●嵐山駅前の変化、その218(ホテル、円形階段、駅舎から広場)
れてしまうのではないかと思わせられるほどに、真昼の炎天下に高齢のガードマンが立っている。彼は今年の暮れあたりからこのカテゴリーに投稿予定の新変化を対象にした写真に小さく写っている。



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筆者と同じ60歳ほどか、目つきの悪い痩せた男で、もう半分病人に見える。毎日同じ制服の長袖長ズボンにヘルメットと全身汗みどろのはず、夕方6時に仕事が終わって帰宅すればまずはビールをあおるか。それともシャワーを浴びるか。そう言う筆者も昼間は路上に倒れた人のように1階のソファで寝転ぶ。とても3階にはおられない。それでも意を決して作業を始めるとすぐに没頭し、熱さを忘れる。つまり熱中するのだが、世間ではそれを病気と称して、「熱中症」で死ぬ人が増える季節になっている。この「熱中症」、もう少しましな、誤解を与えない名前がなかったのか。暑さで死ぬのであるから、「熱」ではなく「暑」の文字を使うべきではないか。とすれば「暑中症」か。これでは「暑中見舞い」を連想させて恐ろしさがない。「熱熱(ネッネツ)症」か「暑暑(アツアツ)症」ではどうか。「イタイイタイ病」があったので、おかしくはないと思う。それはさておき、今日の写真は去年7月25日の撮影でちょうど1年前だ。いつの間にか駅前の変化シリーズは1年ぶりに写真を載せることが恒例になった。写真からわかるように駅前のホテルは外観が完成し、そろそろ変化が見られないので別の写真を載せることになるが、もうしばらくホテルは続き、その最後にホテル内部の写真を載せる。それはそうと、最近展覧会の感想を書かなくなっている。ネタがないのではない。気分の切り替えが煩わしいほどに暑いので、毎日一番書きやすい話題を選んでいる。展覧会ネタはそれはそれで始めればまたしばらく続くだろう。それに関係しているのでもないが、今日はこんなことを考えた。このブログは毎日続けて2600回少々書いて来た。そのうちの1回の重みはどれほどか。重みと呼べるほどのものはなく、ただただ軽いだろうが、2600の話題として、1回は2600分の1だ。筆者はそれを大きなものに感じる。となれば、改めて1日ずつ大切に何かを選んで書かねばという気になるが、それはほんの一瞬だ。こうして書いている時はただの暇つぶしだ。特にこの駅前の変化シリーズは特定の話題を書くものではなく、完全な雑感であるのでなおさらだ。それが息抜きになっている。毎日映画や本やCDについて書くとなるとそれなりの心がまえが必要で、投稿を済ますと正直なところ、ほっとする。それで今日は息抜きをしながら書くが、案外そういう時に筆者らしさが出るか。そう思うと、このカテゴリーはそれなりに意義はあるかと自惚れる。自惚れで思い出した。ここ1か月ほど、パソコンでの訪問者が毎日100を超えている。その訪問者数、本当にそれだけの人が見ているのか疑ってみる。EXCITEの会社が少しでもブロガーを勇気づけるために大幅に水増ししているかもしれない。筆者の内容では1桁がいいところで、その1桁の中に筆者の知る人がいて、毎日読んでくれているのかどうか。心配しているのではない。そんな人がいようといまいがどうでもよい。いてもこっちにはわからないし、いなくてもわからない。
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 昨日はムーギョへの道すがら、このブログをいつやめようかと考え、3000回目がいいかと思った。あるいはちょうど10年として3652回か。形の美しさを重んじるというか、すっきりとした区切りで終えたい。3000回も3652回もその正確な日は計算すればすぐにわかる。ただし、形の美しさを言うのであれば、内容もそうあるべきで、いくつかのカテゴリーが中途半端に終わる可能性が大きい。その問題の解決法はまだ見つけていないが、中途半端もいいではないかとの思う。人生はどっち道、そのようなものだ。区切りのいい3000やちょうど10年を迎えられるのはまだしも、その前に大けがをしたり、死ぬこともある。それはそれとして、ムーギョへの途上、ブログをやめると決めた日までに今までの文章や写真を全部ダウンロードして保存すべきかどうかを考えた。一応保存はしているが、していない日もあって、完璧ではない。保存してもどうせ読まないのであれば意味がない。また全部ダウンロードする時間は最低でも数日はかかる。それもしんどい話だ。