●嵐山中ノ島復旧、その57(桂川左岸)
黄によって卵の殻が真っ黒になるのはわかるが、中身は普通の温泉卵なのだろうか。黒い卵で思い出した。中華料理に出るピータンが筆者は好きで、数年前にムーギョでしばしば買っていた。



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これは白身が半透明の黒で、黄味は灰色となっている。これを口に含んでビールを飲むと、ビールの味が一変する。その化学変化のようなことが面白いこともあってよく買っていた。安かったせいでもあるが、ちゃんとした中華料理店で食べるのとどこか見栄えが違うと感じていた。それがある日、中国のピータン業者が劇薬を使ってごく短期間にピータンを作っているとのニュースがあった。筆者が食べていたのはそれだろう。たまに卵の殻の外側を真っ青なドロリとしたものが覆っていた。安かったはずだ。それ以降急速に中国の食料品の危険さが大きな話題になっていて、ある人に言わせればムーギョが安いのはどこでどのように製造ないし生産されたかわからない品物ばかりであるからとのことだ。だが、貧しい者は高価で安全な食材ばかりを買うことは出来ない。今年に入って目に見えてスーパーの商品価格は上昇し、価格が据え置かれているものは中身が小さくなったり、量が減ったりしている。今日はムーギョでもキャベツが税込で1個700円ほどしていた。天候による不作のせいもあるが、押しなべて値上げになっている。昨日今日は箱根の大涌谷の異変のニュースが目立ち、筆者が目に留めたのは、温泉卵を売る小さな店が貼紙を出していたことだ。真っ黒な卵が長寿何とかと貼紙に書かれているのはいいとして、それを作るために硫黄混じりの噴気に晒すか、温泉に浸す必要があのに、その作業が出来る場所へは立入禁止となったので、商売が出来ない。そうでなくても連休の大勢の客を当てにしていたのに、それがさっぱりだ。自然現象の変化であるから仕方がないが、黒い温泉卵の値段が思ったよりはるかに安く、それも作ることが出来ないとは残念なことだ。日本全国的に火山が活発化しているようで、大地震の心配をするが、京都は南海トラフの巨大地震があっても、大阪ほどの被害は受けない。京都近くには火山はなく、それで温泉とはほとんど無縁であった。奈良や京都に都が出来たのは地震の被害が比較的少ないことを大昔の人たちは経験で知っていたからだろう。科学者は何でも計算出来ると信じてして、そうでないものは非科学的として退けたがるが、科学者が自惚れるほどには日本は地震の被害から逃れることが出来ない。豊臣秀吉が家康を関東の地に追いやったのは、いい土地ではないことを知っていたからだ。それが400年経って世界に冠たる大都市を築き、海外からの観光客は空前の数字になっているが、いくら耐震設計を尽くしてビルを建てても、福島原発の事故を思えば頼りない話で、未知数な自然相手に力比べをしても仕方がない気がする。より自然災害の少ないところに首都機能を置いた方がよく、それは関西ではないかと昔から筆者は思っている。そのことに気づいている政治家があっても、どうしようもないのだろう。かくて東京はますます巨大化するが、腫物は大きくなると潰れる。とはいえ、大阪も京都も密集地帯で、腫物と言ってよく、地震は起きる。そうでなくても新たな自然災害が懸念され、地球のどこにいても安全ではない。
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 それはさておき、先日自転車で鳥羽の上下水道施設の藤棚を見に行った際、松尾橋から下流の右岸をずっと走った。松尾橋からすぐ下流の左岸にユンボが入っていて、河川敷の土砂をダンプに運ばせているようであった。ところが、運び出すばかりではないことを3日前にムーギョに行った時に知った。買い物を済ませて松尾橋に向かっていると、目の前を10トン・トラックが2台走っていて、そのうち1台は細かい砂を大量に積んでいた。