●嵐山駅前の変化、その268(桜の林、温泉)
理という言葉の意味を正確には知らなくても、やっていいことと悪いことはだいたい誰でも知っている。ところがそうでもないことが世の中には多々あることもまた、だいたい誰でも知っている。



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芸能界はそんな世界の代表であろう。ネット・ニュースでは50センチも高い、そして3歳下の男性と結婚したタレントが自宅に恋人を連れ込んだところを旦那に発見されたことで持ち切りだ。筆者はよほどのことでないとタレントや歌手の名前を覚えないので、この事件の女性の名前も正しく知らない。だが、顔だけはよく知っている。かつてモーニング娘の一員として出て来た時、たくさんいる女性の中で筆者は彼女が一番覚えやすく、おそらく最後まで残ると周囲にいる者に明言した。その予想は当たった。それが意外とも思える形で人気者の位置から転落しそうだ。こうなれば開き直って悪女キャラで再デビューするしかないと思うが、芸能人は悲しいことに仕事を自分で作ることが出来ない。誰でもそうかもしれないが、筆者のようにひとりで物を作る仕事では、注文がなければないで、作品を作ればよいし、またそうすべきだ。芸能人も似たところがあって、売れない時期に芸を磨けばよく、漫才師はそうしている。それにしても女も夫ひとりでは我慢出来ないほどに奔放であると思わせられる事件で、女は恐いと今さらに思う。数年前に死んだ友人Nは、奥さんとの間に3人の子をもうけたが、夫婦関係はあまりよくなく、特にセックスに関しては早々と関係を持たなかった。その理由というのが、「あまりし過ぎると、女はアホやから、こういうもんやと勘違いしてますますほしがる」であった。妻の性欲をあまり高めては夫は疲れると言いたかったのだろう。確かに女の中には男のいいなりになることを快感と思う者があって、筆者はそんな夫婦とかつて知り合いになって性の奥深さというか、不思議さにおののいたことがある。妻を平気で他の男に貸すというより、他の男、しかも同時に複数の男たちから目の前で蹂躙されているのを見て夫は興奮し、またそういう夫を見て妻もさらに興奮するのだが、夫婦仲はきわめてよく、自分たち以上に愛し合っている夫婦はいないと思っている。そういう性癖を持つようになったのは、夫婦のどっちがリードしたかと言えば、阿吽の呼吸でどちらも求めたのだろう。友人Nはポルノをよく見ながらも、そうしたところに登場する女性を心底軽蔑していた。それは一般的な男性の思いではないか。本当に愛する女性には貞操を守ってもらいたいもので、それには他の男を求めないように性に関して満足を与え続けねばならない。恋人を連れ込んだタレントはその点、夫からはさびしい思いをさせられていたか。こうなれば、性に奔放な妻であってほしいと思う男を見つけて一緒になるしかない。そういう男は少ないと思うが、自分の管理下ならば、他の男と寝るのはいいと考える男はいるだろう。
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 今日の写真はいつものようにちょうど1年前、去年5月29日の撮影だ。今日は小雨模様で外出は億劫であったが、運動不足でもあるので、今日の写真と同じ角度で撮影するために桜の林に行った。工事現場は塀で囲まれているので、内部の様子がどう進んでいるのか外からはあまりわからない。そのため、ここしばらくは1週間に一度撮影する程度だ。それでも変化に乏しい。7月には完成するから、今は内装に取りかかっているだろう。となると、塀が除去される7月まで、いつ見に行っても同じような写真しか撮れないかもしれない。その変化のなさもまたそれなりに面白いので、少なくても週に一度は撮影したい。この工事の名称は、「外湯計画」の言葉が入っている。2年前か、駅前の喫茶店らんざんで開催された説明会では、そのような言い回しはなく、完成した温泉がどのように使われるかはまだ決まっていないという話であった。「外湯」は「内湯」があっての表現で、「内湯」はこの温泉を最初に掘り当てた地元の旅館数軒がそれぞれ建物の中に抱える温泉のことだ。もちろんそれに入るには宿泊するか、最低でも5000円以上の料理を食べねばならない。また、この「内湯」は最初からあったものではなく、温泉が湧いたことによって建物の一部を改修して設けたもので、付け焼刃的なところがあるだろう。それで「外湯」を作って嵐山に温泉があることをもっと評判づけようということになったのではないか。つまり、最初から地元の旅館やホテルだけが利用出来る施設で、ふらりと嵐山に散歩でやって来たような人は入湯出来ない。と筆者は考えるが、そのことはいつの間にか登場した「外湯計画」の言葉から想像出来る。説明会では、一般人が利用出来ないのかとの質問が出た。そして同じ質問者は、花見や紅葉狩りの季節には嵐山に万単位の観光客が押し寄せるから、狭い温泉ではとても客をさばき切れないと言った。全く同感で、数百メートルの長蛇の列が出来るに決まっている。そこで常識的に考えて、あくまでも「外湯」であって一般客は締め出し、観光客数が底になる2月と8月あたりのみは一般客にも入らせるという方法を採るだろう。ただし、それは最悪の手段で、出来れば地元の旅館とホテルを利用する客のみに開放したいはずだが、背に腹は代えられない、つまり少しでも収入増を見込みたいから、営業を始めてからしばらくは様子を見たいということで説明会では言葉を濁したと思う。
