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●嵐山駅前の変化、その307(桜の林、温泉)
いた花は数個というさびしさだが、駅前に出来た温泉「風風の湯」に初めて行き、その露天風呂の湯船から夜桜を楽しんだ。それが27日の木曜日のことで、それから3日後の今日はもう五分咲きか満開に近いだろう。



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昨日は大阪市内に出かけ、電車の中から見える桜は午前と午後では開花状態にそうとうな差があった。その数時間で満開に近くなるほどの陽気が今日は一転して風雨で、気温も低い。「風風の湯」に行ったのは半額券を従姉からもらったためで、まだ1枚あるので、今夜か明日行くつもりでいる。3月末までに使用出来る同様の券は去年のオープン記念の際に数枚もらった。半額ではなく、200円ほどの割引券で、結局1枚も使わなかった。半額券が配布されたのは、半年前の予想と違って客の入りが悪いからだろう。宣伝のためには半額券を配ってたくさん来てもらわねばならない。その半額券は1枚で4名まで入れるから大サービスだ。だが、毎週金曜日は満60歳以上は半額であるし、またそのほかの割引日もあるので、半額券をもらってもさほど嬉しくはない。だが、従姉のせっかくの好意は無駄に出来ず、話題のためにも出かけることにした。夜の8時10分頃に入り、9時半に休憩室で家内と落ち合うことにした。受付では今夜は混んでいると聞いたが、男湯は20名に足りなかった。サウナはほとんどひとり占めで、露天風呂も同じだ。こんなに空いていては早晩閉鎖になるのではないかと心配になったほどだ。だが、利用者からすれば空いているのはありがた。筆者は自治会の顔見知りが来ているかどうか半ば心配、半ば期待を抱いていたが、知った顔はなかった。そのためもあって、しみじみと1時間半を過ごした。桜の林の中に出来た温泉であるから、露天風呂は桜の開花が間近に鑑賞出来るようになっている。女湯ではもっと太い古木があったと記憶するが、男湯でもそこそこ貫禄のある木で、満開になれば見物だろう。昼間は客が多いはずだが、筆者は夜にならないと風呂に入る気がしないので、客が少ない夜は歓迎だ。長風呂は嫌いな方だが、真新しい施設でもあって、1時間半はあっと言う間に過ぎた。サウナに入ったのは二度で、合計15分ほどだ。それで充分に体は温まった。わが家から徒歩1,2分の距離にあるので、風呂好きなら毎日でも通えばいいと思うが、1か月3から4万円はかかる。その程度の費用は何でもないという境遇ではない。そう言えば、8億円を借りて未返済の数億を返すと言っている政治家はどういう経済観念を持っているのだろう。TVに顔が出る有名人は億単位の収入があって当然と家内は言うが、実際そのとおりで、現代の王侯貴族はTVで顔を知られる人たちだ。彼らは国を動かしている自負があるので、数億くらいの金を何とも思っていない。それにしても5000万で知事を辞めた人物は格好悪かった。面の皮の厚さがたぶん普通の人の数倍はあって、同じような人種と今後もつき合うから何ら困ることはないはずだが、それに引き替え、半額の入湯券でようやく温泉に浸かった筆者がそのことをまるで事件のようにこうしてブログに書くことのささやかさと言えば、まるで冒頭に書いた数個の花開いた桜のようだ。
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 さて、一昨日は家内と渡月橋まで歩き、それを越えて嵯峨から梅津まで行き、ムーギョやトモイチで買い物をして帰った。ぐるりと一周した形で、歩いた距離は5キロほどだ。渡月橋に向かったのは、その日で終わるとされていた工事がどうなったかの確認のためだ。先日書いたように、工事は予定より数日早く終了したようで、28日はもうすっかり工事用の車などが姿を消していた。桜が咲く頃なので、28日までとしたのだが、川底の土砂を浚い、渡月橋の一部を改修する程度ではさほど日数は要しない。中ノ島復旧の投稿に関しては区切りのよい「その20」までとしたかったのに、工事中の写真を載せないではあまり意味がないので、28日は写真を撮らなかった。また、「嵐山中ノ島復旧、その19」の最初に載せた写真の場所は、まだ同じように工事用の柵で囲ったままで、この場所はいつか元の姿に戻されるはずであるから、「その20」どころではなく、今後も中ノ島には工事関係の車が入るに違いなく、「その19」はひとまず投稿を中断という形だ。それで今日はまた1年前の今日すなわち3月30日に撮った写真を載せるが、桜の林は満開で、2枚目の写真では弁当を頬張る人の姿も写っている。