使われているザッパの顔写真が印刷された黒地のものだが、キャンペーンの画像を見ると、白地に別のザッパの顔を印刷したものや、また文字だけの黄色もある。アメリカのSサイズが筆者にはちょうどいいと思うが、ともかくそれを無料でもらえるのはいいが、送料が日本ではどれだけかかるかだ。軽いものなのでさほど心配することはないと思うが、300ドルを支援した人にはポスターももらえることになっていて、それは丸めて送ってもらうには、日本国内でも宅急便で2000円近くするから、かなり金額がかかるだろう。送料が5000円とは1万円と言われると、ポスターは不要ですと返事しようかと思う。筆者はeBayでたまに本を買うが、分厚いものになると、送料の方が当然高い場合がある。それに、有名な書店でも日本には送ってくれないか、送料を調べてくれないところもある。そうしたほしい本はフランスに行くと古書店で安価で売っていると思うが、10冊や20冊となると、とても持って帰れない。それで船便で送ることを手配する場合があると聞いたことがあるが、ほしい本のためにわざわざフランスへ行き、そこでようやく探した本をホテルからホテルへと持ち歩き、自分の体重より重い本を郵便局に運んで自宅まで船便で発送するという手間は、あまりにも漫画的で、それならば高くてもネットを通じて買って送ってもらう方がいいが、どうも送料が気になる。そういう不満、不便を解消するために、電子書籍が考え出された面もあるだろう。その伝で言えば、ポスターは画面で見ればどういうものかわかり、またわが家ではとてもそれを貼るだけの空いた壁その他の平面がない。死蔵するだけではあまり意味がないので、ポスターに関してはあまりほしくない。これがもっと違ったデザインであればまた話は別だが、アレックスの今回のキャンペーンの見返りの品は全体的にデザインはあまりパッとしない。これは使用出来るザッパの写真が限られたからかもしれない。その点は使用料を支払えばどうにかなると思うが、資金がないために一般からそれを募るのがキックスターターの特徴で、アレックスとしても仕方がないところがあったのだろう。それはともかく、当初の告知どおり、9月にその支援者向きのアイテムの発送が始まるようで、順調に作業が進んで来たことになる。
d0053294_1544995.jpg 今回のメールは別の告知があった。まずはブルース・ビックフォーフォのライン・アニメ制作風景の紹介で、これはYOUTUBEでも見ることが出来る。ブルースはアレックスの今回の企画に賛同してオリジナルのイラストを提供する予定だが、それは300ドルの支援者には無縁のことで、筆者はひとまず無視している。ザッパがらみでもうひとり重要な作家はカル・シェンケルで、彼も同じように作品を提供するとのことで、それについては次回のアレックスのメールで詳細がわかる。もうひとり、ジョン・Kという人物も作品を用意するとのことだが、この人物については今回筆者は初めて知った。アレックスは15回目のメールでこの人物のことを紹介した。Kは頭文字で、フルで書けばKricfalusi(クリクファルーシ)で、1955年生まれのカナダのアニメーターだ。その代表的作品は「Ren And Stimpy」で、ザッパはこれのファンであったらしい。このアニメの音響担当者がザッパと仕事をしたことがあり、ザッパがそのアニメのファンであることをジョン・Kに伝えた。それでザッパとの面会が実現し、ザッパはそのアニメの声を担当することになった。それはチョイ役で、トースト・マンに助けられる小さな法皇を演じた。それはYOUTUBEで見ることが出来るが、トースト・マンは頭が2枚のトーストになっていて、そこに顔が描かれている。その姿の原型はスーパーマンだが、それが日本に輸入されて日本が解釈し直した筋肉マンや、アンパンに登場する食パンマンを参考に作り変えたもので、そのパロディの他愛もないおかしさをザッパは好んだようだ。法皇の声を吹き込んだのは亡くなる1年ほど前だろうか。1992年は間違いない。そのため、声はあまり強くない。ザッパの声が登場するのはそのアニメのエピソード8で、最初の場面にトースト・マンの赤いパンツが映り、その表面にザッパが法皇役で登場することがクレジットされる。その出会いによってジョン・Kは、今回のアレックスの企画に何か提供することになった。彼のアニメは1960年代のアメリカのアニメ「原始家族フリンストーン」のスタイルそのままで、時代錯誤的なレトロ感覚に満ちるが、その意味で日本のアニメはその影響をほとんど蒙らない漫画家が60年代初頭にはたくさんいたことを思い出させる。ディズニーのアニメは日本に圧倒的な影響を与え、そこから「鉄腕アトム」のアニメも生まれて来たと言っていいが、その時すでに日本独特の漫画があって、それが現在の日本のアニメの基礎となっている。そういう文化をザッパがどれだけ理解したかだが、前述のように「Ren And Stimpy」はそれほど斬新ではなく、日本の漫画やアニメの影響を受けている部分もある。さて、今回アレックスは最後に、ファンが個人的に録音したザッパとの会話のカセットテープを紹介する。それは81年に個人的なインタヴューとして録音したもので、当時16歳であったという。脆弱なカセットテープなので、それ以降聴いていないらしいが、それは個人の大切な宝物でもあったからだ。それをいよいよザッパ・ファンと共有したいと思うようになり、アレックスにテープを送った。30分少々の量で、どんなことをザッパが語っているかは、そのうち明らかにされる。この話を読んで筆者はザッパと会った時のことを思い出した。当時小型のビデオカメラはもうあったので、それで録画することも出来たかもしれないのに、筆者はそれを持参しなかった。それで手元にザッパと会った記念として残ったのは筆者と息子とザッパが一緒に写った1枚の写真のみだ。それで充分とは言える。
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by uuuzen | 2016-09-21 23:59 | ●新・嵐山だより(特別編)


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