●嵐山駅前の変化、その205(ホテル)
夜でもしているのか、あるいは夜間勤務をしているのか、一昨日は深夜3時20分、昨夜は3時24分に無言電話がかかって来た。連休に同じ時間帯にかかって来てから4回目だ。



普段かた間違い電話はよくかかって来るので、それかと最初は思った。だが、どうもそうではない。一昨日は夢を見ている時に電話のベルで驚いて目覚めた。体に悪い。むくりと起き上がり、階段に置いている電話を暗闇の中、手探りで受話器を取った。7,8回鳴った後であった。3秒ほどの沈黙があってぷつりと切れた。布団に入って1時間ほど経った頃で、この電話のために30分ほど眠れなかった。昨夜はまた同じ時間帯にあるかと思っていた。そして1階で歯を磨き、2階に上がろうと部屋の電気を消して数秒したところで予感が的中して電話が鳴った。電話の真横に立っていたので、リーンが2回鳴った後に受話器を取った。その途端に切れた。すぐに出たのが相手は意外であったのかもしれない。それにしても部屋の電気を消して家全体を真っ暗にした拍子に電話が鳴ったことは、家の灯りが見えるところからかけているのだろうか。昨夜はそのように直感した。だが、こう書けば近隣住民の悪戯と疑って具合が悪い。深夜3時半頃は、通常の人ならぐっすり眠っている。筆者はその頃に床に入ることがままあるので、筆者のような生活をしている者か。昨日は迷惑電話をどう防ぐことが出来るか、ネットで調べた。わが家の電話はかかって来た電話の番号を表示することが出来るが、NTTに申し込む必要があることがわかった。月400円必要だ。また、迷惑電話と思える相手からの電話がつながらないようにしてもらえるサービスもある。これには2000円の工事費が必要で、月600円かかる。手続きが面倒で、もっと簡単な方法はないかと調べた。すると、初めて知ったが、かかって来た後、136をダイヤルすると、自動音声によって、かけて来た人物の電話番号を教えてくれる。1回当たり30円と安い。ただし、相手が非通知設定していたり、公衆電話からかけて来た場合はわからない。また、そういう時は無料だ。それを昨日の昼に知ったので、早速136を回した。つまり、深夜3時20分から昼まで電話がかかって来なかったからだ。それほどにわが家には電話はほとんどかかって来ない。それはさておき、136を回すと、相手が非通知でかけて来たことがわかった。用意周到だ。今日家内が職場で聞いて来たことには、非通知設定は電話をかける時に3桁のある数字を最初につけ加えることでも出来るそうだ。136のサービスといい、そうした非通知設定といい、初めて知った。何でも調べてみるものだ。
 去年だったか、無言電話を数万回かけ続けた女が逮捕されたニュースがあった。何とも暇なと思うが、それほどに執念深い人もいることを知っておいた方がいい。今日調べたところによれば、迷惑電話の8割は知り合いだ。これは人間関係のこじれ、あるいは一方的なストーカー行為が大半ということだ。連休以降の深夜3時過ぎの電話もおそらく話したことのある人物だろう。そこで思う。わが家の電話番号は、自治会長をするようになったこの3年少々、筆者が作る名簿によって自治会内の組長や各役員の合計40人ほどと、自治連合会の人々などこれも同じほどの数の人たちに毎年知られている。筆者はめったに名刺をわたさない。年に1回もない。もらうのはしょっちゅうで、謝りながら相手のものをもらう。連休からということは、今年の名簿を受け取った人かと考えてみる。だが、筆者を敵視する人はいないと思うし、いたとしても深夜3時過ぎの夜型はいないだろう。そこで困らせたいのは筆者ではなく家内か、あるいは息子か、そんなことも思ってみるが、さっぱりわからない。相手はそのさっぱりわからないであろうことをいいことに、睡眠不足と心理的な圧力をかけてやろうと思っているのだろうか。筆者は電話番号を電話帳には載せていないし、わが家の電話番号を知るにはやはり自治会の名簿が一番その可能性が大きいはずで、個人情報保護法をうるさく言う理由がわかる気がする。家内も睡眠不足になるので、今夜から電話に座布団をかぶせ、鳴るだけ鳴らせておこうと言う。だが、深夜であれば音は聞こえる。深夜3時まで灯りをつけているのはわが家くらいなものであるから、それが迷惑で悪戯してやれと思っている近隣住民がいるかもしれないと、また疑ってしまうが、そう思えば筆者に悪感情を抱き、たまに深夜に騒ぐ住民がいないでもない。