●NHK新京都放送会館
d0053294_21525820.gif緩の気分になりそうな春の陽気で、満開になった桜を今日は数本見かけた。自治会のFさんによれば、嵐山はまだ桜色ではないが、土手の桜は2,3日のうちに満開になりそうとのことだ。



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どこにも旅行しないので、家内は気晴らしにどこかへ行こうと言うが、今日出かけるつもりが予期せぬ自治会の用事に追われ、朝から夜9時まで何人もの人と話をした。ちょっとした大事件と言うのは矛盾した表現だが、そのようなことがあって、その処理に追われた。みんなは慰めてくれるが、嫌なことを気にすると切りがない。いろんな人がいるものだと、相手にしないことだ。それはさておいて、明日は京都市内を当てもなくぶらつくことになりそうだが、前回家内と出かけた時のことがよく思い出せない。大平さんと歩いた15日ではなかったし、22日の郷土玩具の会の後でもなかった。老化に伴い、記憶力も弛緩して来る。家内に訊けば呆れられるので、どうにかして思い出そうと、弛んでいる頭のネジを締める行為を思い描いたところ、ひとつ思い出した。それは今日載せる写真だ。今日は3枚載せるつもりで、2時間ほど前にヤフーのマイ・ボックスから写真をダウンロードした。実はもう1枚あるが、それは筆者や家内の顔がまともに写っているので、載せないことにする。その写真は、烏丸御池を少し下がった西側に出来たNHKの新しい会館内で撮った。子どもでも楽しめるように、ゲーム機と自己撮影機を兼ねたモニタを嵌め込んだ装置が玄関を入ってすぐ左手に置いてある。モニタの前でゲームを選んで興じた後、モニタに取りつけられた小型カメラで自分の上半身が撮影され、それが静止画像となって表示される。それだけでは面白くないので、組み込まれたアニメの静止画像が額縁にように重なるが、そのモニタ画面を持参したカメラで撮影しろということだ。たいていの人はスマホで撮影するようだが、筆者はコンパクト・カメラをだいたい携帯しているので、それで撮った。その写真を投稿用にトリミングした時、アニメ額縁の上右に日付が入っていることを確認した。それを今確認すると、2015.03.13とある。金曜日だ。その日家内と出かけたが、その経緯がわからない。NHKの新放送会館を見るためだけに市街地に出かけたのではないはずで、ほかにどのような用事があったのだろう。記憶の弛緩具合がまだ完全に直らない。これは家内との仲が弛緩し切っていることも意味するだろう。何度もあることは感情が弛緩し、覚えにくいということだ。夫婦仲とはそういうものだ。弛緩は油断とつながっていて、気が弛めば体もそうなる。贅肉がたくさんついて、筋肉も皮膚も弛む。それはあらゆるところに出て来る。記憶にもということは思考にもで、そうなるとこうして書いている文章もだ。自分では気づかぬうちに、弛緩丸出しの姿を曝しているかもしれない。かもしれないと言うのは、筆者はまだそれほど腹が出っ張っていないからだが、こうして書いていて、13日のことをまた思い出した。午前中に家内と市バスの1日乗車券を買って出かけ、家に帰ったのは7時過ぎであった。それ以上の肝心なことを思い出せないので、今家内に訊いた。すると、その日はMIHO MUSEUMの内覧会に信楽まで行ったと言う。なるほど、その帰りに京都駅から四条河原町に出て、三条通りを歩いて烏丸通りに向かい、そしてNHKの新放送会館に入った。自力で思い出すには丸1日は要したかもしれない。脳細胞の弛緩具合はかなりひどいようだ。
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 NHKの新しい会館は数か月前からTVで宣伝していた。2月だったと思うが、大阪歴史博物館に行ったついでにNHKを見学した。『まっさん』のセットをガラス越しに見下ろしたりした後、衛星放送の番組案内などのパンフレットを持ち帰った。そのパンフレットの中に映画の名作劇場の番組表があり、それを参考に家内は2,3の映画を見た。TV画面に番組表を映し出すことは出来るが、何週間か先の番組を調べるのは大変だ。だが、ネットでは調べられるかもしれない。筆者はあまりTVを見ないので、ネットでもTV番組について調べることがない。