●山また山、なおも
いでが好きな筆者で、何か用事があればそのついでに別のことをこなそうとする。近江商人もそういう態度ではなかったか。遠方に出かけて往復で商売すれば同じ手間で倍儲かる。



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筆者は物売りではないが、その考えはよくわかる。さつい先日また調べものが出来た。ある本を確認したいが、どういうわけかその本を置いている図書館は近畿では大阪府立図書館しかない。中之島館であれば今すぐにでも、また何かのついでの用事を作って出かけたいが、東大阪の荒本にある館だ。そこは殺風景でしかも不便な場所にあって、ついでの用事を作りにくい。それでもどうしても調べる必要があるので近いうちに訪れたいが、何かほかの用事がないものかと考えると、近鉄に乗れば石切が近いことを知った。そこはTVではよく参道の様子を見るが、もう半世紀も前に行ったきりだ。去年夏から神社巡りをしているので、石切神社に詣でる用事を作ればいい。正月休みの間は図書館が開いていないので、松が明ける頃にでも行こうかと思う。それはさておき、去年の1月1日は「山また山」の題名で、今日載せる写真と同じく、わが家の近くにある畑の写真を何枚か載せた。その後同じ場所を何度か撮ったが、今調べると去年の間に6枚撮っている。畑に築かれた意味不明の小山の列がしだいに崩れて行く様子を追ったもので、今日はその前半の3枚を使う。この「山また山」は人生のたとえのようなつもりだが、自分のことで言えば、ひとつの厄介事が終わればまた次にそれがやって来るという現実になぞらえている。心が休まる暇もないと言えば大げさだが、ま、そのような具合で、平坦な道が続くという思いになれないでいる。その理由のひとつは、一昨日の30日の午後に見たアマゾンでの筆者のザッパ本の読者評だ。誤字脱字の多さを指摘されている。そのことを早速ヤマハの担当者にメールで伝えたが、重版の際には訂正すると聞いているので、ひとまず安心とはいえ、どれほどの訂正箇所があるのか見当がつかない。梅村さんは見直すのが恐いと言っていたが、重版の際に全部訂正し切れない場合を想像する方が恐い。一度の失敗は許されても、二度は駄目だ。もうひとつの理由は今は書かないが、これも大変な作業が待っている。そんなことをあれこれ考えながら、今年も年賀状をなかなか書かずにいたが、その理由はパソコンのインク切れもある。毎年インクのカートリッジを新しく買っているが、それが決まって年末だ。正式なものを買えば1個5000円以上し、それで1年の間に何枚印刷するかと言えば年賀状を含めて200枚ほどか。ということは、1枚25円ほどインク代がかかっている。それではカラコピー代と大差ない。それはそうだろう。自宅でカラー印刷が出来るのであるから、1枚25円ほどついても仕方がない。
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 20日頃に梅津の従姉が年賀状を数十枚持ってやって来た。ここ10年ほどは毎年筆者が印刷してやっている。頼まれれば断れない。従姉は印刷された市販のものが高いのでびっくりしていたが、図案を考え、それを印刷する筆者の手間はただと思っている。今年はインクが切れているので印刷出来ないと電話で言うと、ならば全部手描きしてくれと言われた。それには2日はたっぷり要する。その暇が筆者にあると思われている。従姉のふたりの大きな息子、40代だが、彼らは従姉の家から50メートルほどのところに住んでいる。そしてふたりともきれいに印刷した年賀状を筆者に毎年送って来る。年賀状の図案は考えて用意するので、印刷はどちらかの息子に頼んではどうかと電話すると、息子には頼みたくないとのことだ。それで筆者はどうしたかと言えば、インクを買った。そしてすぐに従姉の年賀状を印刷して梅津まで持参したが、そういう一連の作業のために丸1日分の時間を費やしている。それに筆者の年賀状は放ったらかしで、図案を考えて切り絵を作ったのが、昨夜だ。取りかかり始めてちょうど4時間、大晦日の除夜の鐘が窓の外から聞こえて来たと同時に制作を終えた。ところがそこから印刷だ。2時間かかって100枚刷った。そして布団にもぐったのが3時頃だ。何と言う年明けか。それでも切り絵の図案を考えて切り始め、年賀状を刷るまでのことを数時間で終えたのであるから、驚異的ではないか。ところが宛名書きが残っている。それを今日届けられた年賀状の束を見ながら、1枚ずつ返事のつもりで書き始め、全部書き終えたのが午後2時だ。年賀状は去年来た人にだけ出す。いつの間にか送って来ない人もあるので、毎年少なくなっているが、去年は10枚ほど減った。この調子でどんどん少なくなるのだろう。筆者の知り合いはみな同世代か少し若いだけであるからだ。たくさんの20代と出会う人でない限り、誰でもそうだが、今の20代は年賀状を書かないだろう。時代は変わって行く。それはともかく、年末は従姉の年賀状を作り、筆者のもどうにか済まし、山を越えればまた山の思いを味わった。そういう雑事を楽しいと思わねば生きては行けない。今日の写真は最初が去年1月27日、2枚目が3月18日、3枚目が4月6日だ。この畑の横を通りがかるたびに、小山の連なりを見る。そして様子がかなり変わっていることがわかれば、次回歩く時にカメラを持って行こうと思うが、3回のうちの2回はそのことを忘れ、畑を見てまた思い出す。なぜ忘れるかと言えば、いつもついでの用事をたくさん作り過ぎるからだ。それに畑の変化の写真など、本当はどうでもいいからだ。そのどうでもいい写真を正月早々使おうというのであるから、筆者のブログのどうでもよさがわかる。
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by uuuzen | 2016-01-01 23:59 | ●新・嵐山だより | Comments(0)


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