●嵐山駅前の変化、その301(桜の林、温泉)
名活動をした方がいいという話があった。それは後述するとして、渡月橋周辺でこれから始まろうとしている工事について筆者は全3回に分けて自治会住民に知ってもらうために文章を毎週書いた。今日はその最後のものを近所のコンビニで12枚コピーして配布担当者のFさんに持参した。



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12枚は12人のためではない。12の組があって、組長宅に届けて回覧してもらう。3回目は本年度の決算総会の1週間前に回覧するつもりでいた。そう決めたのは今年に入ってからで、数人の前では何度かそう公言しながら、いよいよ今日書かねば間に合わないという日になって「その1」をまとめた。先日書いたように「その2」が難航し、3,4度書き直した。筆者には珍しい。それがすらすらまとまったのは、今月5日にFさんから「あさってにまた会合がある」と電話をもらったためだ。つまり、「その2」をどうまとめようかを悩んだのは「その3」をどうするか見通しが立ちにくかったからで、予期しないことに7日にまた天龍寺で勉強会があると聞くと、それに参加して得た情報を「その3」に書けばよいから、「その2」は前回の勉強会の内容を出し惜しみせずに済むことになった。そうなれば文章をまとめるのは早い。予定どおり「その3」まで書き上げたのはいいが、4月からの新年度にはさらに続けることになりそうだ。それには筆者が天龍寺での勉強会や国交省との話し合いに欠かさず出席する必要があるだろう。前者は誰でも参加出来るのでいいとして、後者は地元の代表者たちで、みなそれぞれに顔見知りだ。そこに筆者が加わるのは多少場違いだが、地元の自治会住民にわかりやすく報告することを伝えれば歓迎されるかもしれない。さて、冒頭に書いた署名活動だが、それについては去年夏頃からFさんから相談を受け、文書を何度かまとめた。そのことについては以前書いたが、地元住民は渡月橋の下やその周辺で今後どういう工事が始まろうとしているかを全く知らない。そういうところにいきなり署名を求めてもみな戸惑うだろう。そういう考えがあったので、まず国交省が何をどうしたいのかをみんなに知ってもらうための文書を書いた。それが整ったのは今年1月で、自治会内に回覧しようとしたが、役所勤めのある人がFさんに、「住民の署名をもらうことより、自治会長や自治連合会会長の署名捺印だけで充分で、それを市や府、国交省に持参すればよい」と意見した。Fさんはそれをすっかり信じ、そのように動いたが、肝心の自治会長はきょとんし、連合会は平たく言えば無視し、文書を返しに来た。それですっかりFさんはへそを曲げ、もうこの問題からは降りると言い始めた。筆者は乗りかかった舟なので、ここで放り出すわけには行かず、どのように物事が推移するかを見定め、また必要とあらば最初に計画したように、地元住民にわかりやく問題を報告した方がよいと意見し、自治会長には断りなく、あくまでも「副会長」の筆者の文責として前述した全3回の回覧文書を書いた。
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 連合会が文書を突っ返して来たのは理由があると言えばある。それは文書の内容が渡月橋下に長年溜まり続けた土砂を浚ってほしいことを市や府、国交省に陳情するためのもので、1月下旬からは地元に一切の報告がないままにその工事が始まった。つまり、こちらから陳情するまでもなく、ちゃんとやってくれているという考えだ。だが、それは考えが浅いし、また筆者の文意を曲解している。そのことにFさんはカチンと来た。土砂浚渫はただそれだけを求めたのではなく、理由がある。それは中ノ島を半分ほどの面積にして川の断面積を確保しようという国交省の考えは地元住民はとうてい受け入れることは出来ず、土砂浚渫のみで断面積を拡張することにしてほしいという思いであって、ただ単に土砂がたくさん溜まって格好悪いのでそれを除去してほしいというのではない。わが自治連合会は北は渡月橋周辺から、南は松尾大社までの南北に2キロ近い細長い区域で、北と南とでは渡月橋周辺の工事に関しては関心の度合いがかなり違う。署名運動をするのであればわが自治会の125世帯程度では少ないので、自治連合会全体を動かした方がよい。Fさんとの話し合いで最初はそう決めたのに、前述のようにFさんは代表者ふたりの署名捺印さえあればよいという意見を信じた。それがうまく行かなくなれば、話は振り出しに戻り、最初の計画どおりに住民から署名をもらうことになる。そしてその前にまずどういう事情かを住民に知ってもらわねばならず、筆者は文書を3回に分けて書いた。それで地元の人たちが驚き、またどうにかせねばならないという意識を抱けば、喜んで署名してもらえるし、またその作業に協力もしてもらえる。