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 地元住民は結束の意識が低いかどうか。筆者が自治会長を4年担当して感じたのは、決してそうではない。会を引っ張る者のやる気如何に関係していると言ってよく、会長や副会長の役目は他の自治会以上に大きい。他の自治会以上と言うのは、わが自治会のみが古くから営業し、また嵐山を代表する旅館やホテルを抱えるからで、それに出来て1、2年の新しい住民が住む地域が混ざるからだ。つまり、会長は他の自治会に比べてやりにくい。筆者は今年から副会長に収まったものの、すべての回覧文書を書くなど、会長の役割から完全に免れたのではない。1か月ほど前からは、自治会の直接の問題ではないが、自治会内のことに大いに関係する、ある要望に関して相談を受け、その文書を書いた。それは10部ほど刷られて、学校そのほかに配布される。その要望書は「飛び出しボーヤ」に関係もしていて、平たく言えば児童の通学の安全を求めるものだ。最初にその要望を口にした人が言う不満は、阪急嵐山駅前の広場が整備された時、それまでは春と秋の行楽シーズンのみ臨時のバス停が駅前に出来たことに対し、その同じ位置に雨避け可能な立派なバス停が作られ、しかもバスは毎日大量に駅前を出入りするようになったが、そのことについてバス会社からわが自治会や地元小学校に何の連絡や挨拶もなかったことだ。以前このカテゴリーに書いたように、駅前広場の整備着手やその完成は筆者が会長を担当していた時期に相当する。となれば、会長を退いたとしても、それなりの関わりを持たねばならない。そこでその人と何度も話し合い、文書をまとめることにした。これは会長を担当していた頃にはなかった新たな人のつながりと言ってよく、また住みやすい地元を作って行くには、それなりにおかしいことには声を上げねばならないことを改めて感じされる。理由をただすなり、文句を言わなければ、「おとなしい住民」と侮られたままだ。個人が不倫すれば世間から白い眼で見られるが、大きな組織や団体になると、おかしいことが正義にすり替わる場合がある。そのことで今もうひとつネット・ニュースで騒ぎになっているのが、大阪市長の従軍慰安婦についての考えだ。
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 倫理は国となればいかようにも変わり得る。だが、国は個人の集合であるから、本当はそれはおかしなことだ。国の倫理と個人のそれが一致しているべきであるのに、大多数の人が国としての倫理の解釈は違うと言い出すと、それがまかり通る。「敗戦国であるから、他国を侵略したと言われる。今度こそ日本は戦争に勝って他国にそんなことを言わせないようにしなければ。それに1000兆の国の借金をなくすには、戦争で勝つしかない。ついでに中国や韓国の若い女優を拉致して来て従軍慰安婦にするのもよいか。」と、こんなことを政治家が考え始めれば、いつの間にかそれが正義になるほどに倫理感のない単細胞人がいつの時代でも無数にいるだろう。ついでに思い出した。先ほどヤフーのとある画面に、ヘイト・スピーチを法律で取り締まるべきかどうかという投票のための質問があった。7割近い人がそれに反対であった。その中身は言論の自由を妨げると懸念する人と、単に在日韓国、朝鮮人が嫌いで、それこそ日本から出て行くか全員殺されればよいと思っている人に分かれるから、質問を複数設けるべきだろう。このヘイト・スピーチの現場に先月四条河原町の交差点で遭遇した。全くひどいもので、通りの向かい側にそれに反対する団体が小さな声を上げていたのがせめてもの救いだ。今のところ、在日韓国・朝鮮人を排斥する動きはまだ殺人にまで及んでいないが、いつそうなるか、またなった時にどう日本が動くかは注視せねばならない。在日朝鮮人が日本でまとまって殺されたことは関東大震災直後の東京であった。彼らが井戸に毒を放り込んだというデマが流れ、一般人が虐殺した。そういう酷いデマはネット社会になってもっと拡大する可能性を増している。ヘイト・スピーチを繰り広げる団体が、何かにかこつけて在日韓国・朝鮮人を殺すことになっても、おそらくその時は日本にそのムードが蔓延していて、倫理にもとるどころか、大きな正義とみなされるだろう。言論の自由は当然でも、ある特定の人を深く悲しませる言動は何らかの制限を受けるべきだ。自由を言うのはよい。その一方で責任がある。ところが日本ではそれを意識する人が少ないのではないか。特に多数が集まった団体となるとそうだ。わが自治会でバス会社に要望書を出すことにしたのは、そんな思いが多少はあると筆者は感じている。
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by uuuzen | 2013-05-28 23:59 | ●駅前の変化 | Comments(0)


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