●嵐山駅前の変化、その313(桜の林、温泉)
をボウルに入れて掻き立てている若い男性を昨日大丸百貨店の1階で見た。化粧品の新製品の宣伝だ。立ったままでボウルを顔の高さに持ち上げて泡が減らないように右手を動かし続けている姿は少し憐みを誘い、またロボットに見えた。



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店員はロボットのようなものだ。笑顔を絶やさず、ミスをしてはいけない。家内と一緒に屋上階に上がり、筆者はひとりで大食堂の待ち合わせの椅子に座って家内の用事が終わるのを待っていると、身長175センチほどの若い西洋人の女性が前に出て来た。ピチピチのジーンズを履いていて、ふくらはぎがはち切れんばかりだ。足が身長のちょうど半分はあって、しかも美人だ。筆者がそのむちむちした体を観察していることを彼女は知らない。筆者の前を二度往復して消え去ったが、彼女のことを今朝家内に話した。あのような足の長さではセックスする男性は長身でなければならないと言うと、家内は恋人は案外背が低いかもと言った。それはさておき、1階に戻ると泡立て青年はまだロボットのように同じ作業をしていた。その前を通り過ぎる時に彼は家内に声をかけ、泡を触ってみろと言う。それにしたがった家内は、泡が普通のそれとは違い、手に付着せず、マシュマロのような弾力があることを知った。筆者も触ればよかったが、むちむち女性を見た直後なので、何となく気が引けた。それで今朝はエロテッィクな夢を見た。そのことを家内に話しながら、思い当たったのは、むちむち女性と白い泡の記憶だ。それが合成され、変化して夢に若い裸の女性となって現われた。彼女は筆者に面して立ったまま、しきりに下半身を押しつけて来る。それがかつて有名であったタレントで、筆者は魅力を感じたことがなかったのに、夢に出て来た。筆者の下腹部に彼女のむちむちしてマシュマロのような弾力の裸がしきりに当たる。気持ちいいような困惑するような、変な気分で、目覚めてからもその感触が残っていた。そのことを家内に言うと、笑っていた。筆者は夢に登場するあれこれはどれも現実に見たり感じたことの反映で、その源がわかるはずと思っているが、今朝の夢を逐一辿ると、どうしてもその源が不明な場面や登場人物がある。睡眠中の夢でも謎などないと高をくくっていると、実際はそうではなく、どうして夢に出て来たのか、その理由がわからないものが含まれる。これは自分を過信するなということに使えそうだ。自分のことが100パーセントわからないのに、他人のことはなおさらだ。前にもこれと同じようなことを書いた。では、わからないことがあれこれあるこの人生をどのように愉快に過ごすかが大事で、面白おかしく生活している間に寿命が尽きることが理想だ。つまり、考え過ぎないことだ。ところがこの考え過ぎは人によって基準が違うから、結局のところ、自分の思うように時間を過ごすしかない。で、思うように今日も即興で書いているが、松山市での思い出は明後日からまた再開するとして、今日と明日は嵐山の桜の写真を載せる。
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 ちょうど1年前の4月8日の撮影で、お釈迦さんの花祭りだ。にもかかわらず、桜は半分以上が散っている様子がわかる。そんな木の下で花見弁当を広げるのはちょっとさびしいが、光が明るく、暖かそうなのはよい。明日は午前中は10度の気温だが、昼下がりは20度になるとの天気予報だ。今日は自治会内を用事で歩いたが、桜の林にまでは行かなかったので、今日の写真と同じような桜の散り具合かどうかはわからない。だが、たぶんそうだろう。「風風の湯」の露天風呂では花びらがたくさん浮かんでいると思う。それや虫をすくうための小さな網が用意されていて、それでしきりに湯船の中に落ちる葉や虫を取り除く人がいる。先週金曜日がそうであった。裸で小さな白い網を持って湯を覗き込んでいる姿はあまりいいものではない。筆者は浸かったままで、そんな作業をする気になれない。湯に桜の花びらが2、3枚浮かんでいて、それを両手でそっとすくおうとすると、9割方は透明で見えないが、残り1割ほどは花弁の芯と言えばよいか、ほかの部分より分厚い筋になっていて、それがほんのりピンク色をしているのがよい。それですくうのをやめてまた湯船に開放するが、沈まずに浮かんだままなので、いずれ裸のおじさんが白い網ですくって捨てるだろう。風情も何もない。桜の花びらが毒とでも言うのだろうか。だが、葉桜になると毛虫が発生するし、それはぽたぽたと下に落ちるから、湯船にも浮かぶだろう。そうなると毛虫温泉の評判が立って誰も行かなくなるか。それでは困るので、白い網を目立つところに立てかけ、おまけに虫や葉を見つければすくってほしいとわざわざ書いた木札を柱に貼りつけてある。毛虫なら裸のおじさんがし白い網ですくい続けてもいい。