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●嵐山駅前の変化、その210(ホテル)
む太陽が空をオレンジ色に染めた。夏はこれが嬉しい。今日は午後7時前にムーギョに向かった。途中松尾橋の上から見る小倉山の向こうの輝く空は見事であった。



自転車に乗った20歳ほどの女性が筆者を追い越し、先50メートルほどで停まった。追い着くと、ケータイで夕空を写していた。頭の真上にはオーロラのような形の赤い雲が三、四重にたなびき、日没とは反対の方向の空まで暖色に色づいていた。筆者もしばし立ち止まって周囲をぐるりと見わたし、深呼吸をした気分になった。これからは30度を超える気温が普通になるが、今はまだ20度前半だ。橋の上では風が肌寒く感じるほどで、ちょうど今頃が一番よい。だが、真夏の夕焼けもまた格別で、そのきれいな空を楽しめるかと思うと、酷暑との戦いも我慢出来る気がする。その一方、今年も大量の冷たい水や茶を飲むことになるその前兆が、すでに数日前から始まっていて、とにかく終日喉が渇き、冷水をがぶ飲みしている。塩気の多いものを食べ過ぎているのでもないので、どうしたことかと思うが、やはり気温が高くなって来ているからだろう。水以外に冷たい飲み物としては、漬けた梅酒を2倍ほどにうすめて一気飲みしているが、本当はコーラがいい。ところが買い置きしていないし、大きなボトルを買うと持てあます。そう思いながら思い浮かぶのは去年飲んでとてもおいしかったカルピス・ウォーターだ。これを今年も飲もう。ビールもたまにトモイチで買うが、缶ビール1本は中途半端な量で、それなら水でもいいかと思う場合が多い。また、暑いのに熱いお茶がほしくなる。それもチンチンに沸かした火傷しそうなほど熱いのが好きだ。それを飲むとたいてい口の中がずるりと皮が剥けてしまう。本当に火傷しているのだが、その調子ならば喉や胃もきっと同じことになっている。熱いものを好む人は胃癌になりやすいと聞いたことがある。そのとおりのような気がする。このとても熱い茶に慣れると、ぬるま湯は飲めない。それなら思い切り冷たいものの方がいい。筆者は中途半端が嫌いなのかもしれない。だが、おいしい茶は熱湯では駄目で、ぬるま湯がいい。筆者は味よりも、熱いとか冷たいという感覚で飲み物を好んでいるのだろう。あるいはとても甘いか辛いで、味には鈍感か。
 味の話になったので書く。先日奈良にひとりで出かけた日、帰りに大阪で下りて天神橋筋商店街のスーパー玉出に立ち寄った。驚くほど安い店でもないが、大阪の北や南の繁華街にはスーパーは皆無なので、ここは例外的な存在だ。そう言えばなぜ大阪ではなぜスーパーを見かけないのだろう。2.6キもあってロ日本一長いという天神橋筋商店街でもスーパーは玉出1軒しかない。それにそれが出来たのは最近のことだ。これがどうにも不思議だ。難波や梅田、その近辺をひたすら歩いてもスーパーは見かけない。みなどこで買い物をしているのだろう。京都はやたらとスーパーがある。面積比で言えば大阪の10か20倍の多さだ。大阪のスーパーは難波梅田の繁華街から少なくても1,2キロは離れた場所にあるのだろう。庶民が多く住む場所でなければスーパーは成り立たない。難波や梅田は庶民が住む場所ではないのだ。そのため、大阪に出た時は今では2回に一度はこの天神橋筋商店街のスーパー玉出に立ち寄る。レジが全員無愛想な中国人の若い女性だが、みな計算は早く、大阪人の特徴を持っていて、筆者は歓迎している。味の話に戻ると、そのスーパー玉出でずいきを買った。太くて重い。家内はそれを見て調理を拒否した。そのためずっと冷蔵庫の中だ。そのままでは1年でも放置される。それで昨日その皮を剥き、熱湯で20分ほどゆでた。そうして下ごしらえをしておけば、後で家内が調理してくれるという魂胆だ。ところが酢がない。ずいきの酢の物が筆者は大好きで、毎日でも食べたいが、家内は酢料理が好きな筆者を不思議がる。