●北野天満宮梅苑五分咲き、その2
々と語ると言うのがふさわしいほどに口説き通してようやく納得してもらった。先ほど午後9時半、次年度の自治会長をようやく決めた。先日は小学校でそのための会合を開いたが、当日やむを得ずに欠席した40代初めの男性に結局自治会長を押しつける形でその会合はお開きになった。



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ひどい話だが、ほかに適任者がいないのも事実であった。それでその欠席者に自治会長を引き受けてもらえるかどうか、その説得役が筆者だ。ここ数日はそのことがとても心配であったが、ようやく今日その男性と連絡がつき、近くの喫茶店に来てもらって話を切り出すことにした。筆者のみでは説得力に欠けるので、長老格2名に同席してもらったが、話をしたのはほとんど筆者で、渋る相手に30分ほど喋り続け、どうにか了承を得た。ただし、働き盛りの人でもあり、どうしてもつごうの悪い日は筆者が代役を務める。もういい加減にその役割から解放されたいが、今日了承を得た新自治会長は2年の任期で、筆者ももう2年はつき合わねばならない。だが、どうにか筆者の思惑どおりに事が進んで来ているから、満足でもある。筆者は全く営業マンには向いていないタイプだと自認しているが、今日の口説きを見れば誰もそう思わないかもしれない。ま、筆者の真剣さが伝わったと思っておこう。誠意と言ってもよい。何度も書くように、筆者が自治会長を務めることは簡単だが、それをすれば自治会の今後のためによくない。自分が動くのは簡単だ。人を動かすことが肝心で、またそれには自分が気楽な思いをすればいいという考えでは駄目だ。人を動かしながら、自分は自分にしか出来ないことを裏でやる。そういう意識が自治会長を辞めてから芽生えた。それが4月から3年目に入ろうとしている。今日の題名ではないが、わが自治会は筆者が会長になった6年前からこっち、かなり事情が変わって来て、今はそれが五分咲きという感じだ。もう2年で満開になるかどうかはまだ疑問だが、そうなるようにしたいし、また今日また新たな人が会長を引き受けてくれることになったので、その可能性は大いに増した。それはさておき、今日は昨日に続いて先月25日の北野天満宮でのことを書くが、載せる写真は1年前ではなく、先月25日のものだ。当日のことはあらたか昨日書いた。それで今日は何を書くべきかとしばし思案すると、3枚の写真に共通するのは塀の外からの撮影であることだ。塀の中は料金が必要だ。世の中はすべてそうなっている。梅苑の沙汰も金次第だ。だが物は考えようで、外部は外部なりの見方がある。内部に入らなければわからないことも多いが、外からでもおおよそわかることもある。誰しもそのように考え、金を出して内部に入る価値があるかどうかを考える。そして、金を出せば、無理にでも元を取ろうとして、それに見合う価値を探す。そのため、やはり金には力があるということになる。そして、金を出してそれに見合う価値を見いだせない人は、文句を言い、同じようなことを二度としないようになる。筆者が天満宮の梅苑に入らなかったのは、過去に何度か入ったことがあり、どういう状況は予想出来るからでもある。たぶん6,7回は入った。誰と入ったかも覚えているし、入って何をしたかも断片的に思い出すことが出来る。それでというのでもないが、先日は昨日書いたように梅苑を見下ろす門の土台の端に立って写真を撮った。やはり金の価値はあるもので、梅の花は見えはするが、梅苑と外部を隔てる塀が視界の下半分を遮る。それを写し込まないようにすると、いい写真にならない。また写し込んでも同じことで、塀の外の味気なさを痛感する。「蚊帳の外」という言葉があるが、ま、それと同じで、今日の写真は載せるに値しない。ただし、梅苑を外から眺めるとどうなのかはわかる。やっぱり金を払って内部に入るべきと思うのであれば、今日の写真の役目もあることになる。
