●○は○か、その33
ーむは毎日と歌いながら新聞を配達するジャマイカ人のTVコマーシャルが何年か前にあった。その黒人を漫画にして小さなプラスティックの板に印刷した広告が、阪急嵐山駅の柱に留められていたのを覚えているが、それも何年か前に外された。



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コマーシャルなので期間が過ぎれば消えて行くが、人々の記憶には残る。そのコマーシャルでは沖縄の民俗衣装を着た女性が確か3人出ていたが、プラスティックの広告板にもレゲエ黒人の下の方に描かれていた。ジャマイカと沖縄を足して作ったコマーシャル・ソングの発想は面白い。実際にジャマイカ人が日本で新聞を配達することがあるのかどうかだが、今ならあり得る気がする。新聞はネットでも読まれるが、やはり毎日届くのを楽しみにしている人はある。本が全部電子本にならない限り、新聞も配達され続けると思うが、部数が減っているのは確かではないだろうか。配達人も不足しているようだが、ジャマイカ人でもまあいいかと配達所は考えるだろう。レゲエを思い出したのは相変わらずボブ・マーレイのライヴを毎日聴いているからだが、もうそろそろ別の何かを聴くことにしなければ今月末に取り上げる思い出の曲を思いつかない。それはさておき、昨日の飛び出しボーヤは5日の二条城のライトアップの桜を見る直前にたまたま見かけたものだが、今日の写真はその前に二条通りで見かけた3つと、夜桜を見た後、堀川通りを南下し、三条通りに至るまでの間で見かけたものだ。それでライトアップの写真に続けて今日投稿する。ついでが好きな筆者だが、どこかへ出かければ主な目的以外にブログのネタによく遭遇する。それらの写真は主な目的の投稿日になるべく近い日に使ってしまうに限るが、神社に関しては何も書くことがさしてない時に使うつもりでどんどん写真を溜め込み、なるべくまとめて連日投稿しようと思っている。神社ついでに書いておくと、5日は反時計回りに中京区をたくさん歩き、二条通りでは神社は見かけなかった。ただし、新町通り近くに赤い鳥居を見かけた。二条通りから10数メートル北で、目に飛び込んで来た。こんなところに神社があったかと思って近くに行くと、すぐ際の寺のように大きな門の木の扉は閉まっていて、またほかにも入る場所はなかった。それで二条通りに戻って金網越しに中を見ると、ほとんどが芝生で神社ではなかった。門の近くの碑に書いてあったと思うが、そこは越後屋の所有で、三越百貨店関係の建物があったのだろう。鳥居は工場の片隅や百貨店の屋上にあるような稲荷の社で、商売繁盛で建てたものだ。その土地に建物がなくなってからも鳥居や祠を取り壊すわけには行かず、そのまま会社の守り神にしているようだ。
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 その鳥居を見た直後か直前に今日の最初の写真を撮った。ビストロの円窓で、店の名前が入っている。撮影するのは多少気が引けたが、通りに面しているので見るのは自由で、となれば写真もいいだろう。それに店の宣伝になるかもしれない。窓ガラスの向こうにいろいろと台所の道具が吊り下げられているのが面白い。二条通りはたまに歩くのに、この店に気づいたのは初めてだ。3枚目は小さなマンションの玄関で、陽射しの具合から筆者は西日を背にしていることがわかる。となると玄関は西向きで、東西を走る二条通りに面していないことになる。では堀川通りかと言えばそれも違う気がするが、昨日の最初の飛び出しボーヤを撮った後、次の四辻を北に向かった時に撮ったか、あるいは堀川通り沿いのTVで知った喫茶店を探すために夷川通りを二度往復した間に見かけたのかもしれない。グーグルのストリート・ヴューで探せばすぐだが、面倒なのでやめておく。ともかく二条堀川に近いどこかだ。筆者はその日、二条城に向かうまでにブログ・ネタをいろいろと見かけたことになる。そのようにカメラを持っていると、いつも何か面白いものはないかと周囲を見ながら歩くが、家内にはそれが危なっかしく見える。それに筆者が立ち止まって撮影している間は勝手に先へと行ってしまい、100メートルほど先を筆者が駆け足で追いかけることもよくある。これは徒歩であるからいいようなものの、自転車に乗ってふたりで出かける時は、家内ははるか遠くに去り、そっちの方角ではないのにと、必死に筆者は追い着こうとするが、信号待ちでようやく追い着き、道が違うことを告げてふたりで走ったことのない裏道を行くこともある。そういう時は必ずと言ってよいほど道に迷うが、それはそれで楽しいと思うことにする。というのは、そういう初めての道で筆者はまた何かを必ず見つけ、次はわざわざそこへ出かけることもあるからだ。それは観光客にとってはどうでもいいような場所であろうが、却ってそういう場所が後々まで印象に残りやすい。観光名所の景色や建物は確かに立派だが、立派なものばかりが個人にとっては大切とは限らない。