酢は女が好きで、男には似合わないというのだ。それでの好きなものは好きで、すいきの酢の物が食べたいので、重いのを我慢して持ち帰った。ムーギョで重い瓶入りの酢を買って帰ると、家内が仕事から戻っており、もう酢で和えていた。その酢は冷蔵庫のあったもので、量もごくわずかだが、酢はいつもの置き場所にあるものとばかり思っていたのに、家内は何でも冷蔵庫に入れたがる。しかも冷凍庫には1年ほど前のものがあったりするので、それを見つけると叱るが、一向にその癖が直らない。冷凍庫は永久に食物が保存出来ると勘違いしているのだ。それもあって、筆者は熱い飲み物や熱い料理が好きで、熱すれば菌が死ぬと思っている。キムチでも生ではほとんど食べず、いつも油で炒めるか、スープにする。それはともかく、大量のずいきの酢の和え物はほとんど筆者ひとりで食べた。いつもより酢の味が強く、家内は適当に作ったようで、これなら今度から自分で味つけした方がいい。そうそう、酢が好きなので、喉が渇くのかもしれない。
●嵐山駅前の変化、その210(ホテル)_d0053294_1275476.jpg

 今日の写真は去年6月5日の撮影でちょうど1年前だ。塀で囲まれているものの、ホテルの外観は完成している。こうなるともうこの角度の写真はさほど面白くない。とはいえ、青いシートで覆われていた状態もいつも同じで、やはり面白くなかった。外見のみでは何事も面白くないということか。建物は内部がむしろ肝心で、このホテルも中を見なければならない。その写真は用意してあるが、ブログに載せるのはまだ先だ。一方、5月からはまた新しい大きな工事が始まり、目下それを撮影中で、駅前変化シリーズはまだ当分ネタが尽きない。それはそうと、新しく建った家が自治会内にぽつぽつとあり、先週はその中の1軒が自治会に加入したいと伝えて来た。その人に会って自治会のことを説明したが、その話の中で4月の日本経済新聞に、阪急嵐山駅前に何とかという名前の温泉つきホテルが出来るというニュースが載っていたことを教えてもらった。筆者は初耳で、ちょうど地元の地図を持っていたのでそれを広げてその場所がどこなのかを訊いたが、その人は知らないと言う。そういう場所ならそこそこの広さは必要だ。それは今のところ見当たらない。この新しいホテルに関しては去年ある人からは別の話を聞いたが、どこまで本当かわからないのでデマと思うことにした。それがまた似た話をこうして聞くとやはりそうかと思いな直す必要を感じるが、地元の自治会長にそういう話が全く伝わって来ないのに、新聞が紹介し、地元以外の人が知るとは、全く灯台の下は暗いのたとえそのもので、いかに田舎に住んで情報に閉ざされているかを感じる。その新住民は、ホテルは年内に出来ると語ったはずで、それはいくら何でもあり得ない。ということは、経済新聞はでたらめを書いたのか。それはないであろう。筆者が知らないだけで、話は水面下で進行中か。背後に山が迫り、すぐに桂川があるので、嵐山地区はごくごく狭い。もう住宅の建つ土地はほとんど残っていないが、住宅をまとめて潰してホテルを建てるというようなことに、今後は開発が進むのかもしれない。そうなっても筆者には関係がない。出来ることなら、ところどころにわずかに残る田畑をそのままに保存してもらい、夏は蛙の合唱を聴きたい。昨日は嵐山郵便局からの帰り、畑の隅にモンシロチョウが5匹集まっては離れるを繰り返していた。キャベツから羽化したばかりなのだろう。たまに羽を閉じて地面にじっとするが、すぐにまた飛び始め、仲間と戯れている。直径4、5メートル以上の範囲から出ない。とても幸福そうで、1分ほど立ち止まって観察した。筆者もその蝶に似たようなものかもしれない。その筆者を観察する人がないのがさびしいが、モンシロチョウは筆者が見つめていることを知らない。
by uuuzen | 2012-06-05 23:59 | ●駅前の変化
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