●天龍寺節分祭、アゲインのその後
ってのほかという事態に遭うことは、年齢を重ねるほどに多くなるのか少なくなるのか。老いるほどに気難しくなると言われるから、長く生きているほどに気に入らないことは増えるだろう。



そして、「もってのほかじゃわい!」と激怒したくなることもよくあるだろう。その結果、血圧が高くなり、死期が早まる。そう考えると人生はうまく出来ていると納得するし、またそのことを反面教師にして、気に食わない何事に対しても「もってのほか」と思わず、軽く受け流すに限る。また、たいていの老人は経験をたくさん積んでそういうことはよくわかっているつもりでいるが、「つもり」と「実際」はえてして違うもので、老人は頑なになって軽く受け流すことなど出来ず、毎日のように「もってのほかじゃわい!」と怒ることが多い。さて筆者はどうかと言えば、最近「もってのほかじゃわい!」と憤ることがあった。筆者はネット・オークションでよくほしいものを買うが、先日終了間際の10秒前に入札すると、その瞬間に出品が取り消された。筆者より先に2名の入札があり、1万5000円ほどになっていたが、それ以上の価格は見込めないと思って出品者は出品を取り下げたのだ。入札者が出品を取り消すと、500円をヤフーに支払う義務があるが、万円単位の商品であれば500円を負担してでも安値で落札されるよりかはいいと考える出品者は多い。出品画面に「思っている価格で落札されない様子であれば、終了時間前に出品を取り下げる」と謳っている人があるから、ヤフーもそれを義務づければいい。あるいは1万円以上の入札価格になっている場合、出品を取り下げれば500円ではなく、1万円くらいの手数料がかかると、規約を改正すべきだ。せっかく入札を楽しみ、自分がほしい商品が手に入ると思っているのに、突然入札者ゼロの画面に切り代わり、ヤフーからは「あなたが入札した商品は出品が取り消しされました。その理由については不明です」とのメールが届くと、「もってのほかじゃわい!」と叫びたくなる。出品時にこれ以上の価格で売りたいという最低価格を設定し、その値段以上になるまで入札者は自分のIDが反映されない仕組みもあるので、思いのほか価格が上がらず、終了10秒前になって出品を取り消す出品者には、ヤフーはそれを奨めるか、義務づけるべきと思うが、ともかく、出品者には嫌な奴がたまにいる。
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 さて、その取り消された商品を筆者はどうしてもほしいので、その出品者のほかの商品の質問欄に「即決で買い取りたい」と書き込んだ。しばらくして返事があって、6万円と言って来た。筆者は5万円まで支払ってもいいと思っていたので、間を採って55000円を提示した。返事がなかったので、6万でもと言うと、売らないと言って来た。出品を取り消した時点での価格の3倍以上を支払うと筆者が言ったので、これはもっと高く売れると惜しくなったのだ。足元を見られたわけだ。筆者以外に2名の入札者があったが、どうせそのひとりは、その出品者が別のIDで入札したものだろう。ひとりで5個くらいのIDを持っていて、自分ひとりで値段を釣り上げることはヤフー・オークションでは常識化していると聞く。さくらをたくさん使って商品を囃し立て、そこに集って来るたったひとりのアホに高値で買わそうという魂胆だ。それがあまりにも当然のごとく行なわれているので、そういうことをここで書くと、かえって「無粋なことを言いなさんな」と諌められるだろう。で、筆者の予想では、その出品者がその商品を3か月か4か月後に再出品したところで、絶対に前回以上の高値になることはない。3倍以上で買うと言っている筆者にすんなりと売った方がいいに決まっている。というのは、筆者はもう1万でもその「もってのほかじゃわい!」的な人物からは買いたくないからで、おそらく同じような恨みをあちこちでそいつは買っているに違いない。欲深い奴はどこかで大損していることに気づかない。その損とは、金の問題だけではない。筆者に「もってのほかじゃわい」と思われ、ここにこうしてそいつが知らない間に書かれること自体、もう損をしている。そうそう、ついでに言っておくと、そいつはほかの商品でも終了直前に出品の取り消しをよく行なっている。それに「非常に悪い」の評価も10近くあり、不評を買っていることは公表されている。「もってのほかじゃわい!」と憤ると血圧が上がる。そんなことを意識したことがなかったが、筆者はここ半年ほどで血圧の下が急激に数値が上がった。ま、そのことは後日書くとして、今日は別の「もってのほか」の話だ。
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 3日に天龍寺の節分祭に行って来たことは昨日書いた。今日から3日ほどはその話を書くが、まず今日は去年2月14日の投稿の続きだ。今日の最初の2枚の写真は、去年の2月3日の天龍寺の節分祭に行く途中で撮った。さきほどヤフー・ボックスで見つけて、「もってのほかじゃわい!」と思ったので急きょ使うことにした。天龍寺のすぐ南にあった美空ひばり館の跡地に出来るという建物のパースで、その工事現場の塀に貼ってあった。つまり、1年前は工事中であった。美空ひばり館があったのは10年ほどか。いつの時代でも芸能人は湧き出るから、古い芸能人はほとんど忘れ去られる。100年後も覚えられているのは1万人にひとり以下だろう。消耗品だ。それでいいのであって、美空ひばりももう半世紀もすると、ほとんどの人は歌を聴かなくなるだろう。美空ひばり館は当初は大変な賑わいであったが、ひばりファンが高齢化し、新たなファンが増えなくなった頃に、商売として成立しなくなった。それでせっかくのタイル貼りの立派な建物が、まだ寿命はおそらく何十年も残っているのに、解体されてしまった。その後に出来ることになったのが、2枚のパースに描かれる木造風の雑居テナントで、和風になったのが前よりいいかと思えるだけで、儲からなくなればいつでも簡単に壊せるような安普請という趣だ。これは芸能人と同じで、飽きられればすぐに新しいものと交代させられる。物事が新しくなるサイクルが速くなっていて、この調子では、建って1年後に解体して新しい店が出来るという時代になるだろう。実際それよりもっと速いサイクルでテナントが変わっている建物はある。天龍寺前は東京銀座と同じような人の賑わいとなり、それを喜んでいるのは商店主たちだけだが、その3分の1ほどは東京資本と聞く。そしてそういう人たちは儲からなくなるとさっさと撤退してまた儲け口を物色して回るが、一見洒落たように見えて実際は粗悪粗末な普請の建物ばかりが増え続ける。当然人間も同じで、外面は洒落て格好よく見えるが、中身からっぽのはりぼて状というのばかりが目につく。内面の輝きが外面を美しく見せると言われても、内面をどう磨くかがわからない。それでいて金儲けだけはうまいから、もう怖い者なしで大柄に振る舞う最悪の醜悪がたまにいるが、そういう連中を「もってのほかじゃわい!」と罵る必要は全くない。本人が好んで醜悪になっているのであるから、放っておけばよろしい。さて、話を戻して3枚目の写真は、去年夏のいつか忘れたが、朝の早い時間にその美空ひばり館があった後に出来た建物を撮ったものだ。2枚目のパース写真と見比べうると、当然のことながら、同じように建っている。絵で描いたとおりのものが出来るのはあたりまえでありながら、何だか夢がない。どうせこの建物も20年は持たない。どんどん建ててはどんどん壊す。「もってのほかじゃわい!」と立腹する老人はいとも簡単に世を去るが、また必ず同じ老人が湧いて出る。今のところ筆者はその「もってのほかじゃわい!」老人となっている。せいぜい毒を吐かせてもらう。(「もってのほかじゃ!」)
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by uuuzen | 2016-02-04 23:59 | ●新・嵐山だより | Comments(0)


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