●ムーンゴッタ・2013年6月
円軌道を描く月が今夜は地球に最も接近するらしく、今月の満月を「スーパー・ムーン」と呼ぶことを先日知った。先週後半は雨がよく降り、今月のムーンゴッタの撮影は危ういかと思った。



昨日の夕方は従姉に誘われて久しぶりに洛西のスーパー銭湯に行き、その帰りにスシローで食事したが、超満員で10組ほど、30分ほど待って空き席が出来た。中で待ってもよかったが、風呂上りの火照った体ではたくさんの人に混じると息苦しかった。それで従姉の旦那さんとドアの外の階段踊り場で待ったが、風が心地よく、暑くも寒くもないのが嬉しかった。月が出る東の空は雲が厚く、今夜も明日も満月は見えないかと思いながら西の空を振り返ると、青空が少し見えていて、五分五分の確率かと思った。満月がどの辺りに上っているかと思っていると、厚い雲が少し薄くなったようで、かすかに明るく照って、満月の位置がわかった。それは見えればいいなと思っていたまさにその場所で、月にまともに対面しながら席が空くのを待ってことを知った。毎月満月を見ていると、いつもとは違う場所にいても何となく満月の位置がわかる。月の圧力のせいだろうか。それもほんの少しはあるだろう。スーパー朧はどんどん鮮明になり、1,2分すると満月の4分の3ほどがくっきりと見え、しかもいつもより少し大きく感じた。実際、スーパー・ムーンはいつもよりは少しは大きく見えるようだ。これならカメラを持って来ればよかったと思ったが、満月の本番は23日で、天気予報ではどうにか晴れる。予備に撮影しておくのもいいが、帰宅してから深夜に撮ってもいいと思った。ところが、昨夜は雲がずっと厚いままで、深夜1時前に外に出たところ、空に晴れ間はなかった。これで予備の写真がないままに23日を迎えねばならず、五分五分の確率がどっちに転ぶかだ。そして今日は昼過ぎにまずひとりで大阪に出たが、家を出た途端に小雨だ。慌てて戻って折り畳み傘を持った。いやな予感だ。この調子では満月は無理か。家内とは肥後橋、渡辺橋のたもとの交番前で待ち合わせをした。15分ほど待って4時に家内はやって来た。筆者は直前まで傘を差していたが、4時には西の空が晴れて太陽が顔を覗かせた。このまま晴れてくれれば満月はどうにか拝める。一緒に国立国際美術館で5時まで展覧会を見、大阪駅まで歩いた。環状線に乗って天満まで。いつものようにスーパー玉出で買い物をして紅茶専門のパン屋で食事。そこを出たのが8時ちょうど。天神橋筋商店街からは空は見えないので、大通りに出た。ビルが空をかなり塞いでいるので、満月が出ていても見えにくいだろうが、空はいかにも分厚い雲だ。カメラを持って来たというのに、とうとう今月は満月の写真が得られない。となれば、今夜のブログは何の話題にするか。ああ、惜しいな。だが、天気だけはどうしようもない。願いが通じるわけでもない。
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 粘る筆者は、電車の中から見えるかもしれないと考えた。天六から淡路までは途中で空が大きく見えるところを走る。向かって右が東で、その斜め30度くらいに見えるだろう。MOにブログ投稿用の写真を保管しているが、その機会を逸したも同然の写真もある。そういう1枚に、京都に向かう阪急電車の中から撮った満月の写真が1枚ある。実は今夜満月の写真が得られない場合、それを代用しようかとも考えた。先ほどその写真を確認すると、去年9月に撮っている。今夜のスーパー・ムーンは、午後8時22分だったか、最も地球に接近するとあった。ちょうどその時間に電車は淡路駅を出て次の駅に向かっていた。家内は座席に就いていたが、粘る筆者は扉に顔をくっつけてすっと立ったままで、満月が出ることを願っていた。すると不思議なことに、昨夜と同じく、厚い雲を通してぼんやりと満月が照り始めた。今日初めて使用する小型の革のバッグからカメラを取り出し、ズームをいっぱいにして、満月がくっきりと見える機会を狙い続けた。茨木を出たあたりでついに雲の覆いから逃れてすっかり丸くなった瞬間が訪れた。すかさずシャッターを切ったが、反応が鈍いカメラであるうえ、走る電車の中からでは心もとない。2,3分間で10枚ほど撮った。それでひとまず安心して、空いたばかりの席に座った。隣りに家内が移動して来て言うには、写真を撮っている時の筆者がまるで小学生であったそうだ。電車の先頭、運転手の背後で熱心に行く方向を見つめている子どもと同じだと言うのだ。カメラは10年ほど前の旧式で、今時そんな古い大型を使っている人はおらず、それが格好悪いといつも家内は言うが、壊れない限り使い続けると、これもいつもの言葉を筆者は返す。ともかく、どうにか満月の写真が撮れたようなので、筆者はご機嫌だ。後は嵐山駅に着き、家に入るまでにもう一度じっくり撮ることだ。ところが、先ほどまで見えていた満月はまたすっかり見えなくなった。家内は京都に近づくほど雲が厚くなると言う。そのとおりであった。嵐山駅に着くと、昨夜と同じ曇り空だ。それから3時間後、これを書き終えようとしている今、雨の音が始まった。明日からまた本格的に降りそうだ。電車の中で20分ほど粘り続けてよかった。10枚のうち、まともに写っていたのは2枚のみだが、よくぞ撮れたものだ。欲を言えば、電車の中から撮ったことがわかるように、筆者の頭やカメラがガラスに反射していればよかったが、どこで撮ったのかわからないものになった。ともかく、今日はその2枚を載せる。1枚は雲で下半分が隠れている。見えていた2,3分の間はほとんどこのような状態であった。去年9月に電車の中で撮った1枚は今日の2枚と違って、特徴ある阪急電車の内部が見え、しかもちょっと面白い写りになっているが、いつか満月の写真が撮れない月の予備としておこう。
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by uuuzen | 2013-06-23 23:58 | ●新・嵐山だより(特別編) | Comments(0)


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