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 街中で見かける円窓は近年は一般の住宅でも流行になっていて、やたら目につくが、そうなれば筆者はどれでも撮っておこうかという気にならない。では厳密な決まりを持っているかと言えばそれもない。いわな気分で撮りたかったりそうでなかったりする。それにこうも考える。たとえば「神社の造形」に載せる神社は適当に回って撮ったもので、筆者はある地域の神社を熱心に隈なく撮影するつもりはない。これはコレクターとしてはかなり中途半端で、いわば広く浅くだ。そういう態度はあまり誉められたものではなく、どちらと言えば世間では軽薄と見られる。だが筆者はこう考えている。たとえば円窓の写真はたまたま筆者が遭遇したもので、そのことが何より重要なのだ。つまり縁と言ってもよい。当然縁のない円窓もあるが、人生はすべてそうだ。したがって、無理してなるべく多く網羅しようとは考えない。またたまたま出会ったものは全体のごく一部だが、それが全体のごく一部以上の何かを示していると考えることにする。昔友人のFはこんなことを言ったことがある。ある女性を好きになったとする。ところが何年かすると、もっと美人が目の前に現われる。人生で最大の美人をつかまなければ意味がないのではとFは言った。それは全く奇妙な考えだろう。誰でもよりよいものを得たいとは思うが、絶対的な美女、絶対的に良質なものという考えは持たないことだ。それよりも縁あって出会った者を最上と思うことだ。円窓に話を戻すと、たとえば筆者が出会って撮影する円窓は、日本、世界のほんの一部だが、それは最上の部類のものを撮影していると思えばよい。神社にしても薔薇の花にしても、あるいは音楽にしても、とにかく自分がたまたま出会って心の留めるものは、そのことが尊いということで、他人の考えなど気にすることはない。つまり、誰かが筆者に倣って円窓をもっとたくさん撮ったとしても、それは筆者の模倣であって、筆者は羨ましくも何ともない。筆者が関心を抱いたことは、それなりに一種の創作行為であって、ただやたらに数を多くを網羅すること意味はない。このブログもそうで、1日1回の連続投稿を厳守することに美意識がある。そういう形式美が筆者は好きなのだ。もちろんそんなことはどうでもいいと考える人がある。1日1回ではなく、1日に数回、そして数日はぱたりと投稿しないでもいいではないかと言う人は、それはそれでもよい。だが、物事にはきれいな形というものがある。それに対して形ではなく、内容だと反論する人もある。それを否定するつもりはないが、筆者は筆者なりの考えでやっていることで、自分で納得してこれは○かと思えることをする。さて、今日の4枚目の写真は、二条城から少し南にある堀川御池東に位置する墓石屋の建物の円窓だ。何年か前から気づきながら撮影しなかったが、夜桜を見た後では満月らしく思えた。そう言えば筆者が撮影する円窓はみな日中で、こうして夜に灯りがともるところに遭遇したのは初めてだ。今年は風風の湯の露天風呂で桜が満開な時にその背後に月が見える場面に遭遇出来なかった。満月と桜を一緒に見ながら露店風呂に浸かることが出来れば最高だが、京都では満月の日と桜の時期が合わず、また風風の湯の露天風呂では仮にその日があっても、満月を風呂から見るには深夜の2時頃でなければならない。露店風呂の位置がそうなっている。なかなか何事も○とは行かない。ただし、満月は毎月筆者が寝る部屋からは真正面に見え、カーテンを越してその姿が浮かぶ。読ーむは毎月…。
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by uuuzen | 2016-04-13 23:59 | ●新・嵐山だより


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