●嵐山中ノ島復旧、その23
d0053294_2353134.jpg後の快復が早ければ2週間も入院せずに済むが、病院も商売であるから、2週間と言えば2週間だろう。それが入院した昨日からなのか、手術をする明日から数えてのことなのかわからない。後者とすれば11月14日の退院で、筆者は毎日病院に通うから、その間は落ちつかない。



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一昨日の夜は家内に洗濯機の使い方をメモしてもらったが、明日には溜まっている汚れ物を洗わねばならない。それにしても生まれてこの方、洗濯機を一度も使ったことがない筆者で、これは自慢にならない。一昨日は洗濯機の横で使い方を教わろうとしたのに、こっちは庭仕事に熱が入り、最初の1,2分しかまともに聞かず、それで操作方法をメモするように伝えた。洗濯機の扱いくらい、すぐに理解出来るだろう。そう思ってメモはまだ読んでいない。洗濯機は2漕式と、ドラム式の高価なものを所有しているが、後者は大きな毛布を洗う時以外、めったに使わない。それで筆者の2漕式を使う。ふたり暮らしなのに洗濯機が2台というのはわが家は余分なものを買い過ぎで、それで家が物で溢れている。そうなると埃が溜まりやすい。そして肺にもよくないということになる。家内の病気を機会にあまり必要でないものは隣家に移動するか、処分しなければならない。それはさておき、昨日は家内が入院し、その帰りに従姉の車が桂川沿いを西大橋から上野橋に向けて走った時、畑となっている河川敷に重機が入って何やら工事をしているところを目撃した。それが去年の台風18号や今夏の台風による洪水被害の修復工事であることはすぐにわかった。嵐山地区だけではなく、その地域から下流全体が工事の対象になっている。そのことは「その21」の最後の写真からわかる。そこには蛇行しながらも全体としてはブーメランのように曲がった桂川の平面図が印刷される。上端が嵐山、下端は3川合流地点で、西大橋やその上流の上野橋、松尾橋、渡月橋は上端地域に属し、筆者は桂川のごくごく一部しか見ていないことになる。国交省は桂川流域全体を考えて流すべき最大流量を定め、それに応じた河川に造り変える義務を負うが、各地域は他地域のことを考えずに、自分たちの地域のことだけを考えて要望をまとめてほしいと通達している。ところが、それでいいのかという意見が嵯峨嵐山地域の住民の中にはある。上流や下流のことも考えずに自分たちの地域のことだけを主張するのはエゴではないかとの後ろめたい思いからだ。だが、地元住民は素人であり、上流や下流のことがわからない。つまり、国交省が言うように、どの地元も自分たちの地域のことだけを考えるしかない。当然それらの意見は整合性がない。それをどの地域にもよいように落としどころを定めるのが国交省だが、誰しも想像がつくように、重要地域というものがある。嵐山地区はそうだ。同地区の桂川が氾濫すれば大ニュースになって全国に知られるが、松尾やもっと下流ではローカル・ニュースで取り上げられる程度だろう。となると、住民の要望が考慮されるとしても、それは平等ではなく、嵐山の住民はいわば黙っていても他地域より重視した設計や工事が行なわれるだろう。それは楽観的過ぎる考えかもしれないが、桂川流域では別格的に多くの観光客が訪れる嵐山であるから、そう景観を台なしにするような改修工事は実施されないと見てよい。そのことについて他地域の人たちが不満を国交省にぶつけても、あまり効き目がないだろう。9月16日に天龍寺で開催されたシンポジウムでは意見させろと何度も声を荒げた男性がいたが、その人の主張はどうやら亀岡地域のことを無視するなというもので、亀岡が嵐山のエゴによって洪水の被害を受ける確率が大きくなってはたまらないとの考えだ。だが、前述のように国交省としては、亀岡と嵐山は桂川でつながってはいるものの、お互い自分たちの地域のことだけを考えて住民の意見をまとめてほしいと言っている。それはどういうことかと言えば、結局のところ、毎秒当たりの最大流量を亀岡と嵐山でどれほどに定めるかということに尽きる。
