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●神社の造形―堀川戎神社
の神社にいつ訪れたかをメモっていることは昨日書いたが、去年11月は本カテゴリーのためになるべく多くの神社を踏破しておこうと思い始めた頃で、同月にはこれまで最も多くの神社の写真を撮った。



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そのこともあってか、ブログ用の加工に忙しく、一方で筆者の勘違いと物忘れから、メモった日づけに首をかしげるものを見つけた。今日取り上げる大阪の堀川戎がまずそうだ。メモには11月8日と記してあるが、なぜその日に大阪に出たのかと言えば、昨日も書いたように、展覧会のついでの可能性が大きい。あるいは図書館への調べものだ。それでチケットの半券の束を確認すると、11月8日に訪れた展覧会がない。だが15日はある。その日は大阪歴史博物館で『唐画もん』展を見ている。この感想をブログに書くつもりで、図録まで買ったのに、結局その機会がなかった。それはさておき、同展に行く前に堀川戎に訪れた覚えがある。家内の数行日記で調べてもらうと、堀川戎に行ったことは書かれていないが、8日には大阪に出ていないことがわかった。つまり、メモの8日は1週間遅い15日の間違いで、そのことからも筆者はよほど何日かを意識しないで生活しているかがわかる。それはともかく、先ほどヤフーのマイ・ボックスから今日の写真をダウンロードした時、メモに記される次やその次の神社を調べると、メモから洩れているある神社の数枚の写真があることに気づいた。その神社に訪れた正しい日を調べたが、家内に訊いてもわからない。だが、ひとつの手がかりがある。マイ・ボックスにはデータをアップした日時が記録される。それを11月上旬に訪れた神社ごとに調べ、メモっていない神社の写真の撮影日を推定した。堀川戎を8日と記していたので、案外その日にメモっていない神社に訪れたような気もするが、そうであれば順序から言えば今日はその神社について書くべきだが、データの日時からは11月16日に訪れた可能性が大きい。どうでもいいことだが、言いたいことはつまり、去年11月は多くの神社を訪れ、また堀川戎は別として、大半は筆者ひとりで出かけた。片っ端から神社に行くことなど、家内の趣味にない。
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 堀川戎には家内と昔行ったことが一度ある。もう40年近い前のことだ。もちろんまだ結婚していなかったが、筆者が家内を誘って最初に行った神社がそこだと思う。その日のことは部分的に覚えているが、どこをどう辿って梅田から歩いたのか記憶にない。十日戎の開催中で、1月の9から11日のいずれかの夜で、人はとても少なかった。寒かったのでよけいにそのような印象があったのかもしれない。出かけたのは夕暮れで、その後に曾根崎の居酒屋「たよし」に入った。この店は今も同じところで営業している。40年ほど昔はその店の出入口の上か横かに、機関車のフロントを実物大で模したレリーフの看板があった。家内は酒を飲まないのでそういう店は苦手だが、ほかに適当なところが見つからなかったように思う。面白がって蛙の唐揚げを注文したが、家内は気持ち悪がってほとんど食べなかった。ともかく、堀川戎から西へ1キロほどにその店があり、筆者は大阪の設計会社に勤務している頃はよく曾根崎で飲んだ。堀川戎は筆者と家内が1か月に一度は歩く天神橋筋商店街から200メートルほどであるのに足が向かない。その最大の理由は神社近くに見るべきものがないことと、神社と天神橋筋商店街との間に阪神高速が走っていて、それを越えて西側へは足が向きにくいからだ。そのことは今日の最初の写真からわかるだろう。40年前は梅田駅から東へと向かったので、神社東の高速道路に気づかなかったか、気に留めなかったが、今回は違った。何とも高速道路は無粋で、空を全く奪っている。そこで想像するのは市内に阪神高速がなかった時代だ。その頃は天神橋筋商店街から堀川戎に足を向ける人は今以上に多かったのではないか。阪神高速が地下を走れば大阪の景観はもっと自然なものになったはずだが、車社会が風景を激変させた。そういう中、それなりに古いままに存在するのが神社で、それで筆者は神社を巡るつもりになったのかもしれない。というのは、堀川戎を40年ぶりに再訪する気になったのも、本カテゴリーを設けてから、家内との思い出が蘇ったからでもあるからだ。また、その行為は人生の折り返しも意味していて、なるべく思い残すことがないように、若い頃の記憶をたどって思い出の場所を順に消化しているとも言える。だが、家内は全くそんな回顧的な考えはなく、ただ筆者にしたがって歩くだけのことだ。それは40年前と変わらない。本当は十日戎に訪れるとよいが、京都に住んで長い筆者は今は毎年祇園の十日ゑびすに行く。規模は大阪に比べてはるかに小さいが、それはそれでまた楽しみがある。古い昔を回顧するなど筆者の柄ではないが、そう言っておきながら、古いことを思い出してはその後どうなったかを確認したい性質でもある。とはいえ、折り返しで、一度確認すれば満足で、次の新たなことに目を向ける。
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by uuuzen | 2016-04-04 23:59 | ●神社の造形
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