去年秋のオープンであるから、桜の毛虫がどの程度動き回るかわからず、その点は管理が徹底するのかどうか。そう言えば、昨日の昼間、この温泉のすぐ前に7,8人が群がっていて、みな中に入る様子であった。昼間は観光客で入湯する人が多いようで、露天風呂に葉や毛虫が浮いていればすぐに見つけられる。夜は灯りが乏しいのでそういう具合には行かず、それで裸のおじさんが目を凝らしながら白い網を持って湯船を旋回する。筆者が多少の葉やゴミにあまり気にならないのは、元来が掃除下手、というより嫌いであるからかもしれない。これを書く3階の部屋はたぶん丸1年は掃除していない。本だらけで、足の踏み場がなく、時々硬い本に膝を打ちつけて小さな悲鳴を上げる。先の裸のおじさんなら、部屋に入った途端に卒倒するだろう。自慢することではないが、そんな部屋でも死ぬことはない。ただし、清潔好きから言わせれば、長生きするにはよくない。家内は筆者は女性に悪さをしなければ92歳まで生きると信じているが、その年齢で知る人が誰も周りにいなくなればきっとさびしいし、また動きは緩慢になっているから、本であちこち体を傷つけることはさらに多くなり、全く生きていてもろくなことはないと思っているのではないか。では何歳くらいであの世行きがいいかとなると、もうひと回りとすれば74で、これはJ.J.ケイルの享年で、それもいいかも思わないでもない。ただし、12年はあっと言う間で、1日1日を怠惰に過ごすことはもったいない。こんな駄文を書いている暇などなく、もっと楽しく、面白いことをせねばならない。それで今朝夢で見たように、若い女性が裸で筆者に迫って来ることなどもうあるはずがないとして、それもさびしいかと思う。92を取るか、74を取るか。
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 女性のむちむちマシュマロ裸が迫って来る夢は、春が来たからだろう。花が咲き、毛虫がもぞもぞ動く季節は人間もむらむらしてあたり前ではないか。そうならなくなれば、もう半分以上は棺桶に入っている。そうそう、今朝家内に夢の話をすると、それをまたブログに書くのだろうと言われた。おまけに、筆者のブログは時々スケベエなことを書くので、それはやめてほしいともつけ加えた。スケベエなことはさほど書いていないと思うが、今日はその例に含まれるかもしれない。そう言いながら、はたと指が止まって先に進めないところ、筆者のエロさ加減もかなり年齢相応になっているのか、それに関する話題が出て来ない。それを無理して書くと、筆者に限らず、男は女性をさりげなく見ているもので、顔や体の部位を瞬時に評価する。これは個人差が大きいはずだが、筆者はめったにいい関係になりたいと思う女性を見かけない。たぶん1年にひとりいるかいないかだ。きれいだと思うことはよくあるが、エロまで思いが発展しない。そう言えば富士正晴も同じようなことを書いていた。性的欲求がかなり乏しかったようで、女性問題というのを仕出かさなかった。それは小説家としてあまり好ましくないと思うが、女性の尻ばかり追いかけていると、仕事にならない。それは大昔からそのようで、政敵を蹴落とすのに、金か女が使われる。女をあてがわれて骨抜きにされるのは格好悪いから、男はスケベエ心を制御出来なければならない。それでと言うわけでもないが、筆者はめったなことには女性に恋心を抱かない。それはきっとそういう対象になる女性との出会いがないからで、その境遇をさびしいと思いつつ、波風立たない心でいることは気分がよい。そうであっても、夢に裸の女性が出て来るのであるから、自分のことがわからない。誰しもそのはずで、生きていることは、睡眠中に変な夢を見たり、目覚めてそれを反芻することの連続だ。視界に入っては消えて行くことを意識するしないにかかわらず記憶し、それが睡眠中に整理されて覚えておくべきことだけがひとまず記憶の倉庫に留まる。では、何を覚えておくべきかはどうして決めるか。昨日見かけた足長のむちむち美女や化粧品コーナーの泡立て男など、筆者には有益とは思えないが、それらの記憶が合成変形されて夢に現われ、そのことをまたこうして書くことで、改めて昨日見かけたふたりが強く記憶される。記憶はしようと思って出来るものばかりとは限らない。人間は不思議なものだ。何気ないものが何年も何十年も記憶される。その何気ないが人生の核ということだろう。となれば、今日の4枚の何気ない写真も人生の一片で、見方によればいろいろと面白いということだ。
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by uuuzen | 2014-04-08 23:59 | ●駅前の変化 | Comments(0)


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