だが、おそらくその人ではない。おめでたい筆者であるから、悪意ではなく、筆者の声を聞きたいためにかけて来るのかと思ってみたりもする。だが、深夜3時などにかけて来るはずがないし、無言で切ることもない。どういう理由で誰がかけて来るのか、癪に障る。筆者がそう感じることが相手の思うつぼだ。さすが今日は午後に少し寝不足を感じてうたた寝を10分ほどした。もう数時間するとまたその深夜3時半頃となる。迷惑電話がかかって来ないようなNTTのサービスを利用すれば問題解決のようだが、相手は今度は別の手で何か仕掛けて来るかもしれない。また、こうして書いていると、その相手はこの文章を読んで筆者が困っていることを喜び、さらに行為を活発化させるかもしれない。
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 無言電話の相手を想像するに、おそらく気の弱い人物か。これは前に書いたかどうか、20年ほど前に変な電話があった。家内が受話器を取ると、息を荒くしたハーハーという若い男の声が聞こえる。家内はその声で相手がすぐにわかった。新聞配達の若い男と言うのだ。20代前半の眼鏡をかけたおとなしい、目立たない男だ。家内は、新聞の遅配だったか何かの用事で、一、二度話したことがあった。猥褻電話は男が新聞配達をやめて2,3か月経った頃であった。かかって来たのは二、三度で、筆者は男の電話の声を聞く機会がなかった。「今度かかって来たら、チンポ噛んで死ね」と言ってやれと家内に冗談半分に言いながら、その男が何となく憐れであった。彼女がおらず、また金欠でもあって、性の吐け口がない。それに家内はその男より20歳ほど年上で、そんなおばさん相手に欲情している姿が、男の世間の狭さを物語っている。男は活力があるほどに性の欲求も多い。それは見方によれば哀しい姿だが、また別の見方をすれば、そうであるからこそ、人生を楽しく過ごすことも出来る。ただし、他人に迷惑をかけない範囲においてだ。これも前に書いたか、モーパッサンは女狂いで、娼婦たちからは「哀しい雄牛」と呼ばれていた。アクセル・ムンテの「サン・ミケーレ物語」にその話が出て来る。モーパッサンのそうした若い恋人のひとりが、20になる前の年齢で薬などで体を蝕まれて死に、その後モーパッサンは気が狂って病院で死ぬ。女狂いであったとしても、結婚していなかったのであるから、非難されることもなかったのではないか。話を戻して、筆者も家内も若くないので、猥褻目的の無言電話ではない。となれば、老人世帯を襲うつもりか。物騒なことだが、高齢化社会ではそういうことが増えるに決まっている。先ほどのTVニュースで、西京区大原野の郵便局で60歳の局長が若い男に襲われて200万円を奪われた。またこれは昨夜のネット・ニュースに、50代の女性が若い男からバッグを奪われたので、男の指に噛みつき、指を食いちぎったところ、男はバッグを捨てて逃げた。中には5000円が入っていた。情けない話で、5000円を奪おうとして指1本を失った。自分より弱い者を襲おうとするばちが当たった。もしもの時のことを考えて自衛しておくに越したことはないが、寝入っている時に家の中に侵入されると、10年ほど前か、大晦日の夜に起こった世田谷一家殺害事件のようなことになる可能性もある。そういう時にどう自衛出来るか。ところで、今気になって同事件を検索すると、実に興味深いサイトを見つけて、1時間ほどかけて全部読んだ。書かれていることすべてに賛成ではないが、犯行と犯人像の推理には舌を巻いた。著者は、犯人は被害者の顔見知りとしている。先に書いたように、迷惑電話の8割はそうであるから、わが家にかかって来る深夜3時過ぎの無言電話も筆者が知る人物である可能性が高い。今日のタイトルは「深夜3時の無言電話」としてもよかったが、「駅前の変化」のカテゴリーに投稿する。写真は去年5月13日の撮影で、青いシートが少し外されてホテルの屋根が見えている。このように無言電話をして来る人物の姿が見えればいいのだが。
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by uuuzen | 2012-05-11 23:59 | ●駅前の変化 | Comments(0)


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