そこで、今日は第2水曜日で、近くの喫茶店で1月から始まったサロンが開かれた。これについては以前書いた。少しずつ人が減り、今日は筆者を含めて7人であった。話の中で筆者は渡月橋周辺の工事について質問された。ちょうど「その3」をコピーしてFさんに持参した後であったので、その文書の内容を説明した。予想どおり全員驚愕していた。それほど重要な問題がなぜ住民には知らされないのかという素朴な疑問や、国交省は莫大なお金を使って京都でも最も観光客が訪れる嵐山をどう破壊しようというのかという怒りだ。そしていきなり署名活動をしてはどうかという話が持ち上がった。それは去年の夏に筆者とFさんが考えたことだ。それがようやく住民から出て来た。
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 連合会に頼るのではなく、まずわが自治会だけで署名を集め、その後に連合会会長に相談に行ってもいいのではないかという話も出た。本来ならば連合会会長が率先して動くべき問題で、それこそ他のどんな連合会の行事よりも重要なことだ。筆者が疑問であるのは、この工事や国交省を交えての会合に関しては、連合会会長に連絡は行っているから、本来ならばそこから各自治会会長に話が下って行くべきであるのに、それがなされていないため、わが自治連合会のおそらく99パーセントの住民は何らこの問題について知らない。これでは工事に対して反対運動が起こるはずがない。まずは現在どのような問題が起こっていて、ごく少ない代表者たちは国交省とどういう話し合いをしているかを住民全体が知る必要があろう。ここで少し話題を変える。先ほどTVでドイツの電力事情が紹介されていた。原発を全廃することに決めた結果、電気代が高くなったそうだが、それでも原発はない方がよいと住民は考えている。風力エネルギーその他、使えるものを多用した方がよいというのは示唆に富む。続けて紹介されていたのは森だ。そこをジョギングしたり、散策するなど、みなが森を重視している。そこでしばらく過ごすと心がリフレッシュすると言っていた。もちろんアスファルトの道路などない。住民が自分たちの望む国土にし、恐い原発も不要だと考えるのは、人としての意識が高い。日本でもそういう人はいるが、だいたいは国のやることに文句を言わず、むしろひれ伏す。その方が責任逃れが出来て楽だろう。自分たちで決めるとなると、責任を負わねばならない。自治会の役員選出を取り上げてもそれはわかる。絶対に役をしたくないので自治会を抜ける人がどの自治会でも増加している。そういう状態であるから、渡月橋周辺の今後の工事にしても、無関心を決め込む人がたぶんたくさんいる。それに、こういう問題は市会議員に委ねておけばよいという人もいる。ところが、彼らは国の言いなりであろうし、また地元の土建屋に仕事が急増することはよいことだと主張し、住民が国交省に物申すという態度を表明し、署名運動を繰り広げても協力しないどころか、裏に回って妨害するかもしれない。先日「暗澹たる気持ち」と書いたのはそういうところまで想像してしまうからだ。それでも今日集まった筆者以外の6名はみな国の方針には反対で、それを阻止するために大きな集まりを早急にした方がよいと意見した。それは筆者が二度参加した天龍寺での勉強会のようなもので、しかももっと反対の思いを明確にしたものだ。『渡月橋に隣接する自治会が何もしないでは日本中の物笑いになる』。そこまでは誰も言わなかったが、本心はそうだ。またFさんと話し合い、次の具体的な動きを計画しなければならない。Fさんが最初筆者に話を持ちかけたのは理由がある。5年前か、桜の林を潰して温泉が建つ話が阪急電鉄からもたらされた。それに対してFさんはすぐに署名運動をしようと言い、自治会長の筆者に相談した。そこで筆者はこうすれば相手を説得するのによいと、いくつか指摘し、そのとおりにFさんは動いた。その後のことについては以前何度か書いた。結果的に連合会全体で4000名の署名が集まり、それを筆者が市役所や府庁に持参し、温泉は極力桜を切らないで建てることが決まった。Fさんはそのことを思い出すたびに筆者のおかげだと持ち上げる。その夢をもう一度ではないが、また署名を集めて地元の意見を国交省に聞いてもらおうとしている。だが、問題があまりに大きく、また右京区側との足並みを揃える必要もある。最後に書いておくと、今日の写真は去年3月12日の撮影。
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by uuuzen | 2014-03-12 22:23 | ●駅前の変化 | Comments(0)


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