今日は雨がひどかったのでそういう姿は見られないはずだが、桜の開花状態は似たようなものだろう。28日は三分咲き程度で、先日書きながら気になっていた昨年の秋に満開になった1本の木は、その前日の夜に露天風呂で見かけたまだわびしい夜桜と同じように、数個の花を咲かせていた。ではこれから満開に向かうのかと言えばそうではない。花はかろうじて数個は咲かせるものの、後はすべて葉を開く準備で、やはり昨秋に開花のエネルギーを使い果たしたと見える。どっち道あまり目立たない場所にある木で、昨秋の満開時期でも駅から下りた人や向かう人の大半は開花に気づかなかった。秋であるから、まさか桜の満開とは思わなかったのかもしれない。だが、多少でも花に関心のある人ならば、遠目にピンク色の小さな花がたくさん咲いていれば何の木か気になる。だが、そういう人は少ないのが現実で、また季節外れの桜が1本だけ満開になっていても面白くないのだろう。
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 以上まで書いて6時間ほど経った。その間7時10分から8時40分まで、「風風の湯」に夫婦で行って来た。従姉からもらったもう1枚の半額券を使うためだ。てっきりひとり500円かと思うと、今日は日曜日で1200円の半額で600円であった。家内はそれが不服そうであったが、今さらまた家に戻ることは出来ない。わが家から徒歩300歩で、戻っても知れているが、100円をけちることはない。係の女性に混んでいるかと訊くと、昼間はすごかったとのことだ。観光客や遠方から来た人は昼間に利用するだろう。午後8時にもなると駅前ホテルの宿泊客と近隣の人たちだけではないだろうか。27日よりは少しは人が多かったが、それでも20数名で、また知った顔はなかった。露天風呂に咲く桜は五分咲きで、すでに花がちらほら落ちていた。湯船に落下すると風情があるが、それはなかった。もう数日するとその光景はあたりまえになる。夜であったためか。桜は真っ白に見えた。ピンク色が少ない品種かもしれない。この露天風呂は20畳ほどの広さで、「白湯」と書いた木札が貼ってある。温泉ではないのだ。温泉の湧く量が少ないためだ。「風風の湯」で温泉を満たしているのは、同じく20畳ほどの浴槽のみで、それに隣接する10畳ほどの白濁した湯船は炭酸が混じっている。露天風呂は桂川の支流沿いにあって、その水の流れがよく聞こえる。場合によっては白鷺が舞い降りるかもしれない。また、夏場は虫が大量に飛び回るのではないか。桜が咲く今頃が最もいい時期のはずで、夜桜を間近に見ながら湯に浸かっていると、思いが雲のように浮かんでは次々に消えて行く。露天風呂とはいえ、雨天は困るので、湯船の上には屋根が覆っている。それでも外気に晒されて今日はかなり寒かった。それで露天風呂に入ることとそれに隣り合うサウナに入ることを交互に繰り返して体を温める。サウナには今日は3回入り、合計19分我慢した。内部には砂時計とは別に大きな12分時計がある。赤い針が一回転すると1分が過ぎ、12回転で黒い針が一周する。筆者は12分続けて入ることは無理で、10分が限度だ。それが癪なので、後で2,3分入り、時間があればさらに後で同じ程度入る。サウナの内部は静かな心地よい音楽が鳴っている。曲名も演奏者もわからず、またイージーリスニングながら、シンセサイザー音楽でもなく、オーケストラによるムード音楽といったものでもない。1曲当たり3分ほどで、サウナから出ると露天風呂でも鳴りわたっている。その音楽を聴きながら、ザッパの曲ならどうかと想像した。するとサウナの中ではきっとカッカとして血圧が上がるだろう。そう言えば畳敷きの30畳ほどの休憩室には血圧計がふたつ置いてある。先日測ると数値を記した紙が出て来なかったが、今日は違った。筆者は血圧に関心がないので、数値が正常かどうか知らないが、上は95ほどで、下は50であった。風呂から上がったばかりでまだ体全体が火照っているのに、上の数値は低いのではないか。脈拍は110であったが、これは早いだろう。今日の写真ではこの温泉は鉄骨が組み上がっている。写真からちょうど1年後にその温泉に浸かりながら夜桜を眺めているのであるから、1年後に何が起こるかわからない。去年3月30日にはもう少し写真を撮った。その紹介は明後日にする。
●嵐山駅前の変化、その307(桜の林、温泉)_d0053294_0172659.jpg

by uuuzen | 2014-03-30 23:59 | ●駅前の変化
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