●嵐山中ノ島復旧、その64(桂川左岸)
呆同士なら踊らな損。これは見るより踊る方が楽しいという意味だが、ブログで言えば読むより書く方がいいということになるか。



d0053294_20114224.jpg邪魔臭いことはたいていの人は嫌で、文章を書くなど、もってのほかと言う人の方がそうでない人より圧倒的に多いはずだが、有名人でなければ書いても注目されず、それが数年でようやくわかってブログをやめてしまう人もかなり多いだろう。エキサイト・ブログはつい先日から「エキサイト公式プラチナブロガー」が始まったが、この画面の一番上左端にそれへのリンクの文字が自動的に表示され、そのために筆者が利用するための「投稿|設定|リポート」が表示されなくなった。プラチナブロガーは訪問者数がきわめて多いブログのことで、それを改めて公式として特別に紹介するのであるから、なおさら訪問者が増し、たとえば筆者のような地味ブログとの訪問者格差が生まれる。金持ちはどんどん金を得るという図式と同じで、そうでない筆者には公式プラチナブロガーという特別な認定に白ける。どうでもいいので、そのプラチナブロガーたちの投稿はひとつも見ていないが、見たところでつまらないことはわかっている。それはさておき、地味は地味なりに地味な人から地味に読まれているであろうから、また今日も地味なことを書き連ねる。今日の写真は在庫整理で、没にしてもいいかと思うが、ちょうど1年前に撮ったものを思い出すにはいいかと思い直した。だが、去年の今日、暑い盛りになぜ渡月橋から桂川左岸を梅津まで歩いたのか記憶にない。ひょっとずれば自転車に乗っていたかもしれない。左岸が気になったのは、去年の春以降、大雨があったはずで、それで河川敷の工事で整備された箇所がどうなったかを確認したかったのだろう。左岸と右岸は様相がかなり違うが、それは渡月橋とその下流の松尾橋の向きがちょうど直角になっているように、川の流れがそのふたつの橋の間で90度曲がり、左岸側は流れにえぐられ、右岸は河川敷が広がり続けるからだ。つまり、左岸の右京区と右岸の西京区は、桂川を挟んで雰囲気がかなり違う。では、えぐられる方の左岸に河川敷が少なく、右岸にそれが多いはずだが、実際の川の流れは複雑で、これまでに堆積している土砂によって流が遮られ、部分的に見ると左岸の方に河川敷が広い場所がある。その代表は今日の2枚目からわかる。この写真は上流から下流を見たもので、左が左岸だ。中央奥に河川敷の砂地が見えているが、これは嵯峨芸術大学の前辺りだ。渡月橋から松尾橋に至るまでの間、そこにしか人為的な護岸などが施されない河川敷となっているが、右岸に同様の場所があるかとなれば、松尾橋の下辺りにしかない。そしてそこは先日の「水禍防止パトロール」に写真を載せたように、大勢の若者がバーベキューにやって来る。では嵯峨芸大前ではどうかと言えば、それは全く見られない。地元住民が反対しているのかもしれないが、本当の事情は知らない。
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 先日自治会のFさんから聞いたが、その嵯峨芸大前の砂地で、地元の小学生が250人ほど水遊びしたそうだ。それは今日の写真で言えば最初の桂川距離標のすぐ近くにある嵐山小学校の児童だ。その小学校から南西に嵐山東小学校が今から40年ほど前に出来たが、西にあるのに東というのは、嵐山の東に位置するとの意味であったと思う。また、嵐山小学校は実際は嵯峨にあるが、嵐山を眺望出来る場所にあるのでそういう名前をつけたのだろう。そして、嵐山小学校と嵐山東小学校は桂川を挟んで対峙するが、全く交流はない。それほどに大きな川は地域を隔てる。Fさんは毎朝散歩で渡月橋から松尾橋までをぐるりと一周するそうだが、そのために桂川左岸の変化に詳しい。嵯峨芸大前で大勢の児童がみな救命胴着を身につけ、レンタルしたトラックのタイヤのチューブを浮き代わりにして水遊びしている光景は、とてもうらやましいものに見えたと言う。もちろん大勢の監視員に見守られてのことで、それはPTAだけではなく、地元自治会などの大人たちの協力の賜物だ。Fさんはそれがうらやましいのだが、それほど熱心に大人たちが地元の子どもたちのために動くことは、わが自治連合会では無理ではないかと思うからだ。水深はさほど深くないとはいえ、浅くても水死する場合がある。それにタイヤのチューブをレンタルするなどの手配も大変で、そんなことを考えると、面倒で危険なことは最初からせずに、水遊びは学校のプールを使って先生たちに任せておけばいいではないかとの声が大きくなっても仕方がない。嵐山小学校にはプールはあるが、それでも学校近くの川で泳がせるというのは、地元愛を深めるにはなかなかよい。