●嵐山駅前の変化、その186(ホテル、脇道)
生寺と吉田神社の双方に行く臨時の市バスがあることを今日知った。行き先の指示幕にそのふたつの場所が書かれているのは、見慣れないせいか、とても面白かった。



京都市も粋な計らいをするものだ。京都人ならわかるが、当然このバスは節分の時期だけに走っているので、めったに見られない行き先の表示だ。写真に撮っておけばよかったが、そのバスの後方を走るバスに乗っていて、またほんの1分ほどの間であったので、撮ったとしてもうまく映らなかったであろう。バスの中で、今日はどっちに行こうかと思い、ふたつとも行く気になった。だが、最初の用事を済まして両手に荷物がたくさん出来たので、遠方の吉田神社には行く気が失せた。さて、今日は家内の仕事が午後4時で終わるというので、4時半頃に四条河原町の高島屋で待ち合せをした。お互いケータイを持っていないので、昔のデートのように、いつ来るかとどちらかが待たねばならない。その時間はあまり嫌いではない。1階ホールで10分ほど立って待っていたところ、20メートルほど先のあちこちに置いてある椅子が空いたので、そこに座った。めったにそういうことはしないが、両手の重い荷物をどうにかしたかった。さらに10分待って家内はやって来た。待ちながら考えたのは、ケータイがあればどれだけ待てばいいかわかることであった。だが、それだけのことであるし、また待ち時間がわかるのは味気ないと思った。つまり、筆者にはケータイは不要だ。それはともかく、待つ間にさまざまな人を見かける。それがいい。座っていた筆者の眼前を、20代半ばのきれいなカップルがすれすれに通りがかった。彼より1歩前を歩いていた笑顔の彼女は、左手を後ろに振った拍子に、彼の股間をぽんぽんと叩き、そしてぐにゅっと握った。その様子を見てぎょっとした。彼女は死角になって誰にもわからないと思ったのだろう。それと同じ光景を以前街中で見かけたことがある。女性の方がエロい行為にはおおらかと言うべきか。男がやればいやらしくても、かなりの美人なら許せる気になる。ま、若いということはよろしい。その光景を家内に言うと、筆者の若い頃はもっと大胆でスケベエだったとか。はははは、若い頃はみなそうだ。
 高島屋に赴く前に2時間ほど図書館で調べものをした。時間を気にしながらのことで、2時間が10分に感じた。調べものを徹底してやれば、1日ではとても足りない。次に岡崎に行くのは16日だ。その日は自治連合会の研修会と称してあちこち見学し、そのひとつにみやこメッセがある。そこで1時間ほど見学するが、何度か見たことがあるので、筆者はその1時間は隣の図書館に行って調べもの続きをするつもりでいる。ただし、団体バスが予定より早く発車して次の目的地に向かうかもしれず、1時間も調べられないかもしれない。それに2時間が10分ほどに感じるのであれば、1時間は5分だ。その程度の時間をじたばたしても成果はしれている。となると、みんなと一緒に伝統産業の見学をした方がいいか。今日はマフラーをして出かけなかったので首周りが寒かったが、昨日までの極寒というほどではなかった。やはり節分だ。季節は正直に動いている。高島屋で落ち合った時、家内は筆者の荷物があまりに多いことに驚き、それで吉田神社に行けるのかと訊いた。筆者にはとっくにその気は失せていて、予定を変更して壬生寺に行くと言った。予定変更に家内は立腹し、ひとりで帰ると言い始めたが、そういう場合の口説きは筆者はうまい。すぐに家内は機嫌を戻す。壬生寺は四条大宮、つまり、四条河原町からすれば、わが家の方向だ。吉田神社は反対方向と言ってよい。家内は電車で、筆者はバスで大宮の待ち合せ場所に向かった。家内は定期を持っているし、筆者は市バスの1日乗車券を買っていたからだ。節分のためか、四条通りはとても込んでいて、河原町から大宮の2キロ少々を25分かけて走った。歩いた方が早い。二度目に落ち合った時、家内はあまりに長く待ったと言って膨れっ面をしていた。寒いのでなおさらだ。バスはすぐに来たのにこの時間だと説明した。筆者だけなら、四条大宮の次のバス停出降りると寺まですぐだが、大宮から家内と歩くのもいい。1年ぶりだなと言うと、家内は壬生寺の節分祭は2年ぶりと言う。まさか。2年前の節分はとてもよく覚えている。変な中年男女と四条大宮の中華料理店の王将の中で隣り合せになったのだ。
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 男は筆者と同世代か、60歳ほどに、女は40に見えた。どちらも背が高かった。男は赤の派手で安物のジャンパー、女の服装もよく覚えている。黒縁の眼鏡をかけ、青のジーンズに黒くて長いタイトなブーツ、そして上は黄ばんだ白のざっくりとしたセーターであった。スタイルはいいが、どこか鈍い感じがした。男は突然周囲に聞こえるほどの声で女を叱り始めた。女は泣くような素振りを見せていたが、悪びれた様子はなく、のらりくらりと弁解していた。結局何事もなかったかのようにふたりは立ち上がり、その10分ほど後に筆者らも出た。男と女は夫婦ではない。恋人同士という感じもあまりしなかったが、半同棲のような間柄であろうか。男は遊び人風で、今までまともな職業にあまり就いて来た様子はなかったが、女は店員を転々としている感じがした。筆者が王将で食べたのは、ギョーザ2人前と天津飯であった。これは京都に出て来た時から変わらない王将メニューだ。王将でまともなものはこのふたつしかない。食後、壬生寺まで歩いた。もう真っ暗であった。境内に入った途端、さきほどの男女がすぐ目の前にいた。男は屋台のおじさんに親しげに声をかけていた。ふたりはいちゃつきながら人ごみの中を歩いて行き、やがて見えなくなった。その男女のことを今日は落ち合った高島屋で家内に言うと、2年前のことと返した。そう言えば去年は2月4日の夕方に、京大西部講堂すぐ近くのバス停で待ち合せをし、吉田神社に向かうと、通りは真っ暗で祭りは終わっていた。昨日ネットで調べると、4日は午前中までが祭りだ。吉田神社には600ほどの屋台が出るという。壬生寺は数十か。そのわびしさもいい。今日は2年前とは違って、先に寺に参り、その後王将に行った。第1号店で、筆者は20歳頃から知っている。数人の客待ちをして案内された席は、2年前と同じ2階の隅から2番目、王将第1号店の看板が窓から見えるところであった。席はたくさんあるのに、いつも決まってそこに案内される。今日食べたのもギョーザ2人前と天津飯だ。これを死ぬまで後何回食べるだろうか。店の近くの四条大宮交差点で家内と別れた。筆者はバスを途中下車してトモイチとムーギョで両手いっぱいの買い物をした。家内と会った時に持っていた重い荷物は、電車で帰る家内に持って帰ってもらった。家内も両手いっぱいであったが、電車に乗りさえすれば、駅のホームを歩く歩数を含めても、家まで徒歩300歩ほどだ。それに対し、筆者はムーギョから早足で30分は歩かねばならない。そうそう、今日はカメラを持参し、壬生寺で写真をたくさん撮った。本当は今日載せるべきだが、カテゴリーが違う。今日の写真は去年2月18日の駅横の脇道と、ホテル建設現場だ。2月撮影の分を続けて載せ、その後に別のカテゴリーにまとめて書く予定でいる。
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by uuuzen | 2012-02-03 23:59 | ●駅前の変化 | Comments(0)


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