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●嵐山駅前の変化、その314(駅舎から広場、脇道から広場、売店)
撰な論文であることがわかった段階でもう世間からは研究者としては認められないのではないか。今日は午後1時からSTAP細胞で世を騒がした女性研究者が記者会見をするというので、始まるのを待ちかまえた。



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2時間半に及んだというが、筆者は早々とネットに次々と投稿される一般人のコメントを追う方が面白かった。8割は揶揄で、擁護派は少なかった。それは会見を聞いても新たな真実は何もわからないからで、みな大なり小なり欲求不満を覚えたに違いない。筆者が驚いたのは200回以上成功しているという発言で、門外漢の印象だが、それはかなり多い。200回もというのであれば、明日にでもまた作ればいいではないか。明日が駄目でも2,3か月あれば出来るだろう。擁護派はみんなは科学について無知なのであるから、もっと彼女を信頼して何年でも待とうという考えだ。それに、民法のTVでは彼女は正直であると見えたと発言し、数名のゲストはみな彼女に同情していた。若い女性が時に涙を浮かべて会見するのであるから、それも当然かもしれない。これがたとえばホーキング博士のような高齢の身障者であればどうか。たぶん日本のマスコミは相手にしないし、TVも今日のようにどの局もリアルタイムで会見を放送することにはならない。つまり、彼女は研究者ではなく、芸能人との扱いだ。それでコメントをあちこち見ていて爆笑させられたものがあった。高須クリニックの院長の出番だというのだ。もうひとつ面白かったのは、STAP細胞ではなく、スペルマ細胞を彼女の顔に向けて発射したいというものだ。それなりのかわいい女性がTVに顔を映し続けられると、若い男なら欲情もする。つまり、これも今日の会見が芸能ニュースであったことを示している。先日書いたと思うが、他人の論文をコピーし、しかも写真を別のものを挿入した時点で、うっかりミスとの言い逃れをしようとも、研究者としてふさわしくない。そんなそそっかしい人は人の命に大いに関係する仕事に絶対に就くべきではない。芸能人ならまだ拾ってくれる事務所があるかもしれず、今日の会見はその意味で彼女の潜在的欲求を満たすものではなかったか。となると、いつか高須クリニックの院長が一肌脱ぐか、AV業界が誘うか。断っておくが、筆者はそれがいいと言っているのではなく、ネットにはそのような意見が目立つということだ。今の日本は、どんな嘘でも言った者勝ちのようなところがある。嘘が大きいほど話題になり、名前と顔が売れる。その後は本人次第だ。STAP細胞が妄想ではなく、200回以上も作成に成功したというのが真実であれば、それを示すデータや写真などをほんの少しでも紹介すればいいものを、言葉だけなら小学生でも言える。科学とはそんなものか。そしてそんな彼女が1000万の給料と同額の研究費と聞くと、アホらしくて言葉が出ない。STAP細胞が本当に実現出来れば今回の騒動はみな小さなことと言っているコメンテイターがいたが、それは違う。論文の写真違いがうっかりミスでしたという段階でもう科学者を辞めるべきだ。これが80歳ならば同情出来る。30そこそこで度忘れしましたでは、認知症を疑うべきだ。人生に一度あるかないような舞台でうっかりミス、あるいは捏造するような人は周りが肩をたたくべきで、それほど重要な研究者というポストに就いている自覚を本人に持ってもらわねばならない。
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 今日のカテゴリーに関係のないことを書いてしまった。どう辻褄を合わせようかと新しい段落に入った。先日東京の超高級マンションが建った途端に欠陥が見つかり、新たに造り直すというニュースがあった。設計か施工に問題があった。建て直すとなると、倍の建築費プラス取り壊し費がかかる。それでもマンションの販売価格は同じであるし、また購入者に何か月も待ってもらうので、その保障費も必要だろう。そうしてまでもたぶん儲かるはずで、マンション価格は果たして妥当かどうか。それはともかく、よくぞ欠陥がわかった。黙っていれば誰にもわからなかった。あるいは誰が見てもおかしいという箇所があったのか。杜撰な設計者あるいは施工者というべきで、問題を起こした人は責任をどう取るのか。STAP細胞騒動では誰も責任を取らないようで、科学者は恵まれている。気楽なものだ。世間を騒がしても大目に見られ、それどころか同情を買いもする。だが、若くてかわいい女性の場合で、これが老婆や腹の出たおっさんでは袋叩きに遭う。若いことは素晴らしい。その得なところを若い女性はよく自覚している。賞味期限が短いので、若い間にとにかく世間に顔や名前を売るに限る。話を戻して、建ったばかりのマンションを取り壊して更地にする時の関係者の気分はどうであったか。