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●嵐山駅前の変化、その404(駅構内の改修)
流のための地蔵盆で、2日目は午後4時には大半の片づけが終わり、その後は地蔵さんの祠の前に青いビニール・シートを敷いて歓談の会を始める。去年は丸太町通りに面するスーパーから500円ほどの寿司のパックを20ほど買って来て、缶ビールとともに片づけを担当した人たちに配った。



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ただし、自宅に持ち帰るのは原則禁止で、シートに座ってその場で食べねばならない。そうしなければせっかくの年一度の歓談の機会にならないからだ。今年は寿司を買って来るのかどうかが会計や会長が相談し、食当たりの危険がないでもないので、ビールはいいとして、乾きものを出すことになった。あられやピーナッツなど、大袋を10ほど買って来て、それにビールはアサヒのスーパー・ドライ、そしてサントリーの金麦の青缶で、ビールはだいたいひとり3缶は飲める本数を揃えた。また、女性はジュースや茶しか飲めない人がいるので、それもかなりの本数を用意したが、子どもたちがたくさん居残っていて、かなりの本数が彼らに回った。本来は後片づけをした人々が中心の歓談だが、それを理解しない親がいて、子どもたちに奨めていた。それを筆者らは注意するわけにも行かず、またジュースを手に取った子どもや親たちはそのまま帰宅したので、歓談の会は去年と同じように、決まった男性10人程度ということになった。筆者はちょうど6時までそれに参加し、ビールを3缶飲んで顔が真っ赤になった。乾きものをいっさい食べず、またかなり力仕事をして疲れていたせいでもある。2時間の歓談の間、ビール3缶は少ないが、それだけ話に夢中になった。話し相手はもっぱら若い人で、これから地蔵盆を背負って行ってもらうためにはそれは必要だ。その思いが筆者に常にあるかと言えば、だいたいはそうで、歓談の会をすることにしたのもそういう思いによる。古老格ばかりが集まって飲んでも仕方がなく、肝心なことは古老格がいかに若い人と打ち解けて、地蔵盆の段取りや後始末を今後もうまく運ぶように要領を知ってもらうかだ。だが、そういう思いをどの古老やまたこれからの会長も引き継ぐかと言えば、個人の性格の違いもあってうまく機能するとは言えない。若者相手に話し上手、あるいは話し好きな年配者は、筆者が見るところ、むしろかなり少数派で、筆者は珍しい部類に入るようだ。これはあまりべたべたすると嫌われるし、また素っ気ないでは煙たがられるから、年に一度の懇親の機会としては一発勝負的なところがあって、うまく活用出来るかどうかは、ほとんど場当たり的でまた年配者の性格に多く負う。
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 昨日はまた昼前に地蔵盆には顔を出さなかったOさん宅に行った。お下がりの品を引き取りに来なかったからでもある。またOさんとは数か月会っておらず、気になっていたからでもあるが、窓が閉まっていて、チャイムを鳴らしても出て来なかった。それで30分ほどして出直すと、窓が空いていて仕事を手伝っている息子さんが玄関前にいた。Oさんを呼んでもらい、Oさんと玄関前で話したところ、気づけば1時間以上も話し込んだ。Oさんは去年奥さんを急に失くし、半ば家に引きこもり状態になっているが、職人、芸術家肌であるので、筆者とは話が合う。もっとも、それは筆者から話しかけるのが毎度のことで、Oさんは筆者のようにすぐに人と打ち解ける、あるいはそうしようとするタイプではない。そのことをOさんは自覚していて、たまにでも訪れてくれるのは筆者だけのようで、そのことを昨日もOさんは二度ほど筆者に対して感謝していた。どんなことでもいいので、話に花が咲き、塞ぐ気持ちが多少でも晴れるのはいいことだ。そこまで筆者は気を使う必要はないとは言えるが、地蔵さんの祠からは通りをわたってすぐのところに住むOさんなので、筆者にとっては半ばついでの感覚だ。また、そのように思うことでOさん宅のチャイムを鳴らしやすい。息子さんが通っているので、筆者が気にするほどOさんは孤独ではないと思うが、奥さんが通販で買い込んでいた植木の類はみな放置されたままで、玄関前はかなり荒れが目立つ。Oさんは何かをその場に置けば、ずっとそのままにあり、そのことで奥さんがこれまでいかに後片づけを黙ってして来たかがわかると言ったが、それは奥さんが生きている時でも理解していたはずなのに、奥さんがいなくなると改めて実感するのだろう。筆者も片づけは苦手で、家内がいつも筆者より2時間は早く起きて洗濯や掃除をするので、雑然状態がそれなりに悪化せずに済んでいるが、家内がいなければすぐにでもゴミ屋敷になる。3階の仕事部屋がそうなっていて、筆者は秋になるとまた3階に戻るつもりでいるが、本当は3階を見捨てて別の何もない場所を仕事部屋にしたいと思っている。これは、物で溢れた部屋をそのまま放置することで、筆者はどうやら整理整頓がきわめて苦手で、荒れた場所をどんどん作り続ける性格であるらしい。そのことを家内はよくよく知っているので、毎日のように筆者にしか出来ない本などの整理を懇願するが、3階の仕事場を今は1階の片隅に移しているので、1階が3階と同じようにゴミ屋敷化していて、家内の居場所がない。そういう状態でもし家内が急死すると、筆者はOさんと同じ境遇になり、物が溢れる家の中で引きこもるだろう。そうなったとして、筆者に誰か尋ねて来る人があるかと言えば、まずないので、今のうちに自治会でも知り合いをたくさん作っておこうかと思わないでもない。ただし、筆者はどうしてもOさんのように自宅で物づくりをしている人と馬が合う。そういう人は稀であるから、交際の範囲は狭い。だが、先に書いたように昨日の地蔵盆後の歓談の会では、どのような仕事をしているか知らないままに、若い世代とそれなりに談笑する。それはその場だけの他愛ない歓談だが、ないよりはましだろう。話の中で筆者の知らない意外なことが聞けることもある。だが、ほとんどは筆者からの話題提供で、またそうしなければ若者は年配者と談笑することはない。
