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●嵐山中ノ島復旧、その26(松尾橋)
掛けのように見える布製のゼッケンをつけた大型トラックがひっきりなしに松尾橋を東へとわたっている。どこで左折か右折するのかと思っていたところ、今日はそのことがわかった。松尾橋バス停からバスの乗ると、前をそのダンプが追い越し、梅津段町を右折して行った。



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たぶん上野橋をわたり、五条通りに出るのではないだろうか。ダンプの前面に工事名のゼッケンをつけるのは阪急嵐山駅前のホテルの建設工事の場合も同じであった。いつからそういう規則になったのかは知らないが、工事に従事する会社とすれば、何となく誇らしいのではないだろうか。松尾橋バス停に着く寸前に振り返ると、背後にそのダンプ・カーが迫っていて、赤地に白抜きで「○○桂川修復工事」と記したゼッケンがよく見えた。そのトラックはどれも銀色がまだ新しく、新車に見えたが、渡月橋から松尾橋の工事区間で10台は動いているだろう。もっと多いかもしれない。とにかく切れ目なしに砂を運んで来る。どこから運んで来るのかはわからないが、堆積土砂を運び出す段になると、その土砂はまた別の場所に運ぶのかもしれない。工事現場から10数キロとして、現場に常に次のトラックが2,3台待機しているとすれば、その別の場所との間にたくさんのトラックが走っていなければならず、そうなると10台どころであるはずがない。トラックの積載量についても知らないが、たぶん10トンかそれ以上だろう。今日の1,2枚目の写真を撮っている時、足元がとても揺れた。松尾橋が大きなトラックが走ると、かすかに揺れる。それは昔からのことだが、今日はそれがひどかった。それほどに大型トラックということだ。あまりに揺れるので周囲を見わたすと、視界にはトラックはなかった。たぶん橋の東詰めをわたり切ろうとしていたと思うが、そうだとすれば、橋の端の重みが反対側の端に伝播して大きく揺らす。今回の工事で大型トラックが頻繫に通過し、松尾橋はかなり傷むだろう。橋はわたるためにあるから、傷むのは仕方がないとして、傷みを最ももたらす業者に税金を高く支払わせればいいが、自動車税はそういう仕組みになっているのだろうか。それはいいとして、今日撮った写真は1,2枚目だけで、2枚を左右につないでパノラマとし、いつものようにクリックで拡大表示出来るようにしようかとも考えた。だが、その拡大写真はかなりのデータ量となって、もう限度いっぱいに近い筆者のブログの画像容量からして、なるべく大きな写真を載せることは避けねばならない。それで2枚に分ける。筆者の立ち位置は松尾橋上の街灯のうち、最も西寄りの1本のすぐ右際で、2枚目の写真の中央下にその影が写り込んでいる。写真がもっと下まで収めていれば筆者の影が見えている。また、1枚目の写真の左端にはその街灯の鉄柱が写り込んでいたが、それをぎりぎり省いて加工した。この視点からは河川敷への上り下りの坂がよく見えるうえ、遠方まで見通せる。ただし、左右につないだ拡大画像であればの話で、今日の500×360ピクセルでは遠くはぼやけてよくわからない。その遠くとは、河川敷に設けられている白い砂のトッラク専用路で、2枚目の写真からはよくわからないと思うが、ユンボが砂を均しているようだ。また、この2枚目にはトラックは写っていないが、直後に撮った写真ではトラックがちょうど坂を下りていた。1枚目と似た角度なので、それは没にする。もう少し待てば同じ立ち位置でトラックが白砂上に入り込んでいる写真を撮ることが出来たが、家内が先へと歩き進み、市バスに乗り遅れる可能性があった。実際、撮影後筆者は全力で走り、筆者を追い抜いて行った市バスに東詰めで追い着き、信号が青になった途端また全力疾走してバス停でそのバスに家内とともに乗り込むことが出来た。その後のことは今日の投稿とは関係がないので話を戻す。
●嵐山中ノ島復旧、その26(松尾橋)_d0053294_0473728.jpg
 一昨日筆者は河川敷の雑草を刈り取ったところをトラックが走って、松尾橋と中ノ島を往復すると書いた。今日の写真を見るとどうもそうではないようで、白い砂を運んで来て、臨時の道を造っている。トラックが走りやすいようにとの配慮だろう。この白砂は工事がすっかり終わった後、また運び出されるのかどうか。どっち道、雑草だらけで誰も歩かない河川敷であったから、白砂の臨時道路を造ってそのままにしても誰も困らないようなものだが、美観が問題だ。それにその道をバイクなどで走る輩も出て来るだろう。車は無理だ。というのは工事が終われば1枚目と2枚目のつながり箇所に見えている坂だけは撤去されるのか確実であるからだ。その坂は1枚目の写真の左端にもあるが、それはそのままになるだろう。2枚目の写真でよくわからないのが、中央奥に見えているベージュ色の大きな袋だ。これが巨大な土嚢であるころは一昨日書いた。では最初から砂を詰めた状態でトラックが運んで来たかと言えばそうではない。写真からはわかりにくいが、ユンボが砂を袋に詰めている。写真には写っていないが、その袋の口を広げているのはひとりの男性だ。