●嵐山駅前の変化、その325(桜の林、温泉)
命的にするか到達にするか。前者はあまりいい話題になりそうでないから後者にする。今日も昨日に続いてこのカテゴリーに投稿する。ちょうど1年前に撮影した写真を載せるが、なぜ連日撮影したのか記憶にない。たぶん昨日の4枚目の写真に見える舗装工事の後がどうなったか確かめたかったのだろう。



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今日の写真からはよりわかるが、温泉の建物は塀越しでもかなり様子がわかるようになって来た。外装か完成し、内部の工事に取りかかっている様子に見える。設計図を示しての説明会では建物の最も高い部分で8メートルほどに達すると聞いたが、ちょうど1年前そのことを思い出しながら塀の向こうに見え始めた建物がかなり背が低いことに変な思いがした。見えている屋根とは違い、突貫で別の大きな屋根が聳え始めるのかといぶかったが、結果的には違った。また、筆者の目測が間違っているのか、塀越しの建物の最も高い部分は8メートルの高さがあるのかもしれない。説明会で配布された設計図は保管しているので、それを確認すればよいが、どこにあるか今すぐには探し出せない。8メートルと言えば普通は3階建てに相当するだろう。この温泉は平屋だ。天井が低いと圧迫感があるから、それなりに高くするが、それでも通常の2階建ての高さ程度ではないか。8メートルの高さは対岸の嵯峨からでもよく見えてしまうので、それは問題ではないかという意見が説明会で嵯峨の住民から出た。筆者もその建物が目立つ様子を想像し、うっとうしいなと思ったが、塀の向こうに見え始めた屋根を見ながら、その低さに意外な気がした。説明会で配られた設計図はあくまでも予定ということで、細部の詰めが必要という話を建設業者は話した。それで結局8メートルは認可されなかったのではないだろうか。また、説明会では嵐山に点在する旅館、ホテルの「外湯」としての位置づけで、一般客が利用出来るかどうかの考えは示されなかった。筆者は9割は諦めていた。それが蓋を開ければ確かに宿泊客用の「外湯」なのだが、それでは利用者が少なすぎるのでもったいないということになったのだろう。そして一般客も利用させようということでスタートを切ったが、何度も書くようにいつ訪れても20名以上を見たことがない。金曜日は60歳以上は半額の500円で、その日は特に多いはずだが、それでも20名が同時に入っていることはない。先週は木曜日に行ったが、筆者ひとりの時間帯があったほどだ。小学生の男子ふたりが露天風呂に浸かっていたのでどこから来たのかと訊くと、嵯峨と言う。母親に車で一緒に来たそうで、平日であるし、またどこかに駐車するのにお金がかかるから、よほどの風呂好きと見える。嵯峨ならば「天山の湯」というスーパー銭湯があって、そこは大人気だが、何せあまりにも客が多く、筆者はさほど好きではない。客が多いほどに湯は汚れる。いろんなサービスがあるとはいえ、温泉は静かな方がよい。筆者はいつも100分ほど利用するが、その半分の時間は露天で足だけ湯に漬けてゆっくりする。そういうことは常の喧噪状態の「天山の湯」では無理だ。嵯峨から来た親子もそう思っているのではないだろうか。
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 木曜日に訪れたのは理由がある。最初の2,3回は気づかなかったが、ポイント・カードが無料で発行されている。1回利用するたびにスタンプをひとつ押してもらえる。有効期間は1年だが、スタンプが5個ごとに特典があって、5個目は半額になる。それで60歳以上は毎週金曜日に半額で、その日にそのカードを使えばさらに半額の250円になるのかどうかを訊くのを忘れて、二重のサービスはだいたいないものであるから、1日早い木曜日に訪れた。その日は当然5個目にスタンプを押してもらい、金曜日の「シルバー割引」とは違って「特別割引」というボタンを押して自販機で入湯券を買った。その機械にはたくさんのボタンがあるが、ざっと見たところ、半額の半額の250円というボタンはない。ということは5個目を押してもらう日は金曜日以外でなければならないだろう。ともかく、次回の金曜日に訪れた時にそのことを確認しよう。このスタンプは10個目が一回無料になるから、9個目が溜まった段階で、次回はいつ訪れてもいいことになる。それはさておき、女湯は男湯と違っていつも人が多いことは以前に書いた。女性同士の旅行者が多いからだ。毎回家内と出る時間を決めて入るが、必ず家内は先に待合室で赤い湯上りの顔をして待っている。筆者は長風呂は嫌いな方だが、前述のようにひとりでぼやっと出来る時間が楽しく、ついつい湯冷めしかねないほどに露天で裸を晒している。先週の木曜日はついに筆者が5分ほど待ったが、やって来た家内が言うには、男湯にはないミスト・サウナで若い女性としばし話したそうだ。28か9ほどの年齢で、埼玉からのひとり旅だ。泊まっているのは今日の4枚目の写真の50メートルほど後方にあるビジネス・ホテルで、そこで入湯券をもらったらしい。そのビジネス・ホテルがそういうサービスをしていることは知らなかった。