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 さて、まだ7,8人が残ったビールで談笑を続ける中、筆者は6時で地蔵さんの祠前から帰宅したが、四条河原町に出かける用事があったからだ。本当はシャワーを浴びて出かけたかったが、その時間がなく、着替えだけして嵐山駅に行った。このカテゴリーでは「脇道沿いの空地」の副題で最近の嵐山駅の改修工事の進み具合を写真つきで報告しているが、ここ2週間近くは変化がない。にもかかわらず、駅では工事の騒音が終日鳴りわたっていて、突貫工事がなされている雰囲気だ。筆者が嵐山駅から電車に乗るのは13日以来だが、その時とは普段利用するプラットフォームの様子が一変していた。それで写真を撮り、今日載せるが、脇道から見た眺めではないので、新たに「駅構内の改修」という副題を使う。この副題はプラットフォームに立って撮影した時にのみ使うつもりでいるが、最近はあまり阪急電車を利用しないので、投稿はさほど多くはならないだろう。その投稿とは、今日の写真に見える工事期間を伝える看板からして、10月下旬までとなるが、これは11月の紅葉シーズンまでには工事を終えようとの考えだ。筆者は警備員からバリア・フリーの工事で、それは駅の北と南の道路に接する土地でのみ行なわれるものとばかり思っていたが、前述のようにその工事は中断されたままで、代わってプラットフォームの改修工事が2,3日前から始まった。これも前に書いたように、業者は数人で、あちこちの場所を同時進行では工事出来ず、ある場所がある程度終われば次の場所というように、少しずつ工事は進んでいる。そしてプラットフォームの工事が始まってからは、脇道沿いの工事は中断されたままになるのではないか。昨日は電車にすぐに乗ったので、囲いの内部の工事状況の様子をじっくり観察することは出来なかったが、看板の赤い説明文の最初に「スロープ改修工事…」とあって、これは写真に写るように改札口に近い10数メートル分の平坦なプラットフォームの幅すなわち通路の半分を、なだらかな坂に改造する模様で、筆者の想像によれば、その坂と、現在のプラットフォームの平らな部分との間に段差が出来るわけで、これは車椅子に人にはよくても、普通の歩行者はその段差に足を滑らせて捻挫する恐れがあるような気がする。その辺りのことはしっかりと考慮されているはずだが、さてどう改造されるかだ。いずれにしてもこれもバリア・フリーであり、そのバリアとは現在の改札口近くの急な坂ということになるのだろう。車椅子にとってどれほどの勾配であれば恐怖感が生じるか知らないが、その恐怖を和らげるためのなだらかな勾配にするのだろう。ともかく、これはそれなりに大がかりな工事で、嵐山駅の構内では筆者の知る限り、初めてのことだ。上桂や松尾の駅でも同様のバリア・フリーのための工事が行なわれていて、嵐山線をいっせいにリニューアルしている。
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 今日は写真が5枚なので、もう一段落分を書くが、写真の4,5枚目を説明する。4枚目は3枚目の別角度のクローズアップで、これは駅の北部だ。3枚目中央には簾がかかった小屋が見えているが、これは南側にも同じものがあって事務室のようだ。この小屋の背後、すなわち左手に駅のトイレがある。筆者はそれを20年ほど利用していないので、どういう状態か知らないが、家内によればきれいとは言い難いそうだ。それで南側の空地に多目的トイレを新たに造るようだが、そのトイレは車椅子に乗る人専用かもしれない。小屋の近くに小型のユンボなど重機が放置されていて、その様子はプラットフォーム上からはよくわかるが、北の脇道からはあまり見えない。構内の土地が少し高くなっているような気がするので、そのせいかと思うが、それよりも北側は南側とは違って最も近いプラットフォームに至るまでの空地の大きさに差があることも理由だろう。5枚目の写真は南側で、以前ムンクの絵によく出て来るような巨木があった。それが抜かれた後、その穴に土砂が盛られ、ほとんどそのままの状態となっている。その土砂は写真の左端だ。右手には銀色の大きな倉庫らしき建物と、屋根に簾をかけた事務室が見えている。白っぽい蛇腹状の開閉柵は重機の出入りのために先月設けられたもので、それまでは緑色の金網の塀があった。工事が終わった後、蛇腹の柵は撤去され、元の緑の金網が張られるかどうかだが、たぶんそうなるのではないか。これまで大きな樹木以外は雑草が生える空地であったのが、それではもったいないとばかりに倉庫が拡張され、また優雅なトイレも出来るようだが、そうなれば脇道からの眺めは圧迫感が生まれる。草が生える空地の方が自然でよいが、嵐山は少しずつそういうことが許されないようになって来ている。空地は金を生まず、それは罪という考えだろう。そして、空地では求められない便利さが追及される。ともかく、10月下旬には重機はみな姿を消し、様相は一変する。それまで5,6回は投稿出来るだろう。
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by uuuzen | 2016-08-22 20:00 | ●駅前の変化
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