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●嵐山駅前の変化、その398(マンションのチラシ)
ッホーと山に向かって叫んでからどれほど経ったかわからないほどだが、山好きの人ならば毎月何度もそういう経験があるだろう。あるいは山に登り慣れているので、わざわざそんな叫び声を上げないか。



●嵐山駅前の変化、その398(マンションのチラシ)_d0053294_046066.jpgヤッホーは嬉しいゆえの叫びだが、嬉しいことは山に登らなくても味わえる。だが、嬉しい叫び声を上げるほどの経験は老いるほどに減少するのではないか。経験を重ねると、新鮮な感動がなくなる。それで、従姉の旦那さんが言うには、大金持ちは不機嫌な顔をしている場合が多いとのことで、金で経験出来ることはあらたか終えていて、もう驚くほどの感動がないというわけだ。それで、多少金に乏しい方がかえって幸福だと言うのだが、それは貧しい者の諦念と金持ちは言うだろう。自分はそんな目には遭いたくないから、それで頑張って金儲けに励み、ほしいものは何でも手に入れて行く。だが、物で満たされる感動は切りがないし、またヤッホーと叫びたくなるのも最初のうちではないか。さて、一昨日の月曜日は久しぶりに自治会のFさん宅に行って2時間ほど話をした。その中で耳にしたが、もう完成した駅前マンションの最上階の4階は3軒しかなく、1軒当たり1億5000万ほどするらしい。当然、下の階に行くほど安くなる。筆者は全20戸と思っていたが、先ほどチラシを見ると25戸とある。Fさんが言うのは、4階の3軒分で、ほとんど元が取れるとのことだ。というのは、元あった料亭は2億から3億の間で土地を売ったからで、一体阪急は25戸で1棟のマンションを建ててどれほど儲けるのかざっと計算してみると、平均して1戸4500万として、その20軒分が儲けとすると、9億となる。今時、数億円を持っている人はざらにいるし、筆者の身内にも何人かいるが、いつでも出せるお金で土地を買い、マンションを建てると、その何倍もの利益が出るということは、金持ちはますますそうなるということで、ま、昔からそれはよく言われているが、Fさんと話をしてつくづくそう思った。だが、駅前にあった料亭の土地を2億か3億で買っても、そこに4階建てのマンションを建てることは、阪急不動産という会社であったからこそ可能で、普通の大金持ちでは無理だろう。というのは、いろんな規制があって、それに対処し、また言い分を認めさせるには、個人では無理で、大会社であるから役所その他も許可を出すということはあるだろう。ここには書かないが、Fさんはそのような話をした。そして、その伝で言えば、大会社はどこも個人ではまず無理なことをうまく通り抜けて桁違いの金を儲ける。
●嵐山駅前の変化、その398(マンションのチラシ)_d0053294_0461753.jpg それはさておき、1億5000万の最上階の3軒はまだ売れ残っているのだろうか。さきほど1年前に得たチラシをスキャンしたが、今年の8月に入居開始とある。ということは来月だが、玄関前には赤いコーン(パイロン)がずらりと並べられているが、実際はすっかり完成している。Fさんが言うには、1億5000万で買う人はそこを終の棲家にするのではなく、セカンド・ハウスとして利用する大金持ちとのことだが、部屋から見える眺めはヤッホーと言えるほど素晴らしいものかと言えば、さてどうだろう。それよりも、1億5000万で買ったという自分は金持ちであるという思いに酔って叫ぶだろう。だが、それも最初だけで、すぐに飽きる。だが、マンションを建てる方はそんなことは全くおかまいなしだ。土地を買って建て、それで何倍もの儲けが出るのであるから、どんどん土地を探して建てる。昔は田舎に広い家を建てることが流行ったが、そのブームが終わると今度は便利な駅前で、その流れの中で嵐山や嵯峨に目がつけられた。嵐山なら、駅前プラス景勝地ということで、これは絶対に高値でも売れると踏んだのだろう。1億5000万円くらいははした金という人はごまんといるから、これからも嵐山は狙われるだろうが、まずそれには駅前マンションの25戸が完売するかどうかだ。筆者は去年6月に最初の販売広告が出た時にほとんど売れると思ったが、その後、毎月新たにチラシが作られ、説明会が開かれ続けている。それらのチラシを筆者は大半を入手したはずで、今後月一度はそのチラシの、初めて見る写真はスキャンして紹介して行くつもりでいるが、このチラシは誰も持ち去ってよい場所にあるので、ブログで画像を載せても文句は出ないはずだ。また筆者は営業を妨害する意味でこれを書いているのでない。わが家と同じ町内に出来たマンションに関心を抱くのは当然で、それはひょっとすれば住民が自治会に入ってくれるかもしれないからだ。だが、Fさんが言うには、まずその可能性は低い。筆者は数軒くらいは赤ん坊を抱えるような若い夫婦が入居すると思っているが、一流企業勤めか、親が大金持ちでなければ購入は無理か。また、そういう人は自治会という面倒なものには入らないというのがFさんの思いで、それは理解出来る。子どもは私立の小中学校に通わせるはずで、そうなれば地元の小学校とは関係が出来ず、自治会に入る意味もない。ともかく、そのことについては年内にわかるはずで、また報告する。