彼女は京都は数回来たことがあるそうで、今回はどちらも夜行バスを使った。帰りは明日の夜で、丸1日の時間がある。彼女は金閣寺に行くことを予定しているが、どこかお薦めの観光場所はあるかと訊ねた。家内は竜安寺を挙げたところ、きょとんとしていたと言う。金閣寺の派手さはないのでそんな寺に行っても仕方がないだろう。京都に長年住みながら、筆者も家内もほとんど気の利いた場所を知らない。きっと観光客の方がそういう情報は何倍も持っている。それはさておき、その女性がまだいるのであれば休憩室に呼んでくればと家内に言うと、早速また女湯を覗きに行ったが、姿が見えなかった。たぶん筆者と話をしている間に出たのだろう。もう9時を回っていて、就寝の時間だ。休憩室は畳敷きでかなり広くて、無料の血圧計や足揉み機が2台ずつ置いてある。それに大型TVもあるし、飲食が出来るようにもなっている。湯上りにちょっとした話はそこで充分に出来る。むしろその場所以外に近辺には話が出来る場所はない。喫茶店は9時に閉まるし、それも1軒しかない。まことに夜はつまらない嵐山で、遊ぶのであれば電車に乗って四条河原町まで出なければならない。ならば深夜まで営業する喫茶店を経営すれば儲かるかと言えばそうではないはずで、夜になるとほとんど真っ暗で人が歩いていない。それはともかく、埼玉からやって来たその女性を見たかったのは、せっかくの縁であるし、息子の彼女にどうかと冗談と本気混じりで思ったからだ。だが家内の方は見ず知らずの人との出会いを信用しない性格で、優しそうに見える人でもまず警戒する。そして特に女性は恐いと言う。女性がそう言うのであるから、そこには多少の真理があるだろう。それはそれとして、筆者はまず相手の顔を見、そして雰囲気に接し、ある程度話すとどういう人物かわかると考えるし、また何度も京都に観光に気ながら、知り合いらしき人を作っていないことがさびしい気がした。筆者は車を持っていないので、たとえ休憩室で彼女と3人で話が出来たにしても、翌日好きな場所に連れて行ってあげられないが、地元の人間と話をすることで旅の思い出は深まる。
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 さて、到達について言えば、桜の林の北端で工事中の自転車道路だが、工事は確か今月22日までとあったのが、昨日看板を見ると30日に変わっていた。だが、舗装はしていないものの、ほとんど道路は出来上がっているも同然で、立ち入り禁止の柵はところどころ隙間があって、人の出入りが出来るようになっている。これはもう工事区域に入っても危険ではないことと、また今後の工事に悪影響を及ぼさないという考えによるだろう。実際そのとおりのはずで、立ち入って土を踏み固めた方が舗装の際にはよい。土をローラーで圧する作業はまだ続けられると思うが、昨日その未舗装の部分を歩くと、足は土の中にめり込まなかった。それほどに充分ローラーで固められている。また、いつも筆者は業者が帰る午後5時半以降に訪れるが、昨日は午後2時頃に行った。するともう誰もいなかった。朝からそうであったかもしれない。午後から雨が降るというので早めに作業を終えたのかもしれないが、筆者の想像では「雨降って地固まる」のたとえにあるように、雨天が続きそうな期間は工事を中断し、自然に土が固まるのを待つのではないか。そのために当初22日の竣工が30日になったとも思える。それはともかく、後はアスファルトで舗装すればおしまいという段階に到達していて、残り3週間はほとんど作業らしきものがないのではないか。昨日見た状態は、今まで桜の林の東端で途切れていた自転車道路がついにそれを横切って「風風の湯」の前の石畳に到達したもので、以前の林としての部分が失われ、空が広く、明るくなった。どんな施設でも出来てしまえば、それがあたりまえになって以前の状態を想像しにくい。それで自転車道路は昔から桜の林の内部を横切っていたと思われるようになる。今日の写真で言えば3枚目の右端にその道路が出来る。ま、その工事の経過写真はまた1年後に順に紹介することになるだろう。そうそう、これは先週会長から連絡があった。長らく放置されていた駅前のマンション建設予定地だが、来週の10日に駅前の喫茶店で業者の説明会がある。ただし業者はそれをあまり大っぴらにしたくないらしく、ごく近隣の何軒かと自治会の四役のみに告知された。まだ建物の設計図を示す段階ではなく、当日の会合はそれに向けての準備について説明されるらしい。梅雨明けくらいに設計図を示しての説明があるとして、竣工は来春か。となると、自転車道路の撮影に続いて今度はそのマンション建設を数日置きに撮らねばならない。どこまで続くか予想がつかない本カテゴリーで、それほどに嵐山駅前は変化の波が押し寄せ続けている。その到達どころというものはなく、ただただ変化して行く。
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by uuuzen | 2014-06-05 23:50 | ●駅前の変化 | Comments(0)


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