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●嵐山駅前の変化、その191(ホテル)
定もさまざまだが、今日は土地鑑定士と話をした。2週間ほど前、所有する土地の境界を確認するために立ち会って話をしたが、今日は印鑑証明書を手わたした。



筆者所有の土地に隣接して大きな土地を持つ人が、その鑑定士を雇って境界を法的に確認したのだ。土地鑑定士と言えば弁護士よりも試験が難しいのではないだろうか。その鑑定士は高卒で、40歳前後だが、そんな質問をぶつけると、京都府下に300人、市内ではそのうちの200人がいるという。弁護士より数は少ない。ついでに疑問に思っていたことを訊ねると、思ってもみなかったことがわかった。そういう事実を知らない間は、勝手なことを考えがちだ。そういう態度を改めねばと思った。人はとかく邪推しがちだ。疑ってかかるのは時にはいいが、想像をはるかに超えた事実があったりする。そのため、少ない事実で全体を推し量るのはよくない。まことに事実は小説より奇なのだ。あまり想像を逞しくて、事実かどうかわからないことを他人に吹聴するのは慎まねばならない。今日質問したことのひとつに、昨夜書いたわが家の裏庭とその向こうの用水路との間にある幅1メートルほどの地道の所有についてのことがある。これがいったい誰のものなのかわからない。とても分厚い登記書のファイルを2冊も持参していたその鑑定士は、すぐに所定のところを開いてくれた。すると、その道の全部ではないが、20メートルほどの長さに、わが家の敷地の地番とは違う番号を振ってある。それが誰のものかは登記簿を確認する必要があるが、面倒なので筆者はまだ自分のそれを見ていない。鑑定士は、ひょっとすれば個人の所有ではなく、用水路を所有する京都市のものかもしれないと言う。この用水路がまたややこしい。全部が市のものではなく、部分的に個人所有のものもあるとのことだ。それに、河川敷に相当する地道も、個人や市が持っていて、細かく分断されている。細かく登記されているのは、それなりに歴史がある。それを多少聞いて認識を新たにした。ここでは詳しく書かないが、今まで疑問に思っていたことが全部氷解した。それは昭和20年代の話だ。それ以前のこととなるとまた話は別だが、広範囲に農地であったので、江戸時代からずっと同じ様相であった。それが昭和20年代に至って急に変化が訪れ、現在のようになった。つまり、土地鑑定士の話は、わが家が建つ以前の用水路など近隣の最終的状況だ。
 それはともかく、相変わらずわが家のすぐ裏の地道が誰の所有かはわからないが、筆者のものではないようだ。少なくても全部はそうではない。筆者のものであっても、数分の1の権利だろう。つまり、共同で所有している可能性がある。仮に全部が市の所有とすれば、そこは市が管理すべきで、筆者が勝手に立ち入ることは出来ない。なので、梅の木を植えるなどもってのほかだ。だが、市から仮に文句を言われると、筆者なりに抗議すべきことがある。それはこうだ。毎年梅雨前になると、用水路を利用する近くの農民が川底の藻や瓦礫をすくい上げ、それをその地道に積み上げる。そのまま放置されたものが20数年経って、嵩が増した。また、その川掃除の直後は藻の臭気で迷惑するが、市は知らん顔だ。そういうものかと筆者は長年思って来て、そのままにしていた。ところが去年1月か、そこにどこからか飛んで来た棕櫚の種子がいつの間にか発芽し、背丈2メートルほどになっていることに気づいた。それが裏庭から見ると、どうにも邪魔で景色が悪い。そのため、一旦引き抜いて別の場所に植えることにした。結局根づかなかったが、植え替える際に地面を掘り、瓦礫がどんどん出て来るのに驚いて、すっかりその清掃作業に従事することになった。つまり、市が本来やるべき作業を筆者がやった。そういうことを市は知らない。また、市ではなく他人の土地ならば、そこを瓦礫の積み上げ場所に長年利用するのは、筆者には迷惑な話だ。用水路の底からすくい上げたものは即座にどこかに運び去ってもらいたい。また、この地道は、下水管が敷設されるまでは、裏庭に浄化槽があって、その中のものを月に1回ほどバキューム・カーで汲み取りに来る業者が歩くために必要であったが、その必要がなくなってからは、誰も歩かないことになった。もちろん人が歩くことは出来るから、不審者がそこを歩いてわが家の裏庭に侵入することは簡単に出来る。その不用心を思うから、梅の木でも植えて人が歩きにくい状態を作りたいと思ったのだ。梅の木を植えたことを今日は土地鑑定士に言わなかったが、そのわずかな土地が筆者以外の所有であっても、何ら使い道がなく、いわば死んでいる。それもあって、梅でも植えて殺風景にならないようにするのはいいことであろうし、仮に文句が出ればすぐに抜いてほかに植えればよい。それと同時に、藻や瓦礫を積み上げずに、さっさとしかるべき場所に処分しろと抗議してやろう。わが家の裏にだけほとんどそれらが捨て置かれるのは、いつも雑草だらけでよほど荒れているからでもある。梅でも植えていつもきれいにしておけば、遠慮してほかに持って行くのではないか。さて、今日のホテル建設の写真は去年3月4日のもの。
●嵐山駅前の変化、その191(ホテル)_d0053294_0471853.jpg

by uuuzen | 2012-03-02 23:59 | ●駅前の変化
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