●嵐山駅前の変化、その398(マンションのチラシ)_d0053294_0463473.jpg さて、今日の4枚の画像は、最初の2枚は前回の、つまり6月24日投稿の「その393」に使うべきものであった。残りの2枚は1年前の今日入手したものだ。前述のように、毎月のようにチラシは製作されたが、3枚から4枚が透明なセロファンの袋に入れられている。そして、いちおう表紙としてよい1枚は、毎回違うのではなく、2,3回は同じものが使われて来た。また、それ以外のいわゆる情報が詰まった中身としてのチラシも、説明会の日時を変えただけの場合が多い。それで筆者は投稿に当たって、チラシのすべてをスキャンするのではなく、目新しいものだけを選ぶことにする。そして、投稿の初めの頃は当然そういう目新しいチラシは多いから、画像の枚数は多めとなる。今日は3,4枚目がちょうど1年前の入手だが、実際は4枚袋に入っていて、2枚のうち1枚は今日の2枚目と日時が違うだけ、またもう1枚は今日の最初のチラシを横向きにデザインし直したもので、見栄えがあまり変わらない。それでそれら2枚は没にする。どうでもいいことを書いているが、せっかく毎月デザインし直されたもので、また筆者も散歩がてら気づけば獲得して来たので、なるべく紹介しておきたい。こうしたチラシの作成費用はマンションの販売価格からすれば微々たるものだが、部数が嵩むとそうとも言えないか。チラシの置き場所は、ひとつは、たとえば「その397」の2枚の写真のちょうど中央やや下、白い塀にチラシ・サイズの透明な箱が設置されていて、そこに20部程度が束ねられている。雨が降っても大丈夫なように、蓋がついている。同じ箱は、駅前ホテル前から風風の湯の向かう坂道の歩道際に設置されている。車道を挟んだ両方の歩道にあって、渡月橋を見に行く観光客と、渡月橋を見て駅前に戻って来た人が目につくようになっている。筆者はほとんどを風風の湯に行く時に入手した。不思議と同じものを手にせず、うまい具合にほぼ1か月ごとに新たなものを手に取った。そんなことは全くどうでもいいが、観光客でこのチラシを取った人はこうしてブログに書くことはほとんどないであろうから、筆者はいわばマンションの建設現場を定点撮影しているので、報告の代表者を自認している。それにしても面白いのは、今日の最初の写真の上に見える完成図のパースだ。これはコンピュータで今では簡単に描くことが出来るのだろうが、全くそのとおりに完成した。ただし、多少の違いがある。それは電柱だ。中央の紅葉している木の際に実際は電柱があって、その他交通標識など、いろんなものがそのそばに立っている。かなり前に書いたように、渡月小橋南端のわが自治会の北端に位置する電柱から、このマンション前の電柱までを地下に埋める工事が数年前に始まった。年に3,4本ずつを地下に埋めるので、数年でマンション前の電柱もなくなるはずであったのに、渡月小橋南端を掘ってみると、とても予想とは違い、計画の大幅な変更をよぎなくされた。そしてその後、なしのつぶてで、いつ工事が始まるかわからない。そうそう、今日はチラシ類を整理していると、駅前マンションの設計図と言えばいいか、どのように工事を行なうかの工程表などとともに、平面図や側面図が出て来た。それらは近隣住民に配られたもので、守秘する義務はないはずで、そのうち少しずつスキャンして紹介して行くつもりでいる。ただし、A3の横長に印刷されたものであるから、それをブログ投稿用に幅500ピクセルに加工すると、今日のチラシの画像よりもっと不鮮明になり、とてもヤッホーとは叫べないしろものになる。どうでもいいことだけど。
●嵐山駅前の変化、その398(マンションのチラシ)_d0053294_0465764.jpg

by uuuzen | 2016-07-13 23:59 | ●駅前の変化
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