つまり、堆積土砂を運び出す一方できれいな砂を運び入れて土嚢を作るなどしているのかもしれない。トラックは松尾橋東詰めを北の罧原堤へと走らず、左に折れて普段は立入禁止となっている太い鉄柵の向こうに入って行った。その柵と全く同じ形のものは松尾橋と渡月橋の中間の左岸にもあって、今日の2枚目の写真がそれだ。ついでに書いておくと、同じ柵は久世橋に至るまでに2,3見かけた。それはさておき、桂川の土砂の浚渫工事はいわば第2期になって、今は松尾橋から下流の左岸で行なわれている。その様子を定点撮影することはない。今日の投稿の「中ノ島」ではなく、また撮影するのにそこまで行くのは面倒だ。それで今日の投稿で「中ノ島復旧」シリーズは終わりにしようと思うが、藤棚を見に行った時に撮った写真を最後として、それを次回に載せる。今日の写真は4月6日の撮影で、たくさん撮ったものを週1回載せて来て今日は5回目だ。最初にそのように計画したのだが、撮影からちょうど1か月経つことと、5月はもうすぐ本カテゴリーでしばらく別のシリーズを続けることを思ってのことだ。それで今日は3枚の写真を載せるが、最初は「その56」の2枚目と同じ場所をもう少し下流で上流を向いて撮った。土の大きな台地が河川敷に造られているのは理由がわからない。写真では右端に階段があるので、それを下りるとその台地の法面の下に到達出来る。そして法面を上って行けば台地に立つことも出来るが、誰も周囲にいないとはいえ、そうすると通報され、しかるべき人が飛んで来るかもしれない。罧原堤のこの辺りはめったに足を運ばないが、対岸はその気になれば毎日でも足を運べるから、この台地がいつまであるのかを調べるのもいい。まさか家が建つことはないが、そうなればそれはそれで面白い。2枚目の写真は1枚目と同じ場所に立って下流を向いた。左端の後ろ姿の女性は家内だ。もう少し先に青い横段のあるビルが見える。ラヴ・ホテルで、その前に車が出入り出来る坂があって、そこを下りてムーギョに向かう。松尾橋まで歩いて四条通りを行くより、距離はかなり短縮出来る。三角形の斜辺を歩くからだ。2枚目は左手奥に河川敷に乗り入れするもう1本の舗装道路がある。重機専用路で、そのままにされているのは今後使う可能性があるからだろう。2枚目の見物は桂川に中洲がほとんど見えないことだ。だが、川の流れは右に大きく曲がって行き、松尾橋が見えるようになると、ほとんど以前のままの大きな台地型の中洲がある。それをもっと崩すのかと思っていたのに、再開された工事は松尾橋のすぐ下流の左岸のみだ。3枚目の写真は2枚目の左奥に見える重機路まで歩いて上流を向いて撮った。罧原堤沿いの桜がいいが、破線状態であるのが惜しい。これをピンクの線に出来ないものか。3枚目を撮って数十メートル先で道路をわたり、ホテル際の坂を下りた。昔はその辺りは畑ばかりであったのが、今は民家が増え、新たな道が出来ている。それは袋小路が混じり、また碁盤目状ではないので、方向音痴の筆者はたまに遠回りをしてしまう。そんなことなら堤を松尾橋まで歩き、それを左折した方がかえって時間も距離も短縮されそうだが、迷っても知らない道はそれなりに興味深いと考えるので、苦にならない。噴火口などない安全なところであるからそのように考えられる。京都は不義の国だろうが、安全では大阪より上だろう。上田秋成はそのようには書かなかったが、思ってはいたのではないか。京都が本当に嫌ならば、妻が死んだ後、大阪に戻ればよかった。だが、その金もないほどに困窮していたのかもしれない。それに、妻の故郷の京都を離れたくなかったか。不義を言えば、それは人間のいるところは大なり小なりどこでもいつでも同じではないか。
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by uuuzen | 2015-05-05 23:59 | ●駅前の変化 | Comments(0)


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