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 3枚目は上七軒の芸妓を捉えた。昨日書いたように、大きな木の太い根の上に立ち、最大ズームにして撮った写真をトリミングした。筆者から芸妓までの距離は30メートルほどか。昨日の芸妓と同じ顔に見えるが、同じとすれば、1歳老けたことになる。筆者が見た限りではもうひとりいて、ふたりとも忙しそうにしていた。そのため、反応の遅い筆者のカメラでは顔を捉えるのが難しいが、どうにか写った。ふたりは同じような顔つきで、さすがにとても美人だ。庶民は芸妓を間近に見ることはめったにないから、梅の香りが漂う幔幕の内部で茶の接待を受けるのは一生に一度くらいは経験した方がいい。だが、筆者は来年も幔幕の内部に入らず、部外者として遠目に眺めるだけだろう。内部の様子が想像出来るからでもあるが、それは想像であって現実ではない。どんなことでも経験して現実化させることが大切と考える人があろうが、そういう人でも想像で満足するしかないことは絶対にある。そう考えると、想像で済ますこともいいではないかと思える。人は他者に自慢したがる。それは無邪気なことで、自慢される側は気にすることもない。ないものを見て嘆くより、持つものを見ればよい。前に書いたが、従姉の旦那さんは市バスで市内のあちこちに出かけ、金が必要な場所には入らない。金を払えばそれなりに目新しいものが見られて楽しいが、金を使ってそれに見合う感激がないと思っていて、出かける理由はバスに乗り、適当な場所で下りて散策することにある。塀の向こうには決して入らず、部外者としてうろつくのだが、それでも街角の様子や季節は味わえるから、それなりの楽しみはある。そして、そのようにして過ごした時間が、金を払っていろんな内部を見ることに費やした時間と比べて価値があるかどうかは誰も量ることが出来ない。つまり、誰しも好きなことに時間を費やすし、それでいいということだ。毎夜こうして滔々と語るように書くこともそうで、こうして書いていることは誰も代わることが出来ない筆者だけの楽しみであり、そのように考えると、何か価値あることをしている気になる。それでいいのであって、筆者が従姉の旦那さんに、たまには弘法さんや天神さんに行けばよいのにと言ったところで、本人がそのようにして楽しいと思わない限り、意味のないことだ。この考えはかなり孤独の香りがするが、人は高齢になるとそうなって行く。その孤独が嫌というのではなく、それもまたよし、あるいは仕方がないとわかる。何事も受け入れることが出来るようになるし、また受け入れなければならない。それに抵抗して、同好の士の集まりに出かけるといったこともするが、そのことで孤独が消えることはない。「ああ、梅が咲いたな」と思う時、ほかの場所でも同じように咲いていることを知っている。天満宮の梅苑も同じで、五分咲きの白梅の近くに紅梅が咲いている。梅同士はそのことをどう思っているか。同好の士の集まりと思ってどの木も楽しんでいると見ることは出来るが、どの木も自分の縄張りがあり、その中で孤独に咲いている。人も同じで、動き回っているから比較しにくいが、年齢相応の考えを抱く。集まっている人もひとりで動き回る人も、同じようにひとりであって、自分にしかわからない考えがあり、他者の考えはどうでもいいと思っている。そのようにして、誰しも自分なりの花を咲かせ、それが散るという人生を歩む。そのように考える筆者が塀の外から白梅紅梅を眺めるが、眺められる白梅紅梅が筆者の考えを見抜いていないとは誰にも断言出来ず、そのように想像するとまた楽しくなり、白梅紅梅を見る目が変わるし、裏庭の向こうの小川沿いに咲く自分で植えた紅梅白梅がかわいらしくなる。それは縁というものがあってのことだが、縁がなくても梅は毎年どこかで咲き、人間も同じように見知らぬ人が無数にいて、みな自分の人生を過ごして行く。これを読む人は筆者に縁があると言えるが、あってもただそれだけのことで、筆者は孤独に書いて楽しんでいるだけで、その姿は紅梅白梅が勝手に咲くことに似ている。ただし、それほど芳しくないし、また見栄えもよくない。滔々と語るのは勝手だが、辟易する人がいることを想像すべきでもあるか。ま、そんな人は筆者にわからぬように二度とこのブログを訪問しないだけのことで、筆者には痛くも痒くもなく、孤独を楽しみ続けるだけのことだ。BGMにYOUTUBEのニック・ケイヴの音楽を聴き続けたので今日はこんな調子になった。
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by uuuzen | 2015-03-02 23:59 | ●新・嵐山だより | Comments(0)


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