無関係な筆者でももったいないと思ったが、関係者はなおさらであろう。そういう気持ちがあればなぜ建てる前に欠陥を見出せなかったのか。一流企業でも肝心なところに杜撰が入り込む時代になっているようだ。そのマンション事件とSTAP細胞騒動は根が通じているように思える。たぶん政治やその他あらゆる分野も通じていて、日本が崩壊に向かっているのかもしれない。それで思い出したことがある。ようやく今日の写真につながる話だ。「風風の湯」に三度入って三度気づきながらまだ書いていないことだ。前回だったか、安普請と書いた。天下の嵐山に建てるのであるから、さすがと思ってもらうべきだろう。ところが、駅前ホテルにしても美術品は皆無で、全体に安っぽい。貫禄がない。歴史を重ねていないからではない。どういう内装にするかという段階で、ほとんどビジネス・ホテル級の考えと予算しか出なかったはずだ。それでもほとんどの客は美術に関心はないから、そこそこの内装で充分という意見があるだろう。そこが恐い。1000人の客の中にひとり見る目のあることを恐れる必要がある。それに、たいていの人は美術がわからなくても何となく感じるもので、安普請はそれなりに気づかれる。話をまた戻すと、「風風の湯」では脱衣場と風呂場との境にガラスの扉がある。これはどこでも同じようなもので、「風風の湯」が取り立ててデザインがどうのということもない。気になるのは、風呂場からその扉を開けようとする時、足元が少し窪んでいるので水に浸かることだ。それは設計ではそうなっていなかったはずで、建ってすぐか、部分的にタイル下の基礎が凹んだのだ。せっかくさっぱりした気持ちで脱衣場に上がるというのに、その最後の瞬間にその浅いが、明らかな水溜まりに足を浸すことになって、とても気持ち悪い。それが安普請のひとつの証拠だ。凹んだ箇所の補修工事は1日あれば出来るはずだが、たくさんの客が意見しなければ経営者は見て見ぬふりをする。
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 そういう綻びは何にでも少しずつ現われる。それが10年や20年では仕方ないと諦めるが、まだ半年ほどでそんな欠陥が生じることは、やはりプロ意識が全体に緩んで来ているとしか思えない。STAP細胞の研究者も同じだ。プロではあり得ない。一を見れば十がわかるという昔の諺がある。それが今は忘れられている。どの部分を取って見せても隙がないというのがプロの仕事だ。今はそういうプロが求められていない。誰でも代替可能な仕事が増えた。コピー・アンド・ペイストであって、簡単に同じ物、者が生産出来ると雇用者は考えているし、また使われる方も仕事に生き甲斐を見出しにくくなっている。誰でもすぐに交代出来るとなると、自分の人生を生きている実感が得られないのではないか。STAP細胞は自分が見つけたと胸を張りたいという思いの産物で、思いが暴走して虚言が出たのだろう。プロは簡単になれるものではない。ips細胞を生み出した教授は先日30代の研究者は未熟だといった発言をした。それは一流の研究者に、つまりプロになるには30代は早いということだ。その言葉には重みがある。だが、教授のその発言はほとんど話題にならず、それどころか今日の会見でも2割程度は擁護派がいる。彼らはプロがプロになるための努力の積み上げを知ろうとせず、誰でも運がよければ宝くじが当たるかのようにノーベル賞級の成果を上げることが出来ると考える。昨日のニュースに、工事現場に携わる人が深刻なほどに減少し、外国から雇うしかないというのがあった。もちろん専門的なことはしっかり最初に教えてから現場に出すが、それにしても熟練工が軽くなった。それは熟練を要さない工事現場になって来ていることを示すだろう。空地があると、1日で材木が運ばれて骨組が建つ時代で、間取りや使用する材料はみな企画品を組み合わせるだけだ。工期短縮と、均一な品質を求める間にそのように変化して来た。この規格主義が人間に及ばないはずがなく、簡単にプロが養成されるが、それは昔の意味でのプロとはかなり違う。野菜の促成栽培は筆者が小学生の時に学校で習ったが、思えば当時から人間の促成栽培も始まった。促成栽培ものはおいしくないというのが定評だったが、それが幅を利かせると、ほとんどの人はその味こそが本物と思う。今日の写真は去年4月8日の撮影で、出来て間もない駅前広場にまた工事の車が入っている。これはたまたま見かけた。植え込みに鉄の四角柱を立てているところで、文字を書いてある部分は覆われていたが、後日確認すると、名所の方向指示であった。駅前からは渡月橋は見えないので、右往左往する人が多い。それで改札を出てすぐに見える位置に立てられた。
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by uuuzen | 2014-04-09 23:59 | ●駅前の変化
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