●桂川距離標、その3
リ展が10年ぶりに開かれるが、京都では版画展と油彩画展が別の会場でほとんど同時に開催される。あまりダリに興味はないが、版画展は行ってみようと思っている。



d0053294_12542541.jpgそれはさておき、10年に一度くらいは豪雨によって家屋が流されるニュースがあるように思う。10年どころか、もっと頻繁に起こっているかもしれない。昨日は長崎で豪雨のために地盤が緩み、崖が崩れて家屋が倒壊し、崖下の家に直撃して木端微塵になった映像をTVで見た。崖下の家の住民は前もって避難していたはずだが、自分の家に崖上の家が転がり落ちて来ることをどれほど予想したであろう。崖の上の家の住民もまさか崖が崩れて家が落下するなど、想定外のことであったのではないか。だが、似たことはわが自治会でも20年ほど前にあった。わが家の裏庭向こうには農業用水路がある。桂川から堰を設けて引いているもので、桂川から分流したすぐの辺りは昔は池であった。そこを埋め立てて近年大きなマンションが建ったが、以前は池であったので地盤は軟弱で、基礎工事はかなり厳重に行なったであろう。そのマンションからほんの少し下流ではその用水路に向かって荒地が斜面になって続いていたが、その土地を買った建設業者は盛り土をして家を建てることにした。2階建ての木造なので鉄筋コンクリートのマンションのようには基礎工事は必要ないと考えたのであろう。だが、家が建って数年で、豪雨によって家の基礎が崩れ、用水路に向かって崖はぱっくりと口を開けた。豪雨がもう何日か続くと昨日の長崎の事故と同じように倒壊したであろうが、そうなる前に家の住民は避難し、また建設業者は責任をもって建て直しますと言い、まだ新しい家を壊して基礎から固め、また同じ家が建った。前にも書いたことがあるが、その家の住民は定年退職後に故郷の仙台に帰って行った。家には別の人が住んでいるが、斜面であったところに土を盛って家を建てることの危うさは知っておくべきだ。鉄筋コンクリートの建物とは違って、木造建築では基礎の杭を打たず、土を固めただけの状態であるから、建物の重量はさほどでもなくても、基礎は水分を含んで崩れようとする。ついでに書いておくと、その用水路沿いは今は家がびっしりと建て込み、特に西の山側つまり右岸は斜面に土を盛って高さ5メートル以上の直立の擁壁を造り、その上のぎりぎり端に家が建っている。つまり、長引く豪雨によってその擁壁が崩壊することがあれば、上に建つ家は5メートル以上の崖を転がり落ちる。去年、そのような場所に3階建ての木造が建ったが、そのことをその真向いの土地に高級分譲マンションを建設中の阪急不動産は、工事に着手する前に知ることが出来なかった。以前は確か平屋の家が崖際ではなく、もう少し山側に余裕を持って建っていたが、大きな敷地なので、更地にされた後、土地は二分され、2軒が建つことになり、ひとまず1軒が3階建て木造としてまたたく間に建った。阪急不動産にすれば、その土地を買っておけばよかったとほどを噛んでいるのではないだろうか。というのは、マンションは完成同然となったが、まだ何軒か売れ残っていて、苦戦しているようであるからだ。確かにマンションそれ自体は計画どおりに建ったが、そのマンションを見下ろす形で、すぐ目の前の用水路際の崖上に3階建てが建ち、それがマンションのどの部屋からも真正面に見える。つまり、景観はよくない。そういうことになるのであれば、その3階建ての用地を阪急が買い取り、2階建てか平屋の木造高級住宅にすればよかったのではないか。
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 さて、今日は去年6月28日に撮った桂川の距離標の写真をまず載せるが、これは松尾橋に近い川の右岸だ。2枚目の写真は去年6月30日に地元小学校で開催された防災についての説明会での配布資料にあったわが自治連合会を含む地図だ。それに筆者が数色で線を加えた。地図の左上の黄緑色の丸印が前述した阪急が建設中のマンションだ。そのしぐ下から斜め右下に直線で走る水色の線がバス通りで、物集女街道の北端となる。昔は田畑であったところを真っ直ぐに道路が造られた。江戸時代の街道は左端の山の等高線の一番右端で、山裾を走るその道は今もあって、車ももちろん走るが、普段は静かだ。地図ではその道に黄色と赤の線が重なっているが、これは山が崩れる恐れがあるということだ。地図を見ると、赤のベタで記した嵐山駅と松尾駅付近が山の崖崩れからも桂川の氾濫からもいちおう安全なようだが、松尾駅は桂川にかなり近く、まだ嵐山駅の方が水害に遭いにくそうだ。だが、そう思うのは平面的に見た場合であって、実際は嵐山駅は桂川の右岸堤防が決壊するとすっかり水没する。わが家もそうだ。松尾橋辺りは護岸が高く、その心配は少ないだろう。ただし、地図には載らない松尾橋から100メートル南では急に下り坂となっていて、そこは水没する。ついでに地図をもう少し説明しておくと、左上のオレンジの太線は渡月小橋で、右下のオレンジは松尾橋だ。この地図に含まれるのがわが自治連合会区域のすべてで、山と川に挟まれてごく狭い。物集女街道もとても狭く、市バスが走る道路としてはおそらく市内1、2を争うはずだ。そのため、筆者は松尾橋を越えて梅津のスーパーに行く時は、地図で言うば水色の破線で記した用水路沿いの道を利用する。物集女街道を歩くよりは少し距離があるが、車があまり走らないので安全だ。また眺めもよい。地図の右上の紺色の線は自転車道路だ。それも一部破線で記したが、その破線は車が通り、またきわめて狭いので、歩く際はストレスがある。それで自転車道路を歩けばいいのだが、地図からわかるようにかなり大回りになる。それに自転車も猛速度で走っているので、安全とは言えない。今日の最初の写真はその紺色の実線を松尾橋から北上し、300メートルほどのところで撮った。その撮影場所から西に向かって線路を越え、水色の破線に至り、それを北上してわが家に向かう。自転車で梅津に行く時にはよくその道筋を利用する。ついでに書いておくと、風風の湯は、地図の左上、「阪急嵐山駅」の文字の「阪」の位置にある。
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by uuuzen | 2016-07-01 23:59 | ●駅前の変化


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