それはさておき、大阪のNHKはたまに行くのに、丸太町智恵光院下がるにあった京都のNHKは近くをバスで通るだけで、その玄関前に立ったことはほとんど記憶にない。そのため、今回わかりやすい場所に出来たことは理想の場所を得たように晴れがましい。玄関を入って正面に大型画面があり、これは大阪のNHKにはないサービスで、力の入れ具合がわかる。画面が5Kで上映されているようで、紅白歌合戦やフィギア・スケートの名場面などが見られた。それを撮影することは許されず、撮影してもいい時間帯に今日の3枚目を撮った。館内での見物はこの大型画面程度だが、スピーカーがどこに隠されているのか、巨大な音で臨場感は経験したことのない規模であった。先に書いた記念写真機器で2回試した後、もう帰ろうかと思っていると、眼鏡をかけた若い女性がパンフレットの束を持って近寄って来た。それは2月に大阪のNHKで取得したパンフレットと同じで、家内が来月分はないのかと質問した。残念ながら、まだ作っていないとのことで、会館を訪れた目的のひとつが壊れた。ふと、その女性の背後を見ると、階段がある。それを上ってどうやら回廊に展示されている小さな写真展が見られるようだ。2階に上がると、数人が奥の方にいて、狭い回廊を塞いでいる。筆者らが順に見て行くのに邪魔であるのに、腹が弛緩したでっぷりとした60歳くらいの男性が2,3人の女性相手にしゃべり続ける。それで筆者は強引に割り込もうとすると、ようやく道を塞いでいることに気づいたらしく、体を移動させた。写真は撮影禁止とあった。田舎の風物を芸術的に撮ったもので、20点ほどか、中にはいいのがあった。それでもわざわざ2階に上がって見るほどのものでもない。ただし、その回廊からは下のロビーが眺められ、桟敷にいる気分になれる。写真展の終点にエレベーターがあったので、それで下りた。大型画面の前は長椅子があって、待ち合わせにいいだろう。そう言えば、記念撮影機器の横に飲料の自販機もあった。NHKとしてはちょっとした広場として使ってほしいということだ。視聴料を徴収し、またそれを増やすためには、大いに宣伝やサービスに務めなければならないという考えなのだろう。現NHK会長は国会に呼ばれるなど、何かと話題になっていて、国民の批判をかわすには、目に見える今までとは違うNHKであることを示す必要はあるだろう。それがこうした新放送会館内の誰でも入ることが出来る施設で、身近な存在になろうという方針だ。ネットでTVを見ることは筆者はしたことがないし、また筆者のパソコンでは無理だが、若者はそれがあたりまえになっていて、NHKはそこに着目し、ネットで見る人からも視聴料をもらうようだ。それほどNHKが財政困難なのかどうか、数日前はNHKの番組の終わりに数秒の宣伝が何度もあった。視聴料を徴収する役割をする職員の募集だ。それは縁の下を支える一番重要な仕事だ。そして、そういう人がどれほど支払ってもらうことに多くの困難があるかを思うと、筆者ならとても出来ないと思う。隣家の大学の先生はNHKが嫌いで、玄関扉にはNHKの視聴料を支払わないというステッカーを貼っている。なぜ嫌いになったかの理由を数年前に聞いたが、筆者はそうは思わなかった。彼女はとても忙しく、TVを見る時間がなく、またTVを持っていない。それでもNHKの視聴料を支払わねばならないことに合点が行かないようだ。筆者は放送局ではNHKを最もよく見るので、視聴料の支払い分は元を取っている気分で、NHKに対しては悪い感情はない。それもあって新放送会館を早々に訪れた。付近は住宅はあまりなく、オフィス街で、そのために毎日長時間ロビーで巨大画面を見続ける人はほとんどいないと思うが、真夏になると、暑さ凌ぎに利用する人が増える気がする。何もかも弛緩したような人が長時間陣取ると、係員がやって来てパンフレットを手わたしながら、帰宅を促すかもしれない。それを後方で援護するのが、仁王立ちする2枚目の写真の衛星放送のキャラクターで、どうせなら吽形を別の場所に置いて、来る人を威圧歓迎すればよい。
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by uuuzen | 2015-03-30 23:59 | ●新・嵐山だより | Comments(0)


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