●嵐山駅前の変化、その233(桜の林、ホテル)
を荒げたことは夢の中で半分目覚めた自分がよくわかっていて、これは隣りに寝る家内が目覚めるだろうなと気にしている。昨夜めったに見ないほどの変な夢を見て大声で怒鳴り、家内に起こされた。



それは後述する。先ほどNHKで若年、すなわち65歳以下らしいが、アルツハイマーに罹る人が2000人のひとりはいるというドキュメンタリー番組の前半ほどを見た。発症が40代後半という若さの場合も少なくない。少しずつ記憶を失い、やがて配偶者のこともわからなくなる。この病気は大学の教授といった優秀な頭脳であっても、また芸術家など創造的な仕事に携わっていてもなる。原因不明で、ある日突然おかしな行動をし始める。以前は65歳以下ではあまり見られなかったのだろう。それで65歳でも若年と言う。また、当然のことながら65を越えると減る病気でもない。「まさかこんな人生になるとは夢にも思わなかった」と、妻の面倒を看る夫が語っていた。何か兆しはあると思うが、そうではないらしい。ボケないように普段訓練していても駄目だ。筆者はこうして長文ブログを書いている間は安心と高をくくっているが、ある日急におかしなことを書き始めるかもしれない。アルツハイマーと関係があるのかないのか、去年から筆者は夢でよくうなされるようになった。声を荒げることが多く、その大きな声で家内が目覚めて筆者を揺すり起こす。そして暗がりの中でどういう夢を見たのかと必ず訊くので、目を閉じながら伝える。筆者は今しがた見た夢を再生しながら言葉を発するが、家内は筆者が夢に見た映像と同じ光景を思い浮かべることはない。それに言葉を選びながら、もう記憶が曖昧になっている部分がある。それでも一度口に出して描写した部分に関しては朝になってもよく覚えている。昨夜はこの1年ほどなかったほどに夢で怒鳴った。案の定家内はそれで目覚めた。いつものように訊かれ、筆者は克明に語ったから、今でも夢の内容を記述出来るが、書かないでおこう。その理由はいくつかある。最も大きなものは、あまり意味がないと言うか、どうしてそんな夢を見たのか思い当たる節がないからだ。これがとても気味悪い。夢は変な内容であるのはいつものことでも、たいていは反芻しながら重要場面の原因は思い当たる。昨夜のはそうではなかった。筆者の知る人物、あるいは知っていそうな、つまり『ははーん、あの男はあいつで、あの女はあの人が姿を変えて出て来たな』といったように思い当たる人物がいない。
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 夢を見ること、その内容は理性がコントロール出来ない。だが筆者に言わせれば、夢の根本は目覚めている時に思ったことが形を変えているだけで、どんなに変な夢を見てもさほど驚くに当たらない。ところがこう考えられる。夢の中で見知らぬ誰かに怒鳴ったことは、普段気分が悪いと考えている誰かに鬱憤をぶちまけられないので、代わりの人物が出て来ただけかもしれない。つまり、覚醒している時に抱えている不満をは相手に言えず、その溜まった抑圧が夢の中では全く別人を仕立てて怒鳴ることで解消しているのだということだ。それは一理ある。またそう考えると気が楽だ。そこで思うのは、若年性アルツハイマーだ。その初期症状の前段階は人によりけりだろうが、夢でそれまで怒鳴ったことのない人が急にそのことが多くなるとする。これは頭の何らかの異常であるから、そのことが若年性アルツハイマーになる前兆として考えられはしまいか。言い代えれば、『脳の病気は夢の異常な変化と密接なつながりがあるのではないか』で、筆者は自分が夢の中で怒鳴ることになった変化が少々恐い。その初めは去年の震災以降にあった。そこから冷静に考えると、思い当たることはある。ただしそれは怒鳴って済む問題ではない。いや待てよ。そのことをよく知っているから、怒鳴るしか方法がないのかもしれない。こう考えると気が楽で、こうして書いていて少しずつ気持ちの整理も出来る。その一方で、夢で怒鳴ることの理由を仮に自覚したとして、その理由を除去することは不可能であるから、今後も夢で怒鳴ることはなくならず、そのことに起因する不安は増大する一方だ。それがどういう結末を迎えるのか、それが怖い。冗談半分に家内は、筆者が夢で怒鳴るのはとても凄みがあって、そのことに驚いている。普段そんな姿を見せないからだ。そのため、夢で怒鳴るのが本性だろうと言いもする。男であるから怒鳴ることもあるのは当然と筆者は思っているが、世の中には怒鳴ることなど全然想像出来ない、どこまでも温和な人がいる。今日のドキュメンタリー番組に出たふたりの患者はそうだ。それに比べると筆者はかなり違う。では筆者のような本当は凄みのある言葉を平気で使う男がアルツハイマーにならないかと言えばそれも断言出来ないはずで、どんな性質の人でも同じようにこの病気に罹ってしまう。「まさかこんな人生になるとは夢にも思わなかった」は含蓄がある。それはたいていはいい意味では使わない。年齢を重ねるといいことは減る。アルツハイマーとは無縁の老後であっても、人はたいてい「まさかこんな人生になるとは夢にも思わなかった」と思うはずで、それは家内も全く同じだ。そしてそんなことを言う家内でもアルツハイマーになって、その言葉の意味がわからなくなる場合もある。ではどうすればいいか。『健康をあたりまえのものを思わず、日々感謝しながら、怠惰に陥らず、精いっぱいやることをやるべし』といった月並みなことしか言えない。今日の写真はちょうど1年前の9月9日の撮影で、もう半分を後日載せる。
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by uuuzen | 2012-09-09 01:07 | ●駅前の変化 | Comments(0)


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