Fさんは子どもの頃は盛んに桂川で泳いだが、それでなおさらうらやましい光景だと思うのだろう。では嵐山東小学校で同様のことが出来ないかとなると、最初に問題となるのが、泳ぐ場所をどうするかだ。嵯峨芸大前は右京区で、そこで西京区の子どもたちを大人が引率して泳がせるとなると、たぶん煩わしい役所の許可が必要だろう。そのため、右岸で同様の場所を探すことになるが、そのような場所は前述のように松尾橋下しかない。しかもそこをある一定時間、児童のために占有するにはまた面倒な手続きが欠かせず、しかも許可が下りない可能性が大きい。一般市民を排除して児童だけというのは、松尾橋下で毎年バーベキューをしに来る遠方の人には伝わりようがなく、彼らは必ず文句を言う。それで、その松尾橋下をバーベキュー禁止にしようという案が10年以上前から自治連合会で出ているが、一向に話はまとまらない。地元住民もたまにはバーベキューをしたいからだ。となると、嵯峨芸大前の砂地はどのようにそれを禁止しているのだろう。たまに映画の撮影でその場所が使われる程度で、大勢の人がテントを張ったり、バーベキューをしたりしている姿は見かけたことがない。
d0053294_20123359.jpg それほどに左岸と右岸は違うが、松尾橋より下流となれば川幅が大きくなり、さらに両岸では地域差が大きくなる気がする。だが、川を越えての往来は昔から盛んで、夏場なら渡月橋から松尾橋の間では歩いて相互に行き来出来るほどに水深は浅い。とはいえ、明治や大正くらいまでは西京区も右京区の梅津も大半は田畑で、両岸の農民同士の交流はさほどなかったのではないか。そこで思い当たるのが松尾大社で、その氏子の範囲は西京区よりも断然川を越えた東側の右京区やまた南区に大きく広がっている。そしてそれら各地域ごとに神輿があったから、祭りを通じて松尾大社から北は嵯峨、南は吉祥院までつながりつつ、また分かれてもいた。このことは何年か前に書いたことがあるが、西京区が右京区から分離する時、渡月橋から松尾橋までの桂川右岸のわが自治連合会は、京都市は右京区に属することを提案したが、わが自治会の重鎮が運動を起こして西京区に入ることを決めた。そしてつい数年前までわが自治連合会は右京区の太秦署の管轄であったのが、ようやく西京区の桂署となり、本格的に西京区らしくなったが、今でも郵便番号や電話番号の局番は右京区が使っているものと同じで、その名残は今後も消えそうにない。筆者自身の感覚を言えば、やはりわが自治連合会は右京区に属すべきであったと思う。西京区の中心は桂地区で、そこからすれば嵐山はあまりに北の外れだ。嵯峨が右京区であるのに、それと対になる嵐山が西京区では、何となく不自然だ。渡月橋から松尾橋を右岸左岸と一周するFさんにしても同じ感覚を抱いているだろう。区単位の行政であれば、わが自治連合会は北の外れの盲腸のような存在で、何かと後回しになる気がしている。たとえば、嵯峨地区の渡月橋から東へと三条通りに入ると、太秦までの2キロの間に、100メートル感覚でコンビニが並んでいる。わが自治連合会は、阪急嵐山駅前と松尾駅前、その間にもう1軒あるが、スーパーは皆無となった。嵯峨地区はコンビニだけではなく、大型スーパーがいくつもある。この川を挟んでのあまりの差は、人口差にもよる問題だが、市役所や区役所が何か手立てを打ってくれるかと言えば、まずは市会議員に実情を訴えることだが、彼らがどこまで住民の不便を理解し、スーパー誘致に積極的になってくれるだろうか。そんな話を先日の水禍防止パトロールですると、ある人は、軽トラックに商品などを積んで地元に売り走る者が出て来ないだろうかと言ったが、近くの中華料理店の軽4の配達車が来るだけで、隣人が苦情を言うという話を筆者は思い出した。自分の家の前にその車は停まらないにもかかわらず、隣人は出前する人に文句を言うらしい。何と心の小さな人かと思うが、そういう人が高齢化で増えていると言う。出前の車のエンジンがうるさいのだろうが、そこには頻繁に出前する家庭へのやっかみ半分の思いがある。そんな事情では、軽トラックに食品を積んで売りに来る若者が現われることには無理がある。それで、出前の車に文句を言う老人は、歩いて嵯峨か梅津に行けばよい。市バスに乗っても、往復2時間ほどかかる買い物になる。それがいやなら、右京区に住むべきだ。
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by uuuzen | 2016-08-10 20:59 | ●駅前の変化


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