●嵐山駅前の変化、その304(桜の林、温泉)
化したように見える桜の老木の切株の横に真新しい切株が3つ並んだ写真を今日を撮った。今日の投稿の題名に括弧書きしている「桜の林」の中での話だ。この林は東西に分ける形で太鼓橋につながる地道が去年まであった。



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それが桜の林の西半分に温泉施設を建てるのに合わせて石畳にされた。そして林の東半分は以前のままに残され、今後も花見が出来ると地元住民は喜んだ。それが今月に入って1枚の回覧文書がわが自治会に届いた。それによると、林の東端から始まっていた自転車道路が林の中まで延長され、石畳に接続されることになった。この林は阪急電鉄の所有のはずで、自転車道路は京都府のものだと思うが、府は阪急から自転車道路とする部分だけを購入したのだろう。長さ140メートルほどで、また桂川の支流沿いぎりぎりに造られるので桜の老木はどれも安心と思っていたが、そうではないことが今日わかった。2週間前に確認した時は地面に自転車道路となる道幅を石灰で線引きしてあって、それはうまく桜の根元を避けていた。ところがその翌日、何かよくない予感がしてまたカメラを携えて向かうと、1本の老木の枝をかなり大胆に切り落とし、根元近くに直径2メートル、深さも同じ程度の穴が掘られていた。そのぎりぎりの箇所まで立ち入るのは本当は禁止だろうが、警備員の目を逸らすように背後から接近した。そうして撮った写真をいつこのカテゴリーに載せようかと思案中だが、自転車道路を造るための試掘が数日前に終わり、本格的な工事は4月から5月に実施されるので、それに合わせようかと思う。最初の話に戻ると、炭化したように見える切株は桜ではなく楓のものかもしれない。もう20年ほどになるか、1本の大きな木があって、秋には赤くなって目立った。自然に枯れたと思うが、その後切り倒され、切株が長年の間に黒くなった。その炭のように見える切株の隣りに真新しい切株が3つ出来ていて、その3本と、そして前述の直径2メートルの試掘穴を拡大した際に邪魔になったのだろう、今日はすっかり根こそぎされて、そこに桜の木があったとはわからなくなっている箇所も含めて合計4本の桜の老木が中旬の数日で消えた。せっかく署名運動までして残した桜であるのに、府はさっさと自転車道路を延長し、邪魔になった桜を4本も切り取った。筆者が思うに、この自転車道路は桜の林の中まで延長する意味合いは少しもない。太鼓橋際の石畳の道の上に立って下流側に目を向けると、確かに自転車道路が向こうから始まっているとはわからないが、ちょっとした木製の標識1本を立てれば済むことであるし、以前はそうしてあった。それがわかりにくいという意見が市民から寄せられたのだろうか。まさか。わずかな距離を延長するために樹齢70年ほどの桜の木を4本も切ってしまう方に反対意見が多いだろう。ともかく、降って湧いたようなこの自転車道路延長工事もまた本カテゴリーにふさわしく、道路完成まで10回程度になると思うが、写真を撮り続けていずれ順に投稿する予定でいる。
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 それにしても行政は予算があまっていると見え、地元住民に予め何の相談もなく、こうした環境を劇的に変える工事を行なう。この自転車道路を利用する人はさほど多くない。何を基準にそう言うかだが、筆者は昔からこの道路をよく歩くにもかかわらず、サイクリングの格好で自転車を走らせる人を見かけたのは数回程度だ。そのようなごく稀な利用のために、地元住民が憩いの場としてありがたがっている桜の林をいとも簡単に縮小する。温泉が建つ時、林の東半分は法律上用途種別が違うので現状保存されると聞いた。それが自転車道路は例外という考えなのだろう。筆者の予想では、まず自転車道路を林の北端に設け、そうしておいてから隅から順に林をつぶしてほかの何かに使うつもりだ。いきなりその何かは難しいので、みんなが利用する自転車道路をまず造ってしまえば、後はもう何を造ってもあまり反対の意見が出ないだろうという考えだ。これも想像ついでに書くと、太鼓橋の際まで延長すれば次は渡月橋まで延ばすに違いない。何とも舗装が好きな国で、地道が残っていることを野蛮と思っているのだろう。そうそう、松山への往復にJRを利用したが、車窓からの光景を思い出した。縦横1メートルほどのコンクリートのタイルとでも言う板を護岸の斜面に貼りつけてある場所を見た。どこにでもあるもので、誰でも見たことはある。それなのに筆者の目を引いたのは、そのタイルの中央部分の円形に青々とした草が生えているものが目立ったからだ。その円形部分は穴が開いているのではない。円形内部がわずかに凹んでいて、そこにわずかな土が溜まり、草が生える環境になっている。自然は油断も隙もない。条件が整えばすぐに雑草は繁茂する。その雑草を自然の美と賛美しない方がいいのかもしれない。だが、地道のままでの雑草は生えにくい。人がよく歩くとそこは踏み固められ、雑草は生える暇がない。石畳にすると完全に土を覆って雑草はすっかり根絶やしにされそうなものだが、石の隙間に土が溜まり、いつの間にか緑色の目地となる。だが、そういう状態はまだ人間の勝利のうちであるし、雑草はごくわずかで気にならない。でたらめに茫々と生えるのが困る。それで桜の古木を根こそぎしても、自転車道路を造る方が美的でもあると役所は考える。
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 さて、最近は本カテゴリーは載せる写真とは関係のないことばかり書いている。今日は少しくらい写真に沿っておこう。今日の写真は午後6時を少し過ぎた頃だろう。最初の写真ではトラックが出入りする塀の扉が閉じられ、警備員の姿もない。わざとそういう時間帯を狙ったのではなく、いつも同じような時間帯では同じような写真になって面白くないと考えた。前回あたりの写真から顕著になったが、塀の中に温泉の建物の鉄骨屋根が組み上がっている。これがどこまで高くなるか、それは今後の投稿でわかるが、今日の写真を撮った去年3月19日の段階ではまだまだ低いので倍ほどの高さにはなるだろうと予想した。最も高いところで高さ8メートルほどになると聞いていたからだ。この8メートルがなかなか実感出来ない。というのは、切り妻屋根の場合と、屋上が平らな建物とでは同じ高さでも随分印象が異なる。もちろん後者の方が圧迫感が大きく、高いように感じるはずだ。この温泉施設は和風の外観で、ビルのような直方体の箱ではない。そのため、8メートルの高さでも案外低く見えるかもしれない。それにしても工事は塀の向こうで着々と進み、外からはどこまで進んでいるのかよくわからない。塀の高さを越えた屋根が出現すると、筆者は俄然頻繁に写真を撮ろうという気になった。それで3月は本カテゴリーへの投稿が増えると書いたが、それは正確には3月以降と言うべきだ。4月は3、4日に一度の投稿になるだろう。あまり変わり映えのしない本カテゴリーへの投稿がそれほど多いとなると、別の日の投稿は今まで以上に内容を選んで書かねばならないと思うが、たくさん借りがある気でありながら、いざ書くとなると心の切り替えが必要で、思いを吐き出すより溜まって行く方が多い。そして書きたいと思いながら1か月もすればまるで表面がアスファルトで覆われたように頑丈になってしまい、内部に詰まっているものが出て来られない。なるほど舗装は便利だ。それは内部の息を殺してしまう行為で、雑草を生やさずに済む。ということは筆者がこうして毎日書く文章は雑草のようなものだが、せめて小さな花が咲いていると思われるようにはなりたい。
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by uuuzen | 2014-03-19 22:02 | ●駅前の変化 | Comments(0)


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