袋詰めされた土嚢は白い道の際に積み上げられて行くようで、これは雨が降って川幅が広がり、また水位が上がった場合に堰止めするためだ。当然造った道を冠水させないためだ。もう台風が来ないので水嵩がひどく増すことはないが、それでも2,3日雨が続くと水底が浅いのですぐに川幅は広がる。この土嚢がどれほど多くなって行くかまた写真で報告するが、そのための土もトラックが運び入れるのだろうか。現場にいくらでも土砂があるから、それを使えばいいようなものだが、土嚢用の土はそれなりに選ぶ必要があると先月消防署員から耳にした。ともかく、松尾橋上からは作業の様子がよくわかり、天気がよければ終日見ていたい気を起こさせる。近所の人も気になるようで、1枚目の写真には間近で見物する男性が見える。2枚目の写真の奥で消えている白砂の道の先がどうなっているかだが、松尾橋から順次上流へと造っていて、中ノ島南端に到達するのは数日かかるのではないだろうか。中ノ島はわが家の庭のように近いのに、今日は確認しなかった。先日から書いているように、紅葉狩りの観光客が多い今月下旬までは中ノ島の護岸工事を始めないだろう。南端に接する工事用の道も今月末頃になるのではないか。その疑問に答えてくれるのが、先日配布された回覧文書だ。今日はその両面の画像を3,4枚目に載せる。B5サイズで、文字がとても小さく、幅500ピクセルでは読みにくい。3枚目のその拡大画像の右上のスケジュール表によれば、この松尾橋から中ノ島南端に至る道は⑥「仮設工」とされ、10月下旬から12月半ばまでとなっている。やはり紅葉の季節が終わる頃に本格的工事の準備が終わる。今年12月末までに行なわれる工事として③「河川土工」がある。それは地図上の囲いによれば中ノ島南端付近の河川中央部で、堰から下流の堆積土砂の浚渫や破損した波消しブロックの整備だろう。その破損したブロックの写真は「その22」に載せた。それからわかるように、中ノ島南端周辺は大量の瓦礫が堆積し、水底もかなり上がっているはずだ。その工事が今年末まで行なわれるから、もっぱら中ノ島南端から撮影すればいいだろう。「その22」に載せた写真の立ち位置から撮影することは不可能で、工事が終わった後は可能かと言えば、土砂が除かれ、水の中に立つことになってやはり不可能だろう。ということは、「その22」の写真は貴重ということになりそうだ。
●嵐山中ノ島復旧、その26(松尾橋)_d0053294_12025837.jpg
 回覧文書の表からは、来年1、2月に工事が集中していることがわかる。そうなればこのブログの投稿もこのカテゴリーが多くなりそうだ。読者は退屈かもしれないが、筆者はこのブログを今自分の内と外で起こっていることを報告するためのものとしている。ザッパの曲名に「OUTSIDE NOW」がある。それをもじって「INSIDE NOW」とバナーに記してブログを始めた。筆者の地元で次々に始まっては終わる大型工事について書くことは「OUTSIDE NOW」だが、筆者の感想を入れるからには「INSIDE NOW」でもある。また、韓国ドラマや展覧会などの感想は筆者の思いを書く点で「INSIDE NOW」だが、何年も経って振り返ると、世間でどういうドラマや展覧会があったかという報告になって、それは「OUTSIDE NOW」の証しとなる。OUTSIDEとINSIDEは靴下や下着のようにつながっている。ずぼらな筆者はたまに裏返しに靴下や下着を履くが、脱ぐ時に気づくだけで、着用時は差がわからない。OUTSIDEとINSIDEは同じようなものなのだ。それはさておき、去年の台風18号と今年8月の台風による桂川の増水による被害の復旧が来年度も続くとして、また来年に去年や今年と同じような豪雨があれば、せっかく除去した瓦礫がふたたび堆積する。そしてその理由として、渡月橋付近の川幅が狭いことが改めて言われるだろう。そこで復旧工事はそれはそれで進めるべきとして、それとは別に渡月橋付近の桂川をどうすべきかという問題がまだ残っていることを思い出さねばならない。去年の台風18号からちょうど1年後の9月16日に天龍寺の友雲庵でシンポジウムがあって以降、その問題がどうなっているのか、会合が開かれたのか、開かれる予定があるのか、筆者には情報が伝わって来ない。何らかの工事をすることは絶対に必要であり、そうなれば、現在の復旧工事以上の大規模な工事が渡月橋周辺で行なわれる。その工事の案の中には中ノ島の北半分を削ってしまうものがある。それは前述の表で言えば黄色の④の護岸工事箇所をなくすことであり、今回の工事でせっかく護岸を復旧するのに、それをまた削ってしまうとすれば、工事がもったいない。だが日本では道路を何度も掘っては埋めるを繰り返すことは日常茶飯事であり、それはそれ、これはこれという考えがある。どこか遠い場所から白い砂を運んで来なくても、堆積土砂を篩にかければ土はいくらでもありそうなものなのに、それをしないことも同じ理由による。税金の無駄使いのようでも、工事に携わる人たちの仕事が出来ていいと考えた方がいいのだろう。
●嵐山中ノ島復旧、その26(松尾橋)_d0053294_12032374.jpg

by uuuzen | 2014-11-15 23:59 | ●駅前の変化
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