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 亀岡はスタジアムが出来るそうで、それに伴って店が増え、桂川に流入する水量は増える。だが、今後の都市計画がどうであれ、川の幅や深さ、堤防の高さを決めるのは最大流量としてどれほどを許容するかの問題で、これはかなりおおざっぱで厳格な計算に基づくものではない。だいたい土木工事というものはどれもそう言ってよく、コンピュータを使った構造計算が出来るようになったとはいえ、経験で動いていた江戸時代とほとんど何も変わらない。言い代えれば完全、完璧はあり得ない。まあこの程度なら人が一生の間に一度遭遇するか、あるいは遭遇しなくて済むという考えで堤防の高さが決められていて、その一部が決壊すれば、「想定外でした」と言い逃れればよいし、住民もしぶしぶながら自然にはかなわないのでそのことに納得する。それはさておき、10月下旬から始まると予告されていた工事は、西大橋上流の右岸では確かに始まっている。今日はそのことのほかに確認したことを書く。それは今日の午前中、「風風の湯」の玄関の斜め前に起点がある自転車道路を走って嵯峨芸術大学向こう岸の近くに見える地点まで走った。そこまで走らずとも遠目にも土手の斜面に大きな青いビニール・シートの覆いがいくつか見えた。「その20」の最後の写真で言えば⑥が記される工事箇所だ。同図ではその範囲が700メートルほどはありそうだが、今日確認すると、2箇所で工事が行なわれていて、それぞれが50メートル幅程度だろうか。一度に全部が出来ないので、いくつかの区間に分けて順次工事をするのかもしれない。大型トラックが土砂を運び出すのか、あるいは法面がえぐられているので土砂を運んで来るかのどちらなのかわからないが、とにかく工事は始まった。下流から上流に向けて進めて行くのかもしれない。一昨日書いたように、紅葉季節なので、嵐山に無粋な重機が大きな音を立てて動き回ることは避けたいという考えではないか。あるいは国交省としては、観光客が多い方が自分たちの仕事の宣伝になるので、11月に入れば嵐山にも大型トラックが頻繫に出入りするかもしれない。今日の3枚の写真は桂川の下流に向かって自転車で走り、立ち止まって撮ったもので、最初の写真の左手奥と右手奥に青いシートで覆う法面が見えている。去年の台風18号に伴う洪水によって土手がえぐられたのだが、先日書いたように、その地点は川がカーヴしていて、水の流れが土手に激しくぶつかった。写真には若い男性がふたり見えているが、これについてはいつか機会があれば触れる。2枚目は嵯峨芸術大学のすぐ近くだ。右端のバスの背後に少しだけ見える大きな建物は同大学のホールで、これは大学の敷地から少し離れたとこに建っている。3枚目は2枚目の下流で右端に見える建物はラヴ・ホテルで、このちょうど対岸にわが地元の小学校がある。教育上、その立地は好ましくないが、川の向こうであるし、また距離的に問題はないのだろう。なお、このホテル前に江戸時代は小さな橋があって、小学校のある区域と結ばれていた。そうそう、自転車で自転車道路を松尾橋まで走る途中で気づいた。あちこち雑草がきれいに刈り取られていて、重機の進入路を造っているのだろう。松尾橋近くから下りることになっているが、その場所をどこにするかがまだ決まっていないはずで、とにかくそれ以外の場所は先に道として使う河川敷をきれいにしておこうという考えだ。写真を慌てて撮って猛速度で家内が入院する病院に駆けつけた。午後1時に来てほしいと言われていて、その時間に着いたが、病室が遠く、5分ほど遅れた。するとベッドに家内の姿がなかった。家内も復旧に向けて準備中で、明日は手術だ。
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by uuuzen | 2014-10-30 23:59 | ●駅前の変化 | Comments(0)


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