結局保存せずに全部消去する可能性が大きい。では書き続けた日々は無駄であったかという考えが次に湧き起こる。誰も期待していない長文を義務のように書き続けることで、それなりに規則正しい日々を送り、また多少はボケ防止になったはずで、無駄ではない。炎天下に暇そうに突っ立っているガードマンと同じようなものだ。彼は汗みどろになりがら、あるいは極寒に震えながら、何かの役に立っているかとなると、ほとんど無駄同然だ。昔ならそんな仕事はなかった。事故など万が一の確率以下でしか起こらない。ほとんど無駄な仕事だが、そのお蔭でどうにか最低の生活でも維持出来るのであるから、本人にとってはなくてはならない。いや、なければホームレスになるかして別の形で生きて行くだけのことだ。筆者のブログもそれと同じだ。ブログをやめると別のことに関心を持つし、ほかにやるべきことは多い。そのやるべきことの優先順位をつけて、より高いものに向かうべきだ。ブログはもう充分書いたかという気がしている。惰性で3000回目や10年目まで書くというのではないが、今の調子からは大きく変わらない。そのためにもう書くのはよそうというのではない。ブログを始めた理由を思い出し、またその理由が一定の成果があればやめるのが筋だ。それに予想外にも3000回や10年かかったということになるのだろう。
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 さて、深夜0時を回って気温は34度。風もなしで考えがまとまらないが、今日は4枚の写真があるから、この段落まで書き終えねばならない。ムーギョへの往復は考え事にはよい。そして往路の方が頭が冴える。決まった道を決まったように歩くのに思いは毎日違う。一昨日はまた生姜を買った。先日二度に分けて買ったものが合計で1.5キロあった。これをネットで酢漬けのレシピを調べて自分で漬けた。酢は一番安い3リットルほど入ったものだ。その倍の価格のものが隣にあったが、安いものに手が行く。三条東山に有名な村山酢店がある。去年そこで500ミリリットルほどの最小の瓶を買った。家内は酒に匂いがすると言ったが、さすが高級品だけあっておいしかった。筆者がムーギョで買ったのはその10分の1の価格でいかに安物かがわかる。どうせ砂糖をたくさん使うし、生姜の辛さで酢の味はあまり影響しないだろうと考えた。漬けて2日目の今日食べると、とてもおいしい。辛いものが大嫌いな家内も誉めた。一昨日買ったものは冷やし飴にするつもりだが、これは砂糖をよりたくさん使い、あまりガバ飲みすべきものではない。子どもの頃、毎年夏休みにこれを店で飲み、こんなおいしい飲み物が世の中にあるのかと思った。それがたちまちキリン・レモンなどの清涼飲料水に取って変わったが、筆者は今でも生姜を用いたこの冷やし飴が好きで、2年前にはそれ専用のコップを1個だけネットで買った。子どもの頃の筆者が冷やし飴を飲んだ時の細長い鼓型をしたものだ。2000円ほどしたが、それを持つと懐かしい夏が脳裏に蘇る。冷やし飴は缶入りで売られているが、自分で作ったものにかなわない。ところが作るにはしばし熱さを我慢し、さらに冷蔵庫で冷えるのを待たねばならない。それが面倒で、包丁で薄く切って熱湯に2分浸し、後はまた甘酢に漬けようかと考えている。そう言いながらもムーギョでまだ売られている新生姜がもっと安くなれば1キロほど買おうと決めている。夏の暑さを乗り切るには生姜がいいと聞いた。ムーギョでは中国製の大きな袋に入った酢漬けが驚くほどの安価で売られている。それを買えば手っ取り早いし、量も多いが、自分で漬けた辛さの強いものをバリバリと食べるのは他にはない快感だ。安物好きと言いながら、変なところで手間や金をかけている。その性質はこのブログにも表われている。今日家内が言うには、筆者は変わっているとのこと。30年以上も一緒に暮らしながら何を今さらだが、ほかにはいないほど変わっている筆者は家内でなければおそらく一緒に暮らしことが我慢出来ないと続けた。それは家内が我慢しているという意味でもある。家内はまた10年は一瞬だとも行った。その一瞬の10年、このブログを書き続けたとして、一瞬であるからにはさして意味がなくても当然だ。
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by uuuzen | 2012-07-25 01:03 | ●